20. 07. 2007 リクエストは大正の絵葉書 シベリヤ出兵後の陸軍機 「ソ式三型ヒカウキ」 |
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この絵葉書の出所はこちらのサイト↓
インターネット航空雑誌「ヒコーキ雲」の
「思い出コーナー(前05)大正輸入機時代の陸軍機」
深い考証でヒコーキの歴史を探求。
ヒコーキ好きならぜひとも訪問していただきたい!
貴重な資料がいっぱい。必見! |
どこをどう探してもコレ以外見つからない貴重な色刷り絵葉書。はたして実機の塗色は???
大正末期第一次世界大戦の飛行機の発展に取り残された日本陸・海軍が、シベリア出兵を期に英国からソッピース・PUP戦闘機を緊急輸入。まだ標準塗色など無かった時代、練習機も戦闘機もまちまちの塗装でどれが本命なのか混沌としている。
その後陸軍はフランス式に、海軍はイギリス式にやっきになって航空発展を図った頃、陸軍機ではラダーに白丸赤星マークなんてのもある。フランス機に使われていた銀色ドープ塗装が多く使われ、海軍機では「銀翼」のイメージが定着した。
しかし陸軍ではこのPUPはシベリヤ出兵後は戦闘機としての一線を退き、練習機として使われたか?民間に払い下げられたか?いずれにせよこの絵葉書の翼の色はいったい何なんだろう? どう考えても結論は出ないから、勝手な解釈で、後世の練習機の標準塗色「黄橙色」の魁?と解釈して、翼は暗いオレンジ色に。下面も同色と思われるが、RC機として飛行時の視認性を考え、下面は「羽布色?」とした。胴体も絵葉書では後の明灰色のようにも思えるがこの時代にはまだその色は使われていなかったはず。銀色ドープではありえない。従って胴体も「羽布色?」塗装とした。 |
04. 08. 2007 上下連動翼端Wエルロンを採用。 |
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エルロン・リンケージは中央1サーボ横積み、
左右Lクランクによる翼端エルロンに。
クランク部分は下翼上面のリブ間を
同色フィルムの重ね貼りでカバー。
クランクの点検はフィルム張替えでOK。
下面にはマーク(日の丸)があるので
毎回マークの張り替えは困難。そこで
やむなく上面から取り出しとなったわけ・・・ |
05. 08. 2007 徹底軽量化の成果?約30g減量に成功。 |
頑丈さがとりえの従来の拙作。操縦はいまだに素人同然の私ゆえ最初から墜落覚悟で頑丈な機体を求めていた。
しかし所詮飛ぶものは落ちる。落ちれば壊れる。コレ自然の摂理。
どうせ壊れるモノならばより良い飛行性能を追求して軽量機体の方がベター!
ということで、工房移転再開を機会に一念発起。徹底的に見直しをして、あらゆる部材をダイエット。
その結果、ほとんど同じ作りにもかかわらず機体乾燥重量で約30g+軽くすることができた。 |
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なんとか「絵葉書」のソ式三型に近いものができた。・・・とおもうのですが。。。 |
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→ 3S(〜1300〜mA)は防火壁後ろに縦積み。 2S(〜1300mA)はカウル内に平置き。 |
新型PUP 製作過程は 工房日誌 PUP/Newで組み立ての詳細手順をご覧ください。 |
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