Nieuport 11 B.L.

第一次世界大戦初期のニューポールといえばこのNi11 小型軽量=だから「BeBe」、軽戦闘機の先駆け。
 イギリスも、アメリカも使ったけど、 やっぱりBeBeはフランス機でなきゃ・・・

シンプルな構造だけにRC機ではメジャーなのに、WEBでは意外と実機写真が少ない。 どれもレプリカ機。
やはり20世紀初頭はまだまだ写真の技術も幼稚だったのか? でも英国ものはゴチャンとあるんだよね・・・

17 Apr. 2007 「ほとんど・スケール 第83作 ニューポール11 1/12

ニューポール 各型諸元 比較一覧

25 Dec. 2006 「ほとんど・スケール 第73作 ニューポール11 1/13

17 Apr. 2007 ほとんど・スケール 第83作 ニューポール11 New1/12 完成
ニューポール11 1/12 スケール  

 機体 バルサ・Lアングル 角胴 極薄クリヤフィルム内面塗装張り 
 全長  495 mm 全巾:上下翼 720 mm
 翼面積:13.6 dcu、
 全備重量:395 g 〜
 機体重量(モーター、バッテリー、ラジオ除く): 235g
 翼面加重:(約 29.0 g)/dcu

 Bm2408-21 B.L. (+マウント+ペラ=64 g)
 LiPo 2 / 3S 800〜1000 mA (45〜80 g)
 アンプ レシーバー、マイクロサーボX3=RCメカ (約50 g)搭載
 4 ch エルロン仕様
ヤカンBLの実績をもとに、Ni11も翼面積拡大、軽量機体仕上げで 1/12にスープ・アップ
ひとまわり大きくなって翼面積1デシ拡大でも各部の軽量化に留意して、結局20〜30g増加で仕上がった。
<極薄ニュー・クリヤ・フィルム内面塗装で、カバーリングにも重量軽減に一役>
基本構造は1/13とほとんど変わらず、見た目ではまったく瓜二つ。前作の経験を生かして各部をさらにダイエット。その結果一番初期のシンプルなGWS350搭載Ni17とほとんど同等に仕上がった。
カウルが下半分吹流しのNi11なので、バッテリーはモーター上側に搭載。
したがって下面はスムーズな面イチでスッキリ。
エルロンは前作と同形式。でもサーボを6gのマイクロにしたので、上翼は上面にも響かず下面もスッキリ。
今回の一番の改良点はカウル。

胴体上のベルクロを開けば、800mAクラスのリポなら
そのまま搭載可能。

カウルは前面のビス2本だけでそっくり外せるので、
前から突っ込めば3S/1300mAくらいまで搭載可能。

機体が大きくなった分バッテリー搭載スペースにもゆとりが・・・尻重はこれで心配なし。
主翼取り付けも変更。まずフロントのタッピングをとめてから、後部は上から3mmボルト・ナットで固定

ニューポール 各型諸元 比較一覧
機 種 サイズ モーター 重 量 翼面積 翼面荷重
Ni11-1/12 L=495
W=720
Bm2408-21 機=235g
全=395g+
13.6 dcu 29.0 g/dcu
Ni11-1/13 L=475
W=650
Bm2408-21 機=200g
全=370g+
12.6 dcu 29.3 g/dcu
Ni17-1/12 L=495
W=720
Hp2208 機=240g
全=390g+
13.6 dcu 28.6 g/dcu
Ni17-1/12 L=495
W=720
GES350C-A 機=220g
全=395g+
13.6 dcu 30.0 g/dcu

べべ(ベビー=小型)・スケール ニューポール11の製作記録はこちら→ → → → → 工房日誌 Ni11

25 Dec. 2006 「ほとんど・スケール BeBe」第73作 ニューポール11 完成
ニューポール11 1/13 スケール  

 機体 バルサ・Lアングル 角胴 フィルム張り外面塗装 
 全長  475 mm 全巾:上下翼 650 mm
 翼面積:12.6 dcu、
 全備重量:370 g 〜
 機体重量(モーター、バッテリー、ラジオ除く): 200 g
 翼面加重:(約 29.3 g)/dcu

 Bm2408-21 B.L. (+マウント+ペラ=65 g)
 LiPo 2 / 3S 800〜1000 mA (45〜80 g)
 アンプ レシーバー、マイクロサーボX3=RCメカ (約60 g)搭載
 4 ch エルロン仕様
シュナイダーで味を占めた「アンティーク塗装?」+格安高性能なヤカンBLを最大限生かして、
 またまた小型軽量機にトライ。 シンプル構造で余分な縦通材などないからズンと軽量仕上がり。
白フィルム張りの上からスプレーでアンティーク仕上げ?
実はラメ入りのクリヤ・ゴールドなのでした。
KAWASAKIバイク用補修スプレーって事になってるんだけど、こんな色何処に使ってるんだろう?
乾燥するとウレタンみたいに硬い幕になる。
まるでニスみたい・・・ってことは銀翼に錆止めに和ニスを塗った96艦戦の「飴色」ってこんなんだったかしらん?

シュナイダーでなかなかいいクラシック・ムードが出せたので、
ちょっと濃くしたら なんか やたら古ぼけてしまった。
でもまあ古典機らしく・・・とおもえば それなりに。。。

この次は全面薄く均一に 同一色調にしたらいいかもしれない。
 しかしなんでフランス機は上翼下面にも蛇の目を描くんだろう? いかに一葉半で小さいとはいえ下翼があって
その下面にも描いてあるんだから無駄だと思うんだけど・・・ やっぱフランス人って派手好き目立ちたがり?
たとえベベでも「ほとんどスケール」に昇格した以上 ディーテールにも手をかけねば・・・
ルイス?機銃も初期のNi11らしくプロペラ圏外に
しかし戦闘中に立ち上がってよくこの位置で撃てたものだ!

上翼翼端エルロン、
(サーボの出っ張りは如何にせんなんともしがたい・・・)
より実機に近い三点支持の胴体支柱。
翼間支柱も塗装して。

整流カバーか?排気のダクトか?ちゃんと下は開いてます。
当然お決まり吸気管も。
写真では全然見えないけど、前部金属板部分の継ぎ目にはリベット加工?もしてあるんです。

足掛けもちゃんと・・・って輪ゴムをかけると見えなくなっちゃうのが残念。

脚は定石 Ni17同様のダミー脚付きで。
逆転の発想?苦し紛れ?結果大成功! 胴体上側のバッテリー室カバー(幅広ベルクロ+塗装)
ちょっと見では気付かないくらい 胴体上面ラインにあって ウマイこと仕上がりました。
支柱とエルロン・サーボにはさまれて大きな手だとチョイ苦しいけど、2S/800mAくらいならスンナリ出し入れOK。
カウルを外して前から入れれば2S/1320mAも入っちゃいました。(ノーズヘビー気味だけど)
最小を目指してNi17より一回り小さい1/13にしたけど、1/12のシュナイダーのほうが小さかった!


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