新作 アルバトロス DX フライト・インプレッション
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2008 04 20 兵庫の K中尉 殿から 新作アルバトロスの初飛行の写真とインプレをいただきました。
<メール>

 本日、風が弱まる夕方まで待って、アルバトロスとフォッカーDZの比較飛行をしました。
最初はフォッカーの飛行ですが、以前のインプレ通り、空冷星形エンジン機に比べて、高翼面加重のため機速は若干早いものの小型電動機にしてはかなりバランスの良いエレベーター、エルロン共に素直で若干の風でも飛ばしやすい機体です。
 次にアルバトロスですが、エレベーター方向はフォッカーより安定が良い感じでした。
しかし、前回のテストでは強風のためあまり気づかなかったのですが、1000mAリポでは前重で着陸時はかなりエレベーターで吊らなければならなかったので、500mAに換装したところ、CGはバッチリで、総重量も510gとなり、かなり飛ばしやすくなりました。

・・・ ノーズが長い分CG合せは有利だと思います。小さめの3Sリポが最適でしょう。

 しかし、フォッカーの旋回時の安定性に比べ、エルロンを切ったら切り込んで行く(内側に滑る)感じで、旋回時は、若干パワーを入れた方が良いみたいです。
 実機ではフォッカーの下翼には上反角がついているのに対し、アルバトロスの下翼はそれがないからでしょう。しかし師匠のはたぶんそれを意識してか、若干の上反角をつけて下さっているので、旋回速度だけ気を付ければ全く問題はありません。また、バッテリースペースが前後に余裕がありますので、CG調整はかなり楽でした。

・・・さすが鋭いご指摘、恐れ入ります。まさしくそのとおりです。

 機速については、モーターも違いますが、ヤカンモーターの性能が良いのか否かは分かりませんが、スロットルによって機速が変化するのがよく分かる機体です。やはり流線型の胴体とフォッカーに比べ薄翼で全面抵抗が少ないせいか、最高速度は速い気がします。
 安価なヤカンですがこのモーターはベストマッチです。ほぼ同スペックの両機ですが、性格はやはり違いますね。その違いを分かって操る楽しさを感じています。今一番のハマリは着陸で、今のところ一本背負はありません。残念ながら両機の飛行シーンはありませんが、(けど、どちらもパイロットを乗せてみました。)正月にクラブ員が撮ってくれたアンリオの画像も添付します。

・・・日本ではもう売られていないのかもしれませんが、この台湾の安物は値段とは比例しない力持ちタフネスなのです。この種の機体にはベストマッチだと思います。当地のサンデー・フライヤーが発泡完成機のスカイ・バン(もどき)に2000mAのリポをのせ全備重量600g軽くオーバー、当然単葉でかなりの翼面荷重。それでもロールまでこなせるのをみて自信を持った次第なのです。

 フォッカーのエルロンは、6gのサーボですが、素直でカチッとした効きですが、アルバトロスはなぜかしっくりこないので、サーボを9gに換装したのですが、全く同じでした。サーボがエルロンに負けているような気がします。サーボの差もあるのでしょうが、以前送って頂いたメール添付の初代アルバのように翼弦方向の長さを短くすれば良いような気がします。フォッカーのエルロンは、文句が付けられないくらい、効きは良く素直なんです。

 ・・・ 恐れ入りました。m(_~_)m まさしく仰せのとおり。エルロンのヒンジ・ラインを中央の切り欠きをクリヤする位置にしたため、エルロンの翼弦が広すぎるのです。2サーボ搭載なのですからヒンジラインの補助スパーを追加すべきだったのです。舵面積を考え幅もリブ1つ分短くしたのでますます翼端に近くなってしまい、上記のような結果になったのだと思います。
実機もそうですが薄翼でしかも翼端が斜めに広がっているので、上げ側(下げ舵)は多分翼端失速気味になっていると思われます。下げ側は効きすぎて上げ舵が強くなりすぎるのでしょう。やはりエルロンは細く長いのが正解ですね。 超ノンビリ、フワフワ飛行の古典機のようなダンビロでバタバタやって旋回というのはこの時代の機体ではもはや通用しなくなってますね。
現在製作中の2号機では早速貴重な戦訓を取り入れさせていただきます。 

いくら作ってもこれで満点というのは出来ないもので、作るたびに変わってしまう試行錯誤の連続です。いつの間にか戦時中の軍需工場みたいに、出来るそばから一刻も早く前線へ・・・とあせりと慢心がミスを生み出してしまいます。 今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願いいたします。
   < K中尉 殿 > / <Si San>   


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