自作エンジン飛行機 展示場
1996年 バンコク移住に際し友人から「タイでは無線は軍が管理しているからラジコンはできない」と聞かされ、すべての愛機や機器を処分、泣く泣く庭先で燃料をかけられ燃えてゆくかつての愛機を眺め、終戦時の航空関係の方々の胸中に思いを馳せた。
来タイ後まもなく日本人向けミニコミ紙にラジコン仲間募集の記事を発見した時の、喜びと悲しみは今も忘れない。
..........2003年5月

バンコク移住後まだ不慣れな土地柄でショップすらわからず、ろくな材料もないまま手作りで自作機製作を開始。以来7年今日までラジコン機が生活から離れたことは無い。9年目を迎えてからはハイテクで進化した電動飛行機に熱中。
Mentor & Tomahawk
初回作 練習機 T34メンター
BKK第3作目 パイパー・トマホーク
 1997年製作。
Kawasaki Ki-61 HIEN Army Fighter Type3 陸軍三式戦  キー61「飛燕」一型

 1998年10月製作。 日の丸シリーズ?第1号機。初めて知り合ったタイ人の友人の手へ。
Nakajima Ki-43 HAYABUSA Army Fighter Type1 陸軍一式戦 キー43「隼」二型乙

 1998年12月製作。新規購入FS52搭載、引き込み脚仕様。
Mitsubishi A5M2b Type96 Naval Fighter 海軍 A5M2b  96艦戦 二型(後期) お粗末ながら旧作 復刻しました。
 1999年7月製作。友人から譲り受けたFS48搭載。 翼、機関、3回改造。
いつの日か電動スケールにも挑戦したものです。
 FIESELER Fi-156 STORCH Fieseler  Fi-156 STORCH

 1999年10月製作。FS26搭載、STOL?機。友人の製作依頼による。
Nakajima Ki-27 Army Fighter Type97 陸軍 97式 戦闘機 「キ27甲」 1/8.5 ?スケール

 2000年6月製作。FS52搭載、長年の思い入れ入魂の愛機誕生。
Nakajima Ki-84 HAYATE Army Fighter Type4 陸軍 4式 戦闘機「疾風」 1 / 9 スケール

 2001年 2月完成。Fs48搭載、初仕事?注文製作機。モノコート+ラッカー/ウレタン塗装仕上げ。
Savoia-Marchetti S62 サヴォイア・マルケッティ S62 爆撃飛行艇

 2002年正月進水、進空。 FS52搭載、只一度飛行の気まぐれ作?
Rumpler TAUBE ルンプラー・タウベ お遊びスケール

 2002年8月。OS15搭載、気晴らし作=電動機へのとっかかり。

「飛んでりゃスケール」シリーズ 展示場

誰でも 気軽に(安心)手軽に(安価)軽々と(安全)
リラックスして飛行を楽しめる 機体を求めて
2002年から その理想が 電動飛行機に進化・・・バンコク ラジコン 9年目に・・・・・・

MUSASINO SKYLIGHT
復活スカイライト
(キャノピー部変形)
往年の名機 ムサシノ模型飛行機研究所「スカイライト号」との出会いが、
思いを新たに初心に返って模型飛行機の原点を見直させてくれた。

初心者でも安心して頼れる機体=充分な自立安定とバランスをもった機体
+そして誰もが最初はあこがれる飛行機っぽいスタイル・・・スケール感。
そんな素朴な(素人っぽい)欲求に応えてくれた「スカイライト」をベースに、
欲張った(セコい?) 飛んでりゃスケール が生まれた。
Skylight + Flap Skylight + Flap
***フラップ・スカイライト(オリジナル・デザイン)***
「ムサシノ飛行大会」で惜しくも愛機「バンコク1号」を大破してしまった生駒氏の希望で、フラップ装備のスカイライトをオリジナルデザインのまま復活。

「スカイライト」から「飛んでりゃスケール」へ
AT6 O-TEXSAN?
← 初代 「オ・テキサン」 胴体改造のみ
Ki-43 HAYABUSA

本調子 第2弾 「ハヤブサ」 テーパー翼に →
ここからPETボトル成型が始まった

「飛んでりゃスケール」が「FLYING SCALE TRAINER」としてシリーズ拡大
#3 メッサーシュミットBf109e #4 コルセア F4U−D #5 カーチス P40E #6 フォッケウルフ Fw190A
「FLYING SCALE TRAINER」始末記  2001年3月 ドンムアンRCフェスティバル会場にて

勢揃いしたFLYING SCALE TRAINER

ブース前で、模型店のオーナーMr.POM
ブースの奥は・・・マオ、マオ、マオレーオ

突貫作業現場と化した我が家の居間

神 氏の手でコルセアがというところで恨みの雨が・・・
この日デモが成功してたら・・・逃がした魚はデカかった
ドンムアンRC飛行場のメンバーから声をかけられ安請け合いしたのが苦労の始まり。
ブース出展となり急遽製作した「飛んでりゃスケール・ハイグレード版」、たった2週間で3機のモデルを製作するというとんでもない事態に追い込まれた。しかしそこはホビー、好きなものなら飯ぬき徹夜もなんのその。
最早手慣れた「飛んでりゃスケール」シリーズ、フリーハンドで3日で書き上げた図面を元に突貫作業の開始。ウケをねらったコルセアがドッコイ曲者で逆ガルの翼はなんてこたない3機分作るのと同じくらい手間取った。時間ギリギリで前日明け方に最終フォッケのカバーリングが終わり、半ボケ状態で参上、展示しおわったらグロッキー状態。
本来外国人が物売りしたら不法就労になってしまうから、ドリンク・サービスのサロン風に(実際は昼間から酔っ払い状態、お祭りだからマいいか)展示機体はサンプルで希望者には受注製作するという逃げをもたせて参加。
読みふるした「傑作機」シリーズ等の本や、引越しの際老後の楽しみにと持ち込んだプラモデルをならべて展示即売。1冊100バーツ(300円程)均一でならべた書物はほぼ完売、実際タイでは詳細なディーテールや、構造、図面のはいった資料がほとんど無いので、マニアは夢中。タイ航空のパイロットのデューク氏は一人占めして20冊以上買い占める始末。
しかし肝心の自慢作「フライング・スケール・トレーナー」はとうとう注文無し。トレーナーなら安物でいいし、スケールなら超豪華にと、タイでは中庸は通じない。初心者でもいきなり46クラスでカッ飛ぶんだから、25サイズでのんびりスケールを楽しんで癒し系のフライトをという小生のコンセプトは受け入れられる状態ではなかった。金持ちでも安物買いしたがるタイの相場を知らず高値をつけてしまった。思い上がりを反省!激しい日常生活から脱して休日はリクリエーションをという考えは日本人だけのもので、仕事は仕事、遊びには熱中するタイ人気質がよく理解できた。

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