Sopwith Schneider 1/10 2212クラス

2010/08 ソッピース・シュナイダー Mk8 1/10 U.S.Navy仕様 5号機・・・(山口)R.K.さま

2009/02 ソッピース・シュナイダー Mk7 1/10仕様4号機・・・(福岡)ASO さま

2008/09 ソッピース・シュナイダー Mk6 1/10仕様3号機・・・(三重)M.T.さま

2007/09 ソッピース・シュナイダー Mk3 1/10仕様2号機・・・(埼玉)Y.K.さま

2007/05 ソッピース・シュナイダー Mk2 1/10仕様1号機 ・・・(京都)A.N.さま

*** 製作開始から完成までの工作詳細は 工房日誌 Schnieder 1/10 でご観察ください。***

2010 08 15 「ほとんど・スケール」第139作 
 U.S.NAVY仕様 ソッピース・シュナイダー 1/10 5号機
シュナイダー通算8機目。
リピートご注文のリクエストにお答えして、
アメリカ海軍仕様で。

今回の改良点 実機写真をもとに
 ○フロート・ステーを強化、斜め支柱も追加。
 ○エンジンカバーもモールド修正、
  シュナイダー独特の「オデコ」なリアル形状に
 ○耐久性とカラーで 全面モノコート張りに。
フロートの木目調(実際の木目クリヤフィルムカバー)はリクエストによる特別仕様
一番の苦労は「ハット イン ザ リング」、いつもの厄介な蛇の目三重○に加え最大の難物
フィルム切り貼り重ねでなんとかそれらしいマークに仕上がりました。
下翼の蛇の目には泣かされた。サーボハッチに3色貼りがもろ重なるんだから。。。
フロント・フロート・ステーは
斜め支柱も針金+バルサ+シュリンクで追加
前上はフロント支柱付け根の2mmピアノ線に、
後下はリヤ支柱先端の5mm丸竹棒に
針金の輪をはめてから機体に組み付け。
これでN字形支柱でフロートはガッチリ固定。

リヤステーの主翼補強部へのビス止め位置をずらせば
フロートの位置、傾きも調整変更可能。

リヤフロートは2.5mmカーボンロッド3本足に省略。
コの字形ピアノ線をテープ止めで水中舵も
ラダー連動に。
バラスト過荷重660g(全備予定より40gほど重い=乾電池積み過ぎ)で進水式
全面モノコートカバーリングで完成機体重量は410gと前作より約30gほど増加。
これでも翼面荷重は40gデシ以下の超低荷重なので 飛行性能もほとんど変らないだろう。
やはり水上機は耐水性も考慮すべきで、重量増加にも何の影響もでないシュナイダーはもってこいだ。

2009 02 05 「ほとんど・スケール」第115作 
 水陸両用 ソッピース・シュナイダー/タブロイド 1/10 4号機
シュナイダー通算7機目。造りはほとんど前作と同一。・・・でも毎回チョコッと変わっちゃうんです。
今回の改良点
 ○テール・フロート・ステーは4mmカーボンパイプ2点式に
 ○フロート・ステー、翼間支柱をテグスで張り線式に
  (針金よりX張りの釣り糸のほうが軽くて位置決めもシッカリ!)
* バッテリー未搭載、フロート仮組み状態での進水式
 ≪フロート取り付け位置は右の張り線写真のように上面中央ラインが胴体基準水平線と平行に!≫
 前後ダミー脚柱は?型フックに輪ゴム引っ掛け方式。
 防火壁のビスで前から脚柱固定板をビス締めで、フロート前ステー交換式。
       翼間支柱もアライメント調整、位置決め用の斜め針金を、釣り糸X張り線に変更。

15 Aug. 2007 「ほとんど・スケール」第111作 
 水陸両用 ソッピース・シュナイダー/タブロイド 1/10 3号機
シュナイダーも通算6機目。造りはほとんど前作と変わらず。・・・でもやっぱりチョコッと変わっちゃうんです。
今回の改良点
 ○フレーム・リヤLアングルの中に1mmカーボンロッドを貼って胴体を補強
 ○上下エルロン連結ロッドを改修。2mmカーボンパイプに1mmピアノ線クランクを差し込み式に。
  (まともなピアノ線が入手困難で苦肉の策からまたアイデアが!このカーボンパイプは利用価値大ナリ!)
 ◎テール・スキッドを胴体固定可動式にしてラダー直結連動に。ちょっと下に間延びしてるけど・・・
  テール・フロートを差し込むだけでスキッドの先端が舵のスリットにはまってラダーと連動に。滑水タキシ時の舵取りもOK。
モーター未装着なのでバラスト電池を積んで600gで進水式。
 ↑ スキッド差込み水中舵 ラダー連動に      ↓ フロートをはずし脚を付ければ「タブロイド」
← 脚の取り付けもビス2本       → エルロン・ロッドは2mmカーボンパイプで

15 Aug. 2007 「ほとんど・スケール」第86作 
 水陸両用 ソッピース・シュナイダー/タブロイド 1/10 2号機
前作同様の仕様で再度ソッピース・シュナイダー#3製作。軽量化に勤めすべての部材を再考して減量。
しかしほとんど同じつくりなのでその成果はほんの数g程度。
金属板部分のシルバーは、タブロイド、シュナイダートロフィーレース仕様と同様に、初期のシュナイダー型に。
(英海軍仕様は#2号機↓のようなカラーリングらしいんだけど・・・)
フロートは前後ともバルサ生地に着色、クリヤ・フィルム張りに。<この塗装が意外と目方喰いで・・・10g増。。。
Spowith Tabloid
前作でうまくいったフロートと脚のすげ替え水陸両用化。そこで今回は欲が出て・・・
防火壁前側の取り付け板固定ビス2本をゆるめ、フロートのフロントステーを脚柱と差し替え、テール・フロートを引き抜き、テールスキッド(竹串丸棒だから消耗品!)を差し込むだけで、陸上機に早変り。
本物の脚は実機では無いところになるけど、タイヤの裏に2mmベニヤ貼り合わせの橇を差込み、前後のステーを輪ゴム+被子チューブのダミーステートした。これで陸上型の外観も「タブロイド」に見えるものになった。ラフ・ランディングでもまったく心配なし。だって橇はゴム吊りの浮動式なんだから!
バッテリーはノーズのカバーをはずし、2Sは平積み、3Sは縦積みで。CGも1000mA+程度でほぼOK!
結局機体軽量化は出来たものの、オマケのスケール脚がアシを引っ張ってほとんど前作と同重量。。。

13 May. 2007 「ほとんど・スケール」第84作 水上機 ソッピース・シュナイダー 1/10 1号機
NEWクリヤ・フィルム内面塗装で念願の「羽布色」を実現。スプレー・ガン吹きつけ塗装で入念に仕上げた。が!
なんとベースになる白の顔料の素材?で、いつものようにアイロン熱溶着が効かない!!!加熱しても圧着してもまるで貼りつかないのだ。 市販のラッカー「白」を三種類トライしてやっと使える物を見つけた。タイの塗料最大手TOAだった。。。
勇躍三度目の正直、やっと納得できる内面塗装カラーリングのフィルムが完成。その間異常気象の長雨で何日もお預けを喰らいとうとう一週間を浪費してしまった。その甲斐あって仕上がりは満足(自己満)できるものになった。
1/10サイズのゆとりと、2212クラスBLのパワーから、細部もかなり手を加えられる。
フロート・ステー前後ピアノ線ビス固定にしたので、取り付けは通常の脚と同様。そこで・・・
地上飛行試験も可能なように、交換用の脚・車輪を用意。防火壁の取り付け板固定ビス2本をゆるめ、フロートのフロントステーを脚柱と差し替え、テール・フロートを引き抜き、スキッドを差し込むだけで、陸上機に早変り。残念ながら原型「タブロイド」の橇型脚柱とはぜんぜん違う型だけどそこは+αのオマケということで・・・

結局あれこれいじくって、1/12より100g強の重量増加に。しかし翼面積は約1.5倍のデカさ。翼面荷重は逆にかなり減少。機体が大きくなればそれだけ作りやすく、飛ばしやすくなるのを実証した。これも小型化軽量化に苦労した挙句の帰結なのだろう。