中島 陸軍 四式戦闘機 「疾風」キ84 甲
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クラス:2st 32〜4st 48〜52 スケール エンジン:OS FS48S サイド・マウント 機体: とうとうドンムアン飛行仲間から製作依頼となり、趣味と実益(ボランティア?)を兼ねた第1作。 従来の1/8.5ではちょっと大き目なので1/9で作図、48にはぴったりのサイズ、重量となるはず。 目標値: 全幅:128p、全長:106p、機体重量:2.0s未満、翼面積:約28デシ、翼面過重:約70g /デシ |
胴、主翼共ほぼ実スケールで尾翼を少々面積拡大。 胴枠の製作は一般的なベニヤボックス構造+側板、上部構造とする。 まずベニヤで機体基準線でマウント部と防火壁、第3胴枠までを一帯の箱として製作。その後側板をはり後部胴体を仕上げる。こうするとまづ機体の芯が狂わず、なおかつ丈夫にできる。 尻上がりの疾風のイメージにするため、側板はサイドと台形斜め上の2分割、上部丸プランクに。 | ||
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3段組立ての胴 体 | ||
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主翼はテトラ方式のトラス入り、モノスパーで、翼厚のみテーパー比をかえて
翼端で少し厚くなるようにした。以前製作した隼のように実機に近い翼型でクセを出さないように、翼型は一般的な半対象とした。 | |
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エルロンは長いロッドでダイレクト、エレボン使用?の可能性から左右別々の2サーボに。 引き込み脚はサイズがコンパクトで使いやすい オール強化プラスチックのOKモデル製を使用。 |
カバーリングはモノコートのスカイグレイを下面に、グリーンを上面に。モノコートのみっともないグリーンでは納得いかないから、フィルム貼り完了後上面のみラッカー塗装、クリアウレタン吹きとした。 フィルムのたるみが出たときを心配したが、ドライヤーで収縮可能だし、ウレタンを吹いたら表面が硬化してたるみの心配はなさそうだ。 <マーキングは 内地防空部隊(緒戦より有名な47戦隊を選んだ)なのだが、ここは熱帯だから・・・> | ||
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お得意となったアルミお椀の板金カウルの製作には、エアインテークの段付きと開口部は難物だが丸1日を費やしてリアルに仕上がった。ちょっと鼻が長いのとカウルと胴との段付きが気になるが、単排気管をバルサスクラッチ(エナメル塗装)で貼り付けるとそれっぽくなった。全体のシルエットはまずまず84と言えるだろう。 ペット・キャノピーはテクが付いたか、すんなり製作。モールドに気と時間を使えば(今回はエポキシ・パテで全面をコーティング、滑らか仕上げ)なかなか見場がいいモノができる。相変わらず前後2分割、ホットドライバーの溶接?仕上げ、フレームはタミヤのPSを手書きで線引き。パイロット搭乗のため?ビス止めとした。カッティング次第で胴体との隙間もほとんどなくシーリングは無くても大丈夫、コックピット内もウレタン塗りなのです。 これでプロペラが4枚だったら・・・ | ||
フライト・インプレッションは後日、 飛行性能は過去の製作経験値からも絶対の自信アリだが、なにせ商品?ですから初飛行もオーナーの手で、自分の責任においてやってもらわねば・・・。 | ||
前作97戦同様、すぐれた実機は模型もすばらしい飛行を約束してくれる。毎回思いを込めた機体は人に渡すのがツライ。といってすべて自分の在庫とするには軍資金が乏しすぎるのです。 創ることの楽しみが小生の目的なので、これからも造って育てた我が愛機はより多くのパイロットに愛されてタイの空を舞ってくれることを望んでいます。 |