R.A.F. SE5a  R.A.F. SE5a 1/10


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 胴体/主翼 
      バルサ・Lアングル角胴/
      バルサリブ+フィルム張り 
 全長:625 o、全巾:820 o
 翼面積:22.8 dcu、
 全備重量:(〜750) g
 機体重量:生地400g 機完455g メカ積640g
 翼面加重:約33.0 g /dcu

 FSD2835-08 + ペラ9X5(83g)
 リポ 3セル1300mAまで (約 〜110g)
 9gマイクロサーボX4、30Aアンプ、レシーバー
  =RCメカ(約85 g)搭載
 4ch エルロン仕様(翼端上下連動 薄型2サーボ)

 製作 組み立ての詳細は「工房日誌 R.A.F. SE5a 1/10でジックリどうぞ。

 2022年 9月 1/10 SE5a 3号機 ・・・・・(埼玉)K.T.さま NEW  

 2020年11月 1/10 SE5a 2号機 ・・・・・(埼玉)K.T.さま

 2011年12月 1/10 SE5a 初号機  + (WWT 各機諸元一覧)

    
2022. 9.24 R.A.F. SE5a 1/10サイズ 第3号機(2号機代替え?)完成
 やっぱり古典機、今回は派手な塗色の<エデュアルド 1/48 ウィークエンドエディション>
もう駄目だ。
蛇の目が丸くならない。
フィルムが綺麗に貼れない。
水平、垂直が眼けんとうでよめない。
そろそろ年貢の納め時がきたようだ。。。

もう英国=蛇の目はこれにて打ち止め。

2020 11 10 R.A.F. SE5a 1/10サイズ 改良 第2号機 完成
 久しぶりの古典機 やっぱりWWT期のヒコーキの人間くささ、アナログさが魅力だ。
 今回はシンプルさを生かして軽量仕上げに留意した。以前拘っていた胴体上面ハッチ式は止めて
 胴体下面のシンプルなハッチでより簡易構造に徹した。
 見た目より実用性・操作性を向上。そこに経験値の積み重ねが生かされているのだ。
いつも悩みの種は「蛇の目」
フィルム切抜き重ね貼りでは
ラウンデルの大きさ、真円度がなかなか揃わない。
重ね貼りの最大の難点は、フィルムの種類、ヒート温度
収縮度がみな異なる。気泡の始末が大変なことに・・・

脚も胴枠下にベニヤのスリットを設けてしっかりかつスマートに固定
今回、翼面積も十分で翼面荷重も極めて低いので、翼厚をより実機っぽく薄翼にした。
タイヤも既製品の軽い丈夫な物を使い、下面ハッチもベニヤで丈夫に、ノーズのラジエターもベニヤ製で
シャッター・ルーバーも隙間を持たせてモーター、バッテリー、アンプ等の冷却効率も配慮。

2011 12 07 R.A.F. SE5a 1/10サイズ 新設計2217クラス 第1号機 完成
 ほとんど1/10フル・スケールサイズ
 前作キャメルやパップと同様で、RC機としてアレンジ個所は、エルロン巾を内側リブまで少し拡大、
 尾橇はラダー直結連動でタキシを完全に、
 翼型及び翼厚(フラットボトム12%厚)はRC機定番に。
 水平尾翼は実機同様迎え角+1度、実機フォルムをほぼ忠実に再現。
 コダワリのディーテールのオマケつき。。。
 フィルムは強度接着度とも信頼のモノコート(上:オリーブドラブ、下:クリーム)を使用。
 色合いは実機とは違うが、完成イメージはかなりそれらしいイイ雰囲気に仕上がった。
脚は2mmと1.4mmピアノ線で△に強化。取り付けは補強ベニヤの床面に3mmナベタッピングで。
大型化した分ディーテールにはこだわって・・・
操縦席の独特な半円形の棚?も再現。操縦桿、ヴィッカース機銃コッキングレバー、照準機それに固定される
上翼のルイス機銃のレール、風防。。。 機銃弾装填ハッチなどもフィルムラインで再現。
排気管出口も実機同様に、▲排気口を再現。
ウ−ズレー・バイパー200HP まるごとハッチでオープン
水冷エンジンならこその長い鼻=広いバッテリー&メカスペース。1500mA3S縦積みでも余裕綽々。
この長鼻こそ最大のメリット。バッテリーやメカをノーズに積むだけでCGバランスはいとも簡単にキマル!
1500mA3S(115g)を乗せただけでほぼ水平、ということは、パップやキャメル、Ni17等といった空冷鼻ペチャのようにバランス取りに大量のウェイトを積み込む必要がない=即ち=全備重量はそのまま飛行重量ということで、翼面荷重など飛行性能にとってかなりのメリットになるのだ!
 (下記諸元比較だけでも実感できます)

なぜSE5aが名機といわれるのか?
フランス製イスパノスイッザの高性能に魅せられて、急遽設計量産始めたが、初期型はエンジントラブル続出で
前線では故障続出で稼働率は極めて低く大不評。英国製ウズレー・バイパーに換装されてやっと、パワーと頑丈さ、
使いやすさと信頼性で戦闘機本来の本領発揮。
いかにも英国らしい、しかも空軍直々の設計でゴツイ無骨なデザインは、時代の先端を行くドイツ戦闘機と比べると
いかにも不細工で斬新さはかけらもない。しかしオーソドックスこそ大英帝国の基本?
ぶった切りのラジエター、大戦末期になってもいまだに木製フレームだし、同僚のキャメルなどはすでに装備されているのに
2連装ではなく翼上機銃など見るからに時代遅れ。もうその頃には撃ち上げるべき飛行船などいないのに・・・
軍やお役人の仕事が遅いのはどこも同じ。設計時点から実用次期まで時間がかかり過ぎといえる。とはいえ!
戦争の武器は頑丈さと信頼性が要。シンプルでオーソドックスで量産しやすい、素直で癖がなく新兵でも使える。
これこそSE5aの名を高めた真髄なのだ。WWUのグラマン艦上機などもまさに同様といえる。
「頑丈な実用機一機は、使えない傑作機百機に勝る?」東郷流にいうとこんなことになってしまう・・・
 信頼性+高性能+大量生産=勝利の条件 最先端でも性能を発揮できない未熟の少数機=敗北必至


そんなSE5だから模型でも製作しやすく、ARF工場でも量産しやすく、世にSE5のモデルは数多輩出されている。
それだからこそなおさら製作マニアとしてはついついコダワリに執着してディーテールにはまってしまう。
 でも そうでなければタヌキ(他抜)じゃないでしょ!? 入魂の一機・・・やっぱり俺も東郷的日本人なだぁ。。。

1/10 WWTシリーズ  諸元比較  飛行過荷重(バランス・ウェイト込み)
諸 元 全巾 全長 翼面積 生地完成重量 機体完成重量 メカ積重量 全備重量 翼面荷重(全備)
SE5a
新1/10(2217)
820 mm 625 mm 22.8 dcu 380 g 450 g 590 g 705g
( 3S1500mA =115g)
30.9g/dcu
(ウェイト=不要)
パップ
新1/10(2217)
810 mm 575 mm 24.0 dcu 365 g 445 g 590〜 g 675/705 g
800 g
28〜29.4g/dcu
33.3 /dcu
キャメル
新1/10(2217)
850 mm 560 mm 22.0 dcu 360 g 430 g 575 〜 g 660/690 g
+? g
30〜31.3g/dcu
+? g/dcu
Ni17
1/10(2212〜)
830 mm 590 mm 18.0 dcu 290 g 345 g 470 〜 g 560〜 g
600 g
31.1 g/dcu
33.3 g/dcu
Dr.1
1/10(2212〜)
720 mm 570 mm 19.0 dcu 296 g 345 g 500 〜 g 590〜 g
670 g
30.8 g/dcu
35.2 g/dcu
DH82a
1/10(2217)
900 mm 730 mm 24.9 dcu 395 g 495 g 640 〜 g 760〜 g
790 g
30.5 g/dcu
31.7 g/dcu
Jenny
1/10(2217)
1330 mm 820 mm 36.6 dcu 460 g 575 g 725 〜 g 845 g
895 g
23.0 g/dcu
24.5 g/dcu

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