NEW Park Scale 2009
  AERONCA C 3 1/12 Scale

  エアロンカ C3 1/12 最小にして最高の装備「まんまスケール」!

電動飛行機を始めた2004年 最初に手をつけたのが エアロンカ
30年位前の名作 FUTABAの049 2CHラダー機をモデルにして・・・
それから改修を重ね作り続け、2007年最終的にヤカンBL装備の
「ほとんどスケール」に進化した。

以後2年の時は流れ、モーターも、バッテリーも RCメカも
全てが新世代に進化した。

今再びリクエストにお答えして、5年のノウハウを結集し
最新の小型フル装備モデルにチャレンジ!


2年のブランクのあと
最新の小型1/12スケール
小さくなっても中身は最高級
「まんまスケール」!!!
←新  1/12  旧 約1/10→
主翼 バルサ・フィルム張り バルサ・フィルム張り
胴体 バルサ・フィルム張り バルサ・フィルム張り
全長 515 mm 600 mm
全巾 930 mm 1160 mm
翼面積 9.9 dcu 15.1 dcu
機体重量 150 183 g 225 g
全備重量 250-270 280〜 g 388 g〜
翼面荷重 25-27 29〜 g/dcu 約 25.7 g/dcu
モーター 2205 UNION280〜ヤカンBL
リポ 2/3S 400-800 mA 2/3S -1000+ mA
RCメカ Al. Ev. Rd. Sp. 4ch
エルロン仕様
Ev. Rd. Sp. 3ch
ラダー仕様

2004年から作り続けてきた
400クラス機(約1/10)
最終はヤカンBL仕様に
AERONCAヒストリー 

2009 03 29 最新のノウハウを凝縮して エアロンカ C3 復活
全面的見直しと正確なスケールで新規作図、装備も大型機とまったく変わらない2サーボ翼端エルロン仕様に。
小さくなっても基本骨格・組み立て方法はほぼ踏襲。でも実機図面と首っ引きで胴体カーブも再現。
旧作ではストレート・テーパーだった胴体も、実機と同じふっくらしたカーブの胴体に
胴体後部の底板、側板は省略、徹底軽量化。でも尾橇は1mmピアノ線でラダー連動に。
手馴れた手法「貼り付け方式」だから胴体は平板上でまったく狂いなく完成
ノーズのモノコック部分はほぼ旧作同様のパッチワーク! 1mm厚までしっかりサンディング。
ベニヤ積層の差し込み式脚はやめて、シンプルな1本モノ脚をPET包みで2mmベニヤ部分貼り重ね補強の底板にビス止めに。
主翼取り付け台は2mmベニヤ+エポキシで、グラス布貼り付けでガッチリ。
PETのウィンド・シールドも同手法。両サイドを柱に引っ掛けてパックンチョのワンタッチ。カウルもノーズのモーター部分のみ。
翼弦110mm翼厚14mmの小さな翼でも、5g超マイクロサーボならスッポリおさまる。 大型クラスのベニヤハッチは省略して、リブ間に取り付け台を作りつけ、両面テープでハメ込み貼り付け。最終的にフィルム貼り重ねで下面をカバーする。
コードは延長、ガイドの紙筒は瞬間でリブ穴補強も兼用。大型機とまったく同じ手法でもまんま小さく軽くなっている。
エルロンは1.5mmバルサにバカ穴を目いっぱい。でもリブを増やして強度はバッチリ確保。
主翼はWスパーに1mmバルサハーフ・プランクで強度剛性十二分 でも確実に軽い!
平面型、前面 もう「まんまスケール」でリアルに再現。鼻っ先がモーター直径ギリギリでもちょっと膨らんでいるのが唯一ツライところ。。。

いかに小さくなったとはいえ、ここまで手を入れても機体生地完成130g、5年の歳月はけして無駄には過ぎていなかった。
毎回新作を作るたびに、旧作を振り返ると空しさと恥ずかしさが・・・ 年々歳々機相似 歳々年々腕不同 過去を振り返らずひたすら前を見て・・・

2009 04 09 メカ搭載、カバーリングとアクセサリーで完成
最小の1/12サイズなのに装備は過去最高のフル装備。こだわりが祟って
機体完成は183gとやっぱりちょっと予定オーバー。。。メカ全装備で262g
450mAくらいの小さいリポで280g+、800mAくらいの余裕を持たせても300g+
胴体のカーブもリアルに、小さな尾橇もちゃんとラダー連動です。
翼中央に貼ったクロームフィルムは実機の天窓の感じをうまいこと再現できた。
お決まりの輪ゴム+被子チューブのダミー脚ステーも付けて短足アンヨもリアルに。
小さい機体だから6gマイクロ・サーボを埋め込むのがやっと。ちょっとはみ出してしまうのはヤムナシ。。。
スケール重視からペラアダプターを使いたいので、WAYPOINTの2205を採用。前後寸法はピッタリだけど
やはり直径が大きいからノーズが膨らんでしまう。軸線が少し下がってしまうのが辛いところ。
翼端エルロンとなれば欲が出て、主翼上下の張線もテグスで再現。
5gマイクロ・サーボを翼に埋め込んで、リンケージをつないだら下面はフィルム貼り付けでカバー
リンケージは0.8mmピアノ線V曲げなので、ニュートラルは外からラジペンで調整できる。
結果的に2サーボのエルロン仕様にした分、サーボや延長コードなどで30g以上重量増加。
従来の3CHラダー機なら軽く目標達成のふんわかユッタリ飛行に出来るのだが、やはり
エルロンつきのシャープな飛行は魅力的。是又好也としましょう。

パーク・スケール インデックス へ戻る