Park Scale 2009
ミニ飛行艇 ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/16? 

ご存知名作「紅の豚」のジーナの飛行艇を製作、
こうなるともう四の五の言わず、ヒーロー ポルコの紅の豚を・・・

やるとなったら 思い入れもあってそういい加減にはしたくない。
しかしスクリーン上の架空の艇、そのまんまではまずまともには飛びそうもない。
あくまで空想スケール・モデル、どこまでイメージをキープして飛行性能を保てるか?

次から次へと難問続出 試行錯誤の苦闘の連続
 おためし発泡機〜失敗1/15〜お遊び1/16〜究極1/16
  そして このコヤシが立派な大型機まで発展させた。

徹底追求 お遊び飛行艇 紅の豚
 ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/16(トライアル#4/2)
中途半端はろくでなし、徹底追求というならとことんやらねば
一応成功した試製160(トライアル4号機)ではあったが、
視点を変えればまだまだ無駄ばかり。
翼はそのまま流用として、艇を作り替え。
シルエットだけなら厚みなど最小限でイイ!虚飾は断つ!
思い切って30mm巾の薄箱で作りなおし。努力は報われた!当初の目標に近い機体完成108g!
4g超マイクロサーボ、超小型受信機も取り入れて、2S450mA(25g)搭載で全備重量195g。
自己最小最軽量のお遊び機が完成した。
↑ トライアル#4 160艇
VS
↓ 徹底追求 #4/2 162艇
艇巾は30mmに、支柱も2mmでOK、サイド・シルエット、丸まったノーズ、見た目も向上
これだけやってもダイエットはほんの10g、むなしさを感じつつも完成時の重量軽減で報われた。
4g超マイクロサーボは操縦席に埋め込み、ロッドも短小化。工作はピンセット物、自分の指が太すぎるのがウラメシイ!
主翼はそのままだけど全備で200gを切り、翼面荷重は27gデシ以下に!
ダイエットの効果絶大!こんなに薄ッペタイ艇でも見事に浮んだ。
抵抗はかなり低減しているから離水もOKか? 

お遊び飛行艇 紅の豚 ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/16(トライアル#4)
徹底軽量化=とことん簡素化した
サイド・シルエットタイプ箱型ボディー。
割り切った甲斐があってまさに箱舟、
計画通り機体重量115gで完成。
2204、2S450mAで全装備215g
翼面荷重は30g/デシ以下に。
 まづは目標達成!

艇内は余裕のスペース。
ハッチは枠だけ付けた1mmバルサ一枚板
翼もマウントも支柱は3mmカーボンパイプ
これ以上簡単にはしようがないほど・・・
まさに「飛んでりゃスケール」の復活。
空中でこれくらいの大きさに見えてりゃ
なんとかシルエットだけはイメージどおり
水平尾翼の「だましヒンジライン」もうまくいった。
お遊び飛行艇としてはまあまあなカッコでしょ。。。
EPPに2mmカーボンパイプつっとした翼端フロート。もちろん差し込み式で高さ調整OK。
四角い平底艇だからほとんど傾かない。滑水も着水もまったく問題なし。
実は最初両面テープ貼り付けのフロートで試したのだけれど、ポイ投げポチャンですぐ取れてしまった。
多少の重量増加もやむなしと主翼リブを小改修して刺し込み式に変更。
7g追加でも見た目も取り付けもバッチリ向上。
あとは発泡でダミーエンジンカバー作って貼り付けてやれば・・・またまたオマケの虫が。。。
馬子にも衣装! ちょっと色気をつけてやるだけでこんなベッピン?に・・・

おためし艇 トライアル#2 トライアル#4
 主翼 バルサ・フィルム張り
 艇体 発泡モナカ テープ貼り バルサモノコック クリヤフィルム張り バルサBOX クリヤフィルム張り
 全長 480 mm 535 mm 485 mm
 全巾 660 mm 820 mm 660 mm
 翼面積 7.25 dcu 8.4→ 9.7 dcu 7.25 dcu
 機体重量 82 g 186 g 115 g
 全備重量 155 g 〜 320g 〜 220 g
 翼面加重 (約 21 g)/dcu (約 33 g)/dcu (約 30 g)/dcu
 2204 クラス (+ペラ=(28) g)
 LiPo 2S 450 mA (25 g)
 A R SX2=RCメカ (43 g)
 2 ch エルロン仕様
 2205 クラス (+ペラ=(38) g)
 LiPo 2/3S 450〜800 mA
   (25〜45 g)
 A R SX3=RCメカ (約50 g)
 4 ch エルロン・ラダー仕様
 2204 クラス (+ペラ=(28) g)
 LiPo 2/3S 450〜800 mA
   (25〜45 g)
 A R SX3=RCメカ (約50 g)
 4 ch エルロン・ラダー仕様

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