SAVOIA S 21 Forgore
ほとんど・スケール 紅の豚 ポルコのサヴォイア S21 1/12

改良新型
 124 号艇

新設計DVD型
 125 号艇〜

改良艇底
 1213 号艇

1/10同型
 1215 号艇

ニューモデル
 1217
号艇

1/12 号艇 全幅 全長 翼面積 生地完成 機体完成 全備重量 翼面荷重
1/12-1217号艇
(GT2215)
1000 mm 同 ↓ 13.5 dcu 418 g 500 g 〜805 g
B 〜1300 mA
〜100 g
59.5 g/dcu)
1/12-1216号艇
(2217)
同 ↓ 同 ↓ 同 ↓ - g - g 〜793〜 g
B 1000〜 mA
100〜 g
53.6 g/dcu)
1/12-1215号艇
(2217)

 1/10同型
1040 mm 680 mm 14.82 dcu - g - g 〜800〜 g
B 1000〜 mA
100〜 g
54.0 g/dcu)
1/12-1214号艇
(2217)

 アニメSP
1040 mm 680 mm 14.82 dcu 375 g 460 g 750〜765 g
B 1000〜1500mA
100〜115 g
50.6 g/dcu)
1/12-1213号艇
(2217) 
1000 mm 680 mm 14.8 dcu 395 g 450 g 〜750 g
B 1000〜1300mA
85〜100 g
50.7 g/dcu)
1/12-1212号艇
(2215) 
1000 mm 680 mm 14.8 dcu  - g 475 g 〜760 g
B 1000〜1300mA
85〜100 g
51.3 g/dcu)
1/12-1210号艇
(2217) 
1010 mm 680 mm 14.8 dcu 365 g 475 g 〜760 g
B 1000〜1300mA
85〜100 g
51.3 g/dcu)
1/12 - 128号艇
    -129号艇
(2215) 
1010 mm 680 mm 14.8 dcu 370 g 460 g 700〜730 g
B 1000〜1500mA
85〜115 g
47〜49.3 g/dcu)
1/12 - 127号艇
(2215)
1010 mm 680 mm 14.8 dcu 360 g 440 g 700〜730 g
B 1000〜1500mA
85〜115 g
47〜49.3 g/dcu)
1/12 - 126号艇
(2215)
1000 mm 680 mm 14.8 dcu g 460 g 730〜760 g
B 1000〜1500mA
85〜115 g
49〜51.3 g/dcu
1/12 - 125号艇
(2212)
1030 mm 670 mm 14.9 dcu 370 g 435 g 670〜700 g
B〜1500mA/115 g
47.0 g/dcu
1/12 - 124号艇
(2212)
1000 mm 670 mm 14.8 dcu 380 g 460 g 680〜 g
B=1000mA/85 g
45.9〜 g/dcu
1/12 - 123号艇
(2212)
1000 mm 670 mm 14.8 dcu g 420 g 630〜 g
B=1000mA/85 g
42.5〜 g/dcu
1/12 - 122号艇
(2212)
960 mm 660 mm 13.9 dcu 380 g g 635〜g
B=1000mA/85 g
45.6 g/dcu

2017/05/05 1217 号艇・・・・・・・(愛知)Y.N.さま 最新改良型
2016/09/30 1216 号艇・・・・・・・(静岡)K.S.さま 本邦 可楽孤老 製作初号機
2016/03/11 1215 号艇・・・・・・・(長野)K.T.さま バンコク 久留庵便 最終製作
2015/04/12 1214 号艇・・・・・・・・(福岡)T.T.さま
2014/03/20 1213 号艇・・・・・・・・(東京)T.O.さま
2013/12/15 1212 号艇・・・・・・・・(広島)Y.K.さま
2013/09/12 1211 号艇(生地完)・・・(福島)K.N.さま
2013/05/19 1210 号艇・・・・・・・・(東京)JAGUAR さま
2012/09/23 128/129 号艇・・・・・・(山口) アトムさま
2012/05/07 127 号艇・・・・・・・・(福岡) T. T.さま
2012/04/02 126 号艇・・・・・・・・(東京) Y.K.さま
2011/09/24 新DVD型125 号艇・・・(大阪) Y.M.さま
2010/08/24 特注新型 124 号艇・・・(山口) R.K.さま
2010/07/25 改良新型 123 号艇・・・(静岡) M.Y.さま
2009/10/00 改修型  122 号艇
2009/09/25 所号艇《失敗作》・・・・(福岡) ASO さま

*** 製作開始から完成までの工作詳細は 工房日誌 サヴォイア12でご観察ください。***

ポルコのサヴォイア(フォルゴーレ) 1/12 1217号艇 
 過去最多製作の1/10でもさんざん悩み、試行錯誤してきた、艇底のデザイン。これなら・と思っていた
 「ニュー・コンセプト」(重心位置から後ろを逆凹○に反り上げる)も、超特大型で欠点を露呈。
 やはり重心位置にステップがないと、どうしてもポーポイズ(シーソー挙動)は解消できなかった。
 出し切ったはずの知恵もさらに突き詰めて思い悩んだ末の結論、今回思い切って重心位置にステップを設け、
 そこから後ろの底はサイド・シルエットが伸びる分だけ後部の傾きと同一に逆凹で抉り取った。
 ***そもそもアニメの艇はイメージだけのデザインだから、そのままRC機にするのは絶対不合理なのだ***
 飛行実績から検証した帰結=段付き底の新型 1217号艇 完成 
 細身になった艇、支柱もつめて翼も艇体に近づけ、高さも詰まってスリムなスタイルに。
 サイド・シルエットはあくまでアニメ・イメージにこだわって、操縦席も前進させ
 艇後部も細く長くスラリとした外観に。
 翼も細身の高アスペクト比に、でも翼面荷重は60g/デシ以下でよりシャープな飛びが期待できる。
 絶対矛盾との戦い 苦肉の策の段付き底。でも実際飛行時にはほとんど目に付かない程度の仕上がりで、
 水上性能と飛行性能、アニメ・イメージの外観、妥協点の帰結これにて一件落着。

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ポルコのサヴォイア(フォルゴーレ) 1/12 1216号艇 
 前作1215から新形式を踏襲 1/12サヴォイア 帰国後本邦製作第1号
 外観は前作と同一、従って完成機写真は省略
 組み立て手順の説明写真

@機銃口内のビスを緩めハッチを開く

APET翼取り付けビスガイド(前)を
 後ろにずらす

B左右取り付けビス(前)を仮止めして

C艇体を後方へずらしビス(前)を仮固定する

D左右取り付けビス(後)を仮止めする

E翼端から艇尻までの距離を左右そろえてから
 翼取り付けビス4点を固定する。
 エンジン・ポッドの組み付け
 水上滑走試験の結果 モーター・ベースにスペーサーを加減してスラストを調整する。
  * 全開滑水時にノーズを水面に突っ込む → UPスラストを増す
  * 滑水時に尻が浮き上がらない、シーソー挙動する、飛行時に頭上げする → UPスラストを減らす/(重心位置を調整)
  * 全開滑水時に左に傾く、左にとられてフロートをひっかける → SIDEスラストを増す

 水平・垂直尾翼の組み立て 取り付け
 艇のスリットにエポキシをつけて尾翼を差込み、
 固着する前に主翼下面と水平尾翼の平行を確認しながら
 尾翼位置を固定する。
 水平尾翼の穴に支柱(カーボンロッド)を通して、
 端を艇の穴に差込み、
 尾翼のアライメントを最終確認して接着する。

 翼端フロート支柱を主翼の穴に差込み、全装備状態で浮かべ
 フロートが水面からわずかに離れる高さに調整する。
 翼内にシリコンチューブが埋め込んであるので、高さは自由に調整できる。
 水上試験の後 支柱が翼上面に突き出す場合は支柱先端を削り落とす。
 完全に位置が確定したら支柱付け根に瞬間をたらして接着。
 (チューブが入っているから接着せずとも飛行可能)

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ポルコのサヴォイア(フォルゴーレ) 1/12 1215号艇 
 前作1214をさらに発展させ 艇内部、底面すべての形状を最新版1/10と同型に新設計。
 主翼は前作を引き継いで翼弦の狭い高アスペクト比の新型翼にに。
 艇内部の防水塗装や隔壁の強化などで若干重量増加、1/10同等の構造で強度は十二分。
 長年作り続けてきたサヴォイア、
1/12も上級1/10と同等の最新バージョンになり、完熟。



 遂に時は来た。 これにて 1/12サヴォイアも 
   バンコク久留庵便での最後の製作となりました。

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ポルコのサヴォイア(イソッタ・フラスキーニ) 1/12 1214号艇 
量産した1/10のノウハウをもとに 今回1/12で艇底の設計を思い切り変更。
極力アニメのイメージを再現してイタリヤ艇の特徴である凹底でも、
RC飛行艇としてのコンセプトをキープしつつ離水・水上性能も確保するために、
艇底面の迎え角を三段切り替えの新考案で新設計。

主翼も翼弦の狭い高アスペクト比で再設計の新型に。
細くになっても翼幅も広げたので翼面積はほとんど変わらなかった。
アニメではもっと細めのイメージだが、飛行性能、翼面荷重を考慮して若干広めの妥協点で。
全備765g(3S/1500mA 115g搭載過加重)で進水式 
艇幅も少し細めにし、ステップ位置・艇底も新規なので吃水が不安だったが、従来型とほとんど変わらない吃水線で
全く問題なし。 凹底のため左右の安定も良く、「スワリ」もイイ。ステップ位置が変わっても底の形状が功を奏し
前後方向の縦揺れも全く起こらない。やはり重心から後ろの部分を水平にしたのが正解でシーソー現象は皆無。
目論見は大成功で、アニメ・イメージも走航性能もうまく両立できた。
 *** 改修、変更の積み重ねで、ようやく長年追い求めてきたサボイアの理想の形状に達した感がある ***

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ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/12 1212号艇 
 前作1211号艇でモーターマウントを改修し、今回は適合サイズの2215搭載でさらにエンジンポッドが
 短くなり、ペラ位置もさらに主翼前縁に近づいた。
まいどお馴染み もう見飽きた?
でも よ〜く見ると毎回ちょっとづつ違ってる。
その度ごとによりアニメ・イメージに近づいてゆく。

 ・・・と 製作者は思ってるのだが・・・独り合点???
 前作1211号艇同様 艇内部を補強したが、結果は前型の1207艇と全く同重量で仕上がった。
 翼端フロートも同様に小ぶりになったのも寄与しているのだろう。 
  1/12シリーズもいよいよ究極に至った感がある。

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ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/12 1210号艇 (特注限定版)
 大の「紅の豚ファン」からのご依頼で 1/12と1/10を共に・・・ということで今回の10号艇は
拙作サヴォイアでは初の フラスキーニ・アッソ搭載 おむすび型ラジエターの<劇場版初期登場型で。
といっても艇は全く前作同様、エンジンポッドが変更になっただけ。
特注限定仕様とは=ポルコ・ロッソ!
 以前小生の守護神マスコットとして散々つくった「のらくろ」が、犬ではなく豚に変ったわけで。。。
3S1500mA(120g) 積み込んで全備750gで進水式
今回はいつもの2215が在庫切れ でも運良く2217で1500KVを入手。
高KV値なので8Xペラが使える。多少のパワーロスは全く問題にならないので
オーバーパワーは承知の上であえて余裕馬力を見こんで・・・
そのため若干CGが前で、1500mA舳先搭載ではノーズヘビー気味。
バッテリーは3S1300mA(100g以下)程度のものならドンピシャのバランスになりそうだ。

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ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/12 改良新DVD型 128号艇/129号艇
 もうこれ以上変化する所は無い。やり尽くした感がある2212サヴォイア。
完熟した127号艇そのまま踏襲、とはいえかならず重量は変る。今回はエンジン・ポッドなどの塗装に
こだわった分、現行型最初の126号艇とほとんど同じに仕上がった。
 いかに手馴れたとはいえ、同時進行二機いっぺんにはシンドイ。最初の意気込みでは
3週間を目標にしたが、やはり二機完成させるにはやはり1ヶ月近くかかってしまった。
とはいえ これだけ手間のかかる機体をひと月足らずで仕上げられるのだからどれほど完熟したことか。。。

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ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/12 改良新DVD型 127号艇
 ほとんど出尽くした改良点、完熟の域に達した前作126号艇を踏襲。
今回は部材、補強、支柱支持、カバ−リングまで全部分にわたって余分を削って軽量化に集中。
努力の甲斐あってか機体完成重量は旧作の極薄フィルム使用時と同等の440gで仕上がった。
たった20gされど・・・ 達成感 満足度そのまま飛行性能に現れてくれたらいいんだけど。。。
操縦席を前に移動させ、後部背中を長くし全体のフォルムをよりスマートに。ハッチも前開きビス止め式。
密封式主翼、下面のサーボ埋め込み、サーボコード・トレー部分はフィルム重ね貼りでカバー
3S1000mA(85g)程度でCGはOK。全備700gで進水式
ほんの気持ちの20g機体軽量化。されどバッテリーも小さめでもCGはバッチリ。
合計して50gほど軽くなっただけで、喫水線はさらに浅く。 見えない努力が目に見えて報われた。
前作と同様今回はE−MAX2215搭載で一層パワフルに。 戦闘機らしい飛びが期待できそうだ。


 1/12サヴォイアも7作目 もはや是にて極まれり といった感がある。

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ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/12 改良新DVD型 126号艇
 前作から各サイズ全機種 ジブリのDVDイラストをもとに全体をリファインした 全新設計の最新型に
今回も前作125号艇踏襲ながら、先の105号同様の前開きハッチに改修
主翼取り付けを少し低く艇に近づけて。(運動性能向上?)

操縦席を少し前に移動。(よりソレっぽいフォルムに)

1/10同様機銃口からビス止めの前開きハッチに。
  (スポンジアイデア工作でビスを緩めるとポップ・アップ)

オマケがステッカー計器板 (アニメを見ながらお絵かきで)
1500mA・3S(115g)搭載でCGはほぼ完璧、全備過荷重760gで進水式
毎回辛い思いで・・・こだわりがますます重くする。意気込んで最軽量を目指して製作開始したのに。。。
カバーリング機体完成+20g(124とほぼ同じ) これはハッチの加工追加分として納得
が、なぜかメカ積み完成、全備重量では+70g増加。???
モーターもさほど変わらず、とはいえコードやらコネクターなどの小物パーツが意外と目方喰いなのだ。
所詮カタログ・データと実際は違うもの。塵も積もれば重くなる。。。
とはいえ2217クラスのタイガー・モスでさえ軽く飛行できた2215サイズなので、パワーは十分。
元気イイ飛びを期待して。。。

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ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/12 新規再設計 改良新DVD型 125号艇
 新規1/12製作依頼で ジブリのDVDイラストをもとに全体をリファイン 全新設計の最新型で
 スリムになった胴体、新型の水平尾翼、ほんの少し大きめの主翼、外観はちょっと見ではほとんど
 変わらないが全体にスマートにリファイン。結果的には3号艇とほぼ同じ、若干軽く仕上がった。
今回から新採用 主翼の防水密封対策。
主翼下面も全周カバーした後、エルロンサーボ、
コードを翼下面溝の中に埋め込み、
さらにフィルム重ね貼りでカバーする。
水平尾翼の形状も DVDイラストに従い
曲線の後退翼で再現。
斜めのヒンジラインはリンケージが難題なため
水平板後縁は直線とし、ダミーのヒンジラインを
フィルムで書き込んだ。
まさに「飛んでりゃスケール」ってことで・・・
↑エンジンマウントも改良。
従来は支柱下端4mmカーボンパイプを主翼の穴に
差込みエポキシ接着固定としていたが、より正確に
簡単に組み立てできるようビス止め式に変更。

←バッテリー室ハッチは従来どおり。
コード通し部分は切り込み部をスポンジにして、
グリスなどをしみこませれば一応は防水になる。
後部ロック式は支柱が邪魔で少々手を入れにくいが、
前方ロックだと滑らかなノーズが、、フィオの窓が、、、
飛行時には浸水防止のため合わせ目にテープでも貼ることになると思うから、いっそロックなしにして前開きにしたほうが
レシーバーやバッテリー搭載もずっと楽になる。再度サボイアを製作するときまでの宿題ということで・・・
2011/09/24 ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/12 125号艇 完成
この平面形の写真が一番違いがよくわかると思う。艇体は前後を絞りスリムなラインに。
1500mA・3S(115g)搭載でCGはほぼ完璧、全備過荷重700gで進水式
艇の前後を絞っても中央ステップ部分の巾は同じなので、これでも喫水は十分浅い。横安定は良好で、
横風で回されても左右に傾くこともなく安定して浮いている。きっとスムーズな離着水が出来るだろう。

翼面荷重は45以上でGP機に近い高荷重だが、単葉機としてはこれでもGPトレーナー並みで
3S+高回転BLのパワーだと十分余裕のある飛行が可能だ。

今回組み込み完成として搭載した中国製2212(1600KV)は、思ったよりハイパワーで、全開すると雨上がりの
濡れた芝生の上でも滑走してしまう! 日本の秋空を舞う姿に思いを馳せて。。。

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2010/08/24 ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/12 特注新型124号艇 完成
 お馴染み様のリピート注文 V号艇と同寸法だが 特注で主翼とフロート位置を変更  
 主翼のリブ枚数を増やしフロートを若干外側に。上面もリブキャップで強度向上、滑らかに。
 カバーはV同様モノコート仕上げ、その結果は約50gの増量に。。。  
 翼端フロートは取り付け角度を増して、お尻が水面に付く程度に。引っ掛け防止対策。
 全備重量の増加を見越して艇底の巾を5mm増したのが正解、喫水も浅い。

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2010/07/25 ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/12 改良新型123号艇 完成
 再受注を期にすべて新設計でまったくの新型として製作  
軽量化に努めたが前作より約50g重量増加。
原因は「MONOCOTE」 ほとんどカバーリングの分。
小型機では重量は最大のファクターで、従来軽量極薄クリヤ
フィルムの内面塗装を常用してきた。
しかしこのクラス以上になればモーターのパワーも余裕があるので
耐水性を考慮して、艇も翼も全面モノコートでカバーリングした。

数件の模型屋を尋ね 幸運にも古いなじみのSHOPで
クリーム色を入手、この街ではめったに手に入らない色なのだ。
 これで艇底も綺麗で丈夫に仕上がった。

伝統と信頼の高品質モノコートは厚い分強度も高く、
糊の貼り付きも強力で 高温で押さえても色落ちもせず、
やはりカバーフィルムの最高級品だ。

これでどんなにハードな離着水でも怖いものなし。
重量には替えられない耐久性を得た。
 
バラスト積んで全備荷重の630gで進水試験 
艇の安定は前作同様、
艇底前半分立ち上がり角度も少し増しているので
ノーズの水切りは極めて良好。
翼端フロートは、離水時の引っ掛け転覆を考慮して、
1リブ分内側にした。
水面ギリギリまで引き上げてほんの少し水面に当たるくらいでOK、横安定は完璧だ。
 
やるだけはやった 防水対策

ハッチは従来と同じ、固定をビス止めに
艇内はラッカー吹きつけ塗装
ハッチ後部のコード通しスリットは切れ目を入れたスポンジでふさぎ、飛行時にオイル、グリスなどを
スポンジにしみこませれば効果アリ!? 艇の枠内に防水シリコンを塗ってやればほぼ完璧?
翼端エルロンのホーン穴にはスポンジを貼り付け。これもハッチ同様グリスをしみこませて・・・
サーボハッチ(1mmベニヤ)の合わせ目にもバスコークなどを塗ってビス止めすれば・・・

これだけやればシブキくらいでは浸水しないだろう。しかしいかに穴をふさぎ隙間を埋めてもやはり完全密封ではないから、転覆すれば必ず水は浸入するものだ。
猿も樹から落ちる!ベテランだって波風には勝てないから転覆することだってある。
 メカの防水コンドームはお忘れなく。

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2009/10/20 ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/12 改修型122号艇 完成
 121艇の教訓をふまえ、徹底的に艇体を再検討して作図しなおし、艇はほとんど別物に生まれ変わり。 
艇の巾を増やし底面積を確保、
前半分はまったく新規再設計。
ノーズの切り欠き部も中央より上に位置を高めた。
底辺の傾斜を強め浮揚効果もつけた。
イタリヤ艇特有の逆凹底は踏襲しながらも、
ノーズのVから逆凹に切り替わる部分も
幅広のチャインを削りだして⌒⌒(W凹型)に成形、
平面になる部分をなくした。
 <実はアニメの図面もこう⌒⌒なっていたんですよね・・・
  極力シンプルに、単純な面構成で・・・なんて 手抜きの罰が当たったのジャァ! 反省。。。>
垂直尾翼の形も極力アニメのイメージに近い形に修正した。面積を拡大するとどうしても形状が変わってくる。
水平尾翼は安定性向上を考慮して巾を広げた。

ハッチは気分だけでも防水性能を考慮。
艇内の溝を凹型に、先端、コード取り出し部はスポンジで。
グリスでもしみこませれば防水はほぼ完全となる。

1/10同様 フィオのハッチは閉じたまま・・・
 艇部分のみ完成状態で196g 手元に翼、エンジンポッドがないから総重量は??? 
 もし組立て完成全装備で 少しでも軽くなっていたら大成功! でもやっぱ重いかもね???
 これだけ手を加えてしまうと重量増加は否めまい。が、心配無用!充分な浮力を持ってます!!!

バラスト積んで全備荷重の635gで進水試験 
 翼も翼端フロートもない艇だけでも錘のバランスだけでビッタリ安定して浮いている!
 艇の巾を広げ艇底面積を拡大したのが大正解、浮力充分で喫水は1/10艇より浅い。
  手を尽くした改良型、飛行艇の底が如何に重要か身にしみました。
  あとは雪辱を期して ベテラン操縦士の腕にすがって再チャレンジ、成功を祈るのみ。。。

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2009/09/25 ポルコのサヴォイア・フォルゴーレ 1/12 121号艇 完成
  
バラスト積んで全装備荷重の580gで進水式 喫水は理想的 と思い込んでしまったんですねぇ・・・
  ノーズのスペースは余裕充分だから、CGバランスは楽に決まる。
  あとはモーターのUPスラスト調整だけ。 ベテラン操縦士の腕にすがって・・・
  <いいわけタラタラ>
  基本構造は1/15とほとんど変わらず大きくなるだけだから軽量仕上げできる!
   と思い込んだのが大間違い。絶対的に大きくなる分材料は増える。
  1/12BIGに近い大きさだからそれなりに・・・
  結局目論見とは大違いで、軽量極薄フィルム仕上げでも機体完成380g!
  思惑はみごとはずれ100g以上増えて、過去最高の重量級に。。。
  2212クラス搭載で全備重量は575g以上になり、翼面荷重は41g/デシに。。。

  最初が肝心、材料の重さがいかに重要か痛感した。この辺の詰めの甘さが。。。反省 m(_~_)m
2009/10/13 ポルコのサヴォイア1/12 飛びません!
  ベテランオーナーの手で進水式、初飛行に。 滑水時から大変なトラブルが!
  基本設計で重量計算が甘く、完成後計画を100g以上オーバーしてしまった。
  そのため全備重量600g超えでの初飛行テストで欠陥露呈! 喫水が深くなってしまい滑水状態で
  丸い艇の上までスッポリ水をかぶり、まるで寒天で包まれたアンコ玉のように、魚雷か原潜のように、
  到底離水など出来ない状態に。。。
  即刻の貴重なテスト報告を受け、図面を再検討。やはり重量増加に見合った艇の巾が必要。
  ノーズの成形も不十分で、根本的に作りかえるしかない!
   ・・・失敗は成功の元、徹底的に改善して再チャレンジすることに。
   いい歳こいて今だに短兵急で短慮な己の性格を深く反省  m(_~_)m → 改良新型は上段に                

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