New Park Scale 2008
   Sopwith PUP
 ソッピース・パップ   1/15  
もう 3年前、ほとんどスケール 1/12でGWS350/ニッカドから始まった
ソッピース・パップ。 以来 幾度も改修を加え、色も変わり、熟成した一機。

シンプルなデザイン、作りやすさ、余裕の翼面積、どれも電動機製作にはモッテコイの機体。

手軽に、そこら辺の空き地でもポイと飛ばせる小型のスケール機を求め、試行錯誤してきた。
そしてやっとたどりついた1/15ミニ・サイズ
執念の お手軽”お遊び戦闘機” が完成しました。
New Type 1/15

New 1/15 Early 1/13
機 体 バルサ・Lアングル 角胴 ニュー・クリヤ・フィルム張り
全 長 400 mm 475 mm
全 巾 上下翼 550 mm 上下翼 640 mm
翼面積 11.3 dcu 14.5 dcu
機体重量 135 g 185 g
全備重量 225 〜 245 g 330 〜 370 g
翼面加重 (約19.9 - 21.7 g)/dcu (約22.7 - 25.5 g)/dcu
モーター MOTROFLY 2205
(+ペ=36g)
300XT
(+ペ=48g)
LiPo 2/3S 450〜mA
 (25〜45 g)
2/3S 700〜1300 mA
 (45〜85 g)
R C A R SX2(35 g)
3 ch エルロン仕様
A R SX2(50 g)
3 ch ラダー仕様
↓ 旧 Early Type 1/13

2008 05 15  3号機は HG(ハイ・グレード)タイプに ・・・ 神奈川 Snowman さま
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2008 02 25  2号機はPET成型カウルで   ・・・・・・ 横浜 R.S.さま
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2008 01 20  1号機 新2205搭載 で  ・・・・・・ 大阪 M.N.さま
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A 2008 05 17  PUP 1/15 #3 ハイ・グレード 完成 
カウル内にエンジンの写真をステッカー紙にプリントアウトしてサンドイッチ。モーターに合わせて穴あけすればOK
  ・・・PUPは ル・ローン9C 80HP なのでプッシュロッド、吸気管が前面にあるのだが、
    写真は9J 110HP ニューポール17用の流用なのです・・・
上翼中央の切り欠きは初期にルイス機銃(斜め銃!)装備のための穴だったらしい。ヴィッカース機銃装備になってからはこの部分の羽布切り取りはしてないようだ。でも戦線では上方視界のためにもっと幅広く切り取っているのもある。
ちなみに英空軍博物館のレストア機はふさがってる。でも後のキャメルでも同じように切り抜いた機体も見られる。
 ・・・いずれにせよもう一世紀も昔のお話、堅いこと抜きでムードを楽しみましょう。・・・それがスケール機の楽しみ

高級仕様はやっぱり贅肉つきになってしまった。せっかく最軽量メカを揃えたのに・・・過ぎたるは。。。ゴメンm(_~_)m
・・・胴体後部、サイドのプランク=滑らかにきれいな曲線→ 1mmバルサでも絶対重量は加算になる。
・・・中央支柱のビス止め=シッカリ固定、見た目も美しく→ カーボンパイプ+ワイヤ、ビス、補強の2mmベニヤ。
・・・下翼ビス止め=シッカリ固定、見た目スッキリ→ サーボ用の2mmタッピングでも固定用のベニヤは必要。

 スケール感を盛り上げること=美しい外観 でも 重量は増加=飛行性能は低下 こんなイタチゴッコばっかし。。。
  機体完成重量 158gになってしまった。 が、超小型軽量メカはぜんぶで63gくらい。となると全備で220g+
   やはり最新のテクノロジーは飛行をより簡単にする。これなら翼面荷重20g/デシを切れる!!!
    (3S450mA〜2S800mAくらいまで搭載できるから、過荷重でも23g/デシくらいで収まる)


@ 2008 05 15  PUP 1/15 #3 すべてを上級と同様以上に、でも軽く! 
狭い空域でユッタリと小回り、低速も利く小型スケールを・・・という状況にはパーク・スケールを
 というご依頼から、Ni17開発当初からのご信頼にお答えして、パーク・スケールでも上級機同様の高級感を。。。
55X40センチという小型機でほとんどスケール以上の造りをしたら重くなるのは必定。どこまで軽くできるか。
胴体後部、サイドも1mmバルサ プランクで。 支柱もビス止めでシッカリ、スッキリ
 となれば素材を徹底的に吟味して、ソフト、ハードのバルサを適材適所に使い分けて、
 すべての部材を贅肉落としして徹底的に減量に努力。あえて堀越流バカ穴も。。。
・・・はたして 奮闘努力にもかかわらず絶対的にふえた材料は減らしようがない。 生地完成で前作完成機状態とほぼ同等の130gになってしまった。結局カバーリングの分だけ重くなる。。。 しかしこれだけの装備と引き換えなら20gはさしたる負荷にはならないはず。
アンプ組み込みの軽量モーター、4gクラスの超マイクロ・サーボ、小型受信機・・・使用されるメカも超軽量なので、
CGの再検討が必要。サーボは防火壁うらの胴体最前部に、受信機はカウル内のモーターサイドに、可能な限りノーズに集結。
作りなれたヴィッカース機銃もリアルにリファイン、もうディーテールは「ほとんどスケール」以上のこだわり。
これだけやっても高級小型軽量メカのおかげで全備重量は前作同等 となれば翼面荷重は20g/デシそこそこ。
まだまだ余裕綽々、軽快な飛びは期待できそうだ。

A 2008 02 25  PUP 1/15 #2 完成 
二周りくらい小さいさいだけで、もうほとんど上級1/12と変わらない。あえてこだわるゴム止め主翼が唯一の相違点。
これくらい小型化するとほんの少しのベニヤ、ビスでも目方喰いのもと。小さい機体だからこそ軽量化にはこだわらねば。
これなら羽をはずして手提げ袋で持ち運びだって出来る。 ポトン、コケても主翼がボッキリなんてことはない。

@ 2008 02 18  特注 PUP1/15 PETカウルでリファイン 
どうしても尻重になりがちな鼻ペチャ空冷エンジン機。
充分すぎる翼面積なので多少の重量増加は問題なし。ということで
受注2号機はカウルをPET成型に変更。
カウル内部のモーターサイドにアンプを搭載。
モーターも高回転型(1800KV)小径7’ペラに変更。
脚取り付け部も防火壁前側カウル内モーター下部に移動。
せまいバッテリー室に少しでも余裕を持たせて。。。

結果オーライ 機体メカ装備で210g 約10g増で収まった。

C 2008 01 20   理想的新モーター2205 搭載 
バルサのカウルは胴体先端防火壁前に接着一体。
このモーターなら面倒な細工は無用。アルミのバックマウントを、スラストをつけたベースを貼った防火壁に直ネジ止めでOK。
バックマウントの寸法も小さいので、カウルの前からそのままモーターが取り付けられるから申し分なし。

鼻ペチャなWWTの空冷エンジン機でも、
小型軽量の機体なので 軽量なBL+小さいリポでさえ
充分バランスが取れて、スタイルもリアルに再現。

小さい、軽いということは 実にイイことだ! 
過去から散々苦労したバランス取りも見事解決。

 ・・・ コレにて一件落着!


B 2007 12 31  カバーリングして 機体完成 
極薄軽量 クリヤ・フィルム裏面塗装の効果絶大、完成重量は135g
小さいくなればすべて軽くなる? 全機体カバーリングわずか19g!!!

翼面荷重は20g/デシそこそこと過去最高の軽量仕上げ達成。

A 2007 12 27  生地完成 
小さいぞ〜 軽い〜 生地完成で116g! 1/15MOTHより一回り小さい(当然か。。。)サイズ
カバーリングで完成へ ↑ 上に追加

@ 2007 12 25 新パーク 3番目は おなじみ PUP 
翼巾55センチ、この大きさでは1.5バルサのリブはやたら厚く見える。
エルロンはLクランクロッドダイレクト方式。(ゴム止めだから 下面外だしダイレクトリンクは出来ないのだ!)
サーボとのリンケージはピアノ線ロッド前後の中間でチューブに通して位置決め、瞬間接着。
従来の一枚板エルロンはやめて贅肉落とし。
 モーター搭載もカウル一体の新方式のはずだったんだけど・・・ 
バック・マウントをベニヤで製作、バルサのスラスト付き。 防火壁へ直にビス止め。
アブロ同様カウルもマウントベースと一体にしようと思ったが、ベニヤ一枚分余分になる。
そこでカウルはバルサで防火壁へ接着作りつけに。 だって前からモーターがスッポリ入れられるから。 
(これなら飛ばして・堕ちて・ゴッツンして・カウルを壊しても、PET成形カウルに変更も出来るし。。。)
 ・・・なんてことは心配なさそう。これだけ軽けりゃちょっとやそっとじゃ壊れまい!
いよいよ組立完了だぁ〜 ↑ 上に追加

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