Sopwith Schneider 1/12 2205〜08クラス

2007/09 Sopwith Schneider 1/12 U号機 ・・・(広島)T.S.さま

2006/12 Sopwith Schneider 1/12 初号機 ・・・(京都)A.N.さま

 20 Sep. 2007 「ほとんど・スケール」第88作 ソッピース・シュナイダー 1/12 U 完成
1/12の初号機以来、1/10X2、1/8と作り続けたシュナイダー。通算5号機目はまたまた1/12の小型サイズで。 これを期に初号機をさらにリファインして充実。 上級サイズ並みの装備を盛り込んだのだが、PETカウルの改良やそしてなによりも極薄軽量フィルム内面塗装の成果で、機体完成重量は車輪付き陸上型で195g、フロート付き水上型で220gと、初号機より20gほど軽量仕上げになった。
水上機タイプ=英国海軍仕様の三点式フロート(水中舵も連動)
陸上機タイプ=タブロイドの橇付きスケール脚は省略。シンプルな単脚で水陸両用に。
交換式車輪・脚はオマケなので、尾橇は単純に竹棒差込み=消耗品なのでスペアをご用意ください。。。

15 Sep. 2007 水陸両用 ソッピース・シュナイダー/タブロイド 1/12 U 製作記録
フロートは大型同様カーボンロッド差込み輪ゴム止めの着脱方式に。ステーもビス止めで強化。
意外と重量喰いのPETカウル、一体スッポリかぶせから上面だけのハッチ式でビス止めに。
翼間支柱は 細い針金で+バルササンドイッチ+シュリンク・カバーの折り曲げ固定式に。
細部の組み立てはかなりリファインしたが、
基本形はほとんど初号機と同じ。

一番の違いは主翼。
純スケールでは幅60センチとあまりにも短い。
初号機では70センチに延長した翼を作ったが、
今回新設計で全幅をスケール10%増の66センチに。
バランスが取れた翼幅と十分な翼面積を確保しつつ、
オリジナル機のイメージをキープ。

最小型作だった「九一式水偵」と並べると、いかにもクラシックな設計、時代を感じる。
とはいえこの九一ですらヤカンBLで離水、快飛したのだから、これだけ大きな翼なら楽勝。

12 Dec. 2006 「ほとんど・スケール」第72作 水上機 ソッピース・シュナイダー 完成
外面塗装は一番簡単で、プラカラーなどで自由な色が選べる。しかし、経時変化や破損補修時など、アイロンがけやフィルム貼り重ねができないので、どうしても修正に問題があり、いままで実行しなかった。
白をベースにクリヤーのニス色?のスプレーを発見。(KAWASAKIのバイク補修用塗料で実はゴールド・メタリック)
これが実にアンティーク・ムードをかもしだす。
フロートは実機スケールの三点式 
テールには水中舵もついている。これは位置決め後 コの字ピアノ線をラダー下線とテープ止めで連動に。
13 Dec. 2006 まずはお池で進水式 喫水線はパーフェクト!

05 Dec. 2006 水上機 ソッピース・シュナイダー 製作記録
防火壁はモーター・マウント取り付け部分のみベニヤで補強
小型な機体ゆえ翼はシンプル軽量なゴム止めに。
テール・フロートは三本支柱差し込み式、
(イッチョマエに水中舵までついてます!)
前支柱は胴体差し込みビス止め
したがって脚を交換して差し込めば陸上機としても使える。
(でもタブロイドの橇は難物、したがって簡略化した脚のみ)
独特のカウルはいつものPET整形で。下側が吹き抜けなので、上からかぶせて主翼止めの竹串にはめればピッタリ。
つまりワンタッチ取り外しなので、防水も考慮してリポは胴体上から入れてカウルでカバーする。
メイン・フロートは前2mmピアノ線で胴体差し込みネジ止めでシッカリ位置決め。
後は1mmピアノ線で凸型にして翼止め輪ゴムで共止めにする。これで取り付け角度の調整も簡単に出来る。
主翼は 下翼エルロンのみ。
上翼のみ上半角つき、下翼は工作が楽なフラットで
思い切ってシンプルにして軽量化。

三式(グロースター) 九〇式(ボーイング)・九五式艦戦など 上翼上半角が大きいのは「スワリ」がいい当時の日本海軍戦闘機の流行?
徹底簡素化軽量化の甲斐あって、機体はリンケージ済みで148g、フロートは35g(生地完成)で仕上がった。これでヤカンBLなのだからさぞやパワフルな飛びに・・・