Sopwith PUP B.L.  ソッピース・パップ 1/12 ブラシレス  

 04 Aug. 2007 ソッピース・パップ 7号機 ブラシレスBm2410-12搭載完成機 ・・・ (埼玉)Y.S. さま

 05 Oct. 2006 ソッピース・パップ 6号機 ブラシレス2827搭載完成機 ・・・ (兵庫)K中尉 さま

 18 July. 2005 ソッピース・パップ 5号機 ブラシレス2208/34仕様 ・・・ (埼玉)みのたろ さま

04. 08. 2007 新型 ソッピース・パップ 受注7号機 ヤカン・ブラシレス搭載済み完成機
 胴体/主翼 
      バルサ・Lアングル角胴/
      バルサリブ+ライトフィルム張り 
 全長:505o、全巾:660o
 翼面積:16.6dcu、
 全備重量:445〜475 g
 機体重量(モーター、 バッテリー、ラジオ除く)260 g
 翼面加重:(約26.2〜28.0)/dcu


 Bm2410-12 / 9045-9050
    (70 g ペラ・コネクター付き)
 リポ 2S / 3S 1000〜1350 mA (58〜85 g
 マイクロサーボ 9gX1+6gX2、20Aアンプ、レシーバー
  =RCメカ(約51g)搭載
 4ch エルロン仕様(上下W翼端エルロン、1サーボ)

ブラシレス仕様もさらに軽量化。
ヤカンBL(低回転高トルク2410−12)搭載
十分なパワー、実機同様のWエルロンで運動性能もさらに向上。

20. 07. 2007 リクエストは大正の絵葉書 シベリヤ出兵後の陸軍機 「ソ式三型ヒカウキ」
この絵葉書の出所はこちらのサイト↓
 インターネット航空雑誌ヒコーキ雲
  「思い出コーナー(前05)大正輸入機時代の陸軍機」
  深い考証でヒコーキの歴史を探求。
  ヒコーキ好きならぜひとも訪問していただきたい!
  貴重な資料がいっぱい。必見!
どこをどう探してもコレ以外見つからない貴重な色刷り絵葉書。はたして実機の塗色は???
大正末期第一次世界大戦の飛行機の発展に取り残された日本陸・海軍が、シベリア出兵を期に英国からソッピース・PUP戦闘機を緊急輸入。まだ標準塗色など無かった時代、練習機も戦闘機もまちまちの塗装でどれが本命なのか混沌としている。
その後陸軍はフランス式に、海軍はイギリス式にやっきになって航空発展を図った頃、陸軍機ではラダーに白丸赤星マークなんてのもある。フランス機に使われていた銀色ドープ塗装が多く使われ、海軍機では「銀翼」のイメージが定着した。
しかし陸軍ではこのPUPはシベリヤ出兵後は戦闘機としての一線を退き、練習機として使われたか?民間に払い下げられたか?いずれにせよこの絵葉書の翼の色はいったい何なんだろう? 
どう考えても結論は出ないから、勝手な解釈で、後世の練習機の標準塗色「黄橙色」の魁?と解釈して、翼は暗いオレンジ色に。下面も同色と思われるが、RC機として飛行時の視認性を考え、下面は「羽布色?」とした。胴体も絵葉書では後の明灰色のようにも思えるがこの時代にはまだその色は使われていなかったはず。銀色ドープではありえない。従って胴体も「羽布色?」塗装とした。
04. 08. 2007 上下連動翼端Wエルロンを採用。
エルロン・リンケージは中央1サーボ横積み、
左右Lクランクによる翼端エルロンに。
クランク部分は下翼上面のリブ間を
同色フィルムの重ね貼りでカバー。
クランクの点検はフィルム張替えでOK。

下面にはマーク(日の丸)があるので
毎回マークの張り替えは困難。そこで
やむなく上面から取り出しとなったわけ・・・
05. 08. 2007 徹底軽量化の成果?約30g減量に成功。
頑丈さがとりえの従来の拙作。操縦はいまだに素人同然の私ゆえ最初から墜落覚悟で頑丈な機体を求めていた。
 しかし所詮飛ぶものは落ちる。落ちれば壊れる。コレ自然の摂理。 
    どうせ壊れるモノならばより良い飛行性能を追求して軽量機体の方がベター!
ということで、工房移転再開を機会に一念発起。徹底的に見直しをして、あらゆる部材をダイエット。
その結果、ほとんど同じ作りにもかかわらず機体乾燥重量で約30g+軽くすることができた。
なんとか「絵葉書」のソ式三型に近いものができた。・・・とおもうのですが。。。
→ 3S(〜1300〜mA)は防火壁後ろに縦積み。 2S(〜1300mA)はカウル内に平置き。
新型PUP 製作過程は 工房日誌 PUP/Newで組み立ての詳細手順をご覧ください。
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03. 10. 2006 ソッピース・パップ 受注6号機 ブラシレスRTC2827MS搭載済み完成機
 胴体/主翼 
      バルサ・Lアングル角胴/
      バルサリブ+フェザー・コート張り 
 全長:505o、全巾:680o
 翼面積:16.5dcu、
 全備重量:470〜505 g
 機体重量(モーター、 バッテリー、ラジオ除く)299 g
 翼面加重:(約23.8〜25.4)/(31)g/dcu

 RTC 2827MS (2212 Type) / 8060 - 9050
    (68 g ペラ・コネクター付き)
 リポ 2S / 3S 1000〜1350 mA (50〜85 g
 9g マイクロサーボ X 3、15Aアンプ、レシーバー
  =RCメカ(約60g)搭載
 4ch エルロン仕様(下翼のみフルエルロン、1サーボ)

PUPも前作からまる1年以上
ブラシレス通常の現代仕様に改良進化。
ワンランク・アップの2212クラスBL搭載
十分な余裕パワーで運動性能も大幅向上。

15ヶ月ぶりのPUP 一年以上もたってBLのノウハウも知り、メカ組込み完成機のご注文を機会に全面的に再検討。
といっても、機体はほぼ前作からの設計を踏襲、マウント部分の小改修程度でほとんど同型。

現在の悩みの種はカバーリング。従来のクリヤFC内面塗装ができなくなり、既製品フィルムでどうイメージを出すかが問題。 全面銀色赤尾翼の日本海軍機風もシルバーフィルム品切れのためにボツ。
やむなくグリーンと白でどこまで英国空軍機らしくできるか。。。
←既製CHAINAの「緑」はあまりにもイメージ違い
↑クリヤ・グリーンは少し濃いけど透けていたんでは・・・
→そこでまたまた奥の手登場。クリヤなら下の色と混ざるはず!
さいわい糊はオラXXのようなやわらかいもの、そこで内面塗装にチャレンジ
実機はODに近い茶色の強い緑、オリーブドラブは緑+茶、
茶色は赤+黄+黒、赤+黄=オレンジ そこで赤と橙を塗ってみた。
赤では色調が暗すぎてブラック・グリーンみたい。オレンジが意外とGOO! モス・グリーンのような色ができた。
実機よりは緑が強いけれどなかなか英国風ではある。早速アイロンがけテスト。
やはり熱でラッカーを溶かして糊と混ぜて貼り付けるので、どうしても高温で押さえなければならない。幸いこのクリヤ・グリーンは
他の色フィルムと素材が違うようで高温でも急収縮しない。収縮率の低いPETフィルムのようだ。
といっても加熱して押さえつけていると熱でフィルムの色まで溶けてしまい、変色してしまう。 だが、下地はオレンジなので茶色っぽい色合いとなり、なんとなくウェザリングっぽいというか、骨董的というか・・・
現状ではここまでが限界と、ほとんど一本使って塗装試験と貼り付け練習の試行錯誤の結果、出来てみればまずまず、
ひいき目に見ればクラシックなムードとも思えませんか?
  ・・・いいテスト&トライの機会となりました。
   今後英国機はこれでいこうと思います。
05. Oct. 2006 カバーリング、メカ搭載完了 機体完成 ・・・ 新色PUPが誕生しました。
ブラシレスPUP製作過程は 工房日誌 PUP/BLで組み立ての詳細手順をご覧ください。
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18. July. 2005 ソッピース・パップ 受注5号機 ブラシレス2208/34仕様
ご指定色お好み定番の「みきょにゃんカラー」?(黒と黄色のツートーン)で
これは実に視認性がイイ! 翼に大きなマークでもつけたら上下左右前後どんな飛行姿勢でもバッチリ姿勢確認できる。

脚はつんのめり防止で FF機みたいに防火壁真下に前進

コックピットは床なし。中身は丸ごと見えるし、レシーバー出し入れも出来ちゃう。
作りなれたPUPもちょっとアレンジすると新作同様の悩みが・・・

ブラシレス、ラジアルマウント・ベース板を防火壁に接着。
スラストを慎重に測りながら斜めに削ってペタリ。取り付けは簡単だが工作は手間がかかる。

モーターベースのサイズの関係で、下のリポ搭載スペース高さは
3セル1000mAがギリギリで入る。
防火壁後をバッテリー室にすれば簡単だけど、モーターが軽い分もあってテールヘビーは必定。どうしてもリポは最前部に積みたい。現物あわせ、削っては入れの繰り返しでやっとこさ解決。
350、400搭載を前提の設計だから、ブラシレスにするとなると、最前部の重量物=モーターが軽くなる分だけバランスとりに苦労するのは当然。バッテリーが小さいサイズだとやはり若干テールヘビーかもしれない。
いっそ前に突き出たタイヤを少し重いやつにしたらいいかもしれない!
重量的には楽勝余裕の翼面積だから、少々の重量増はへでもない。バラスト積むよりよっぽどいい!


一難去ってまた一難。脚注が従来の方法でつけられない。
これまた新規考え直し。知恵の輪みたいにマウント周りを取り回し。
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