夕凪を待っても、吹流し真横のあいにくの強風。一瞬の風のおさまりをぬって初飛行にチャレンジ!
やはり1000mA3Sではまだちょっとテールヘビー、やむなく単V乾電池バラストX4=100gも積んで・・・
離陸は思いのほかスンナリ。しかしダウンどころかUPトリム一杯、錘を積み過ぎだ!
すかさず降ろして再度調整。後退角つきなのでCGはかなり後ろの方とふんで、バラストは1本25gに。
2度目でバランスOK。縦安定はかなりイイ。ループはおちゃのこ、しかしエルロンがややアマイ。。。ロールは困難。
強風なので向かい風では機速が出ない。しかし絞り込んでも沈下は少なく低速、浮きは申し分なし。
早々に切り上げて着陸。低速進入も着陸もきわめて安定して容易。
まずは初飛行成功。微調整ほぼ完了。早速問題解決に改修を・・・
2011 05 11 後の祭りで問題発見。そして改修。 |
じっくりモーターを調べたら、2830って番号でも2217よりかなり短い。ネオジのサイズは15くらい。
つまり2217と思い込んでいたのが間違いで、実際は2215程度だった。それに10”の大径ペラだったから
引きも悪いし反トルクで左傾斜も出たわけだ。これだと9X5あたりなら十分性能を発揮するはずだから、あえてモーター交換はしないで再度試したい。1/10の大きめの機体でも2215程度で十分イイ飛びしてくれる。
2217では余裕綽々戦闘機並みのオーバーパワーだろう。
後退角+上半角なのでスワリが良すぎてエルロンがかったるいのは舵角増加で解決できそうだ。
CG合わせも決まったし余分なバラストも不要とわかったので、まづこれにて一件落着。
しかしどうせ錘を積むくらいなら容量のあるリポを積んだ方が得策なので、胴体前部、ハッチ後部の胴枠をくり抜いて
修正。中間にベニヤの水平補強を入れてあるのでこれも眼一杯削って穴を拡大。
やはりこれくらいの機体サイズになるとスペースにゆとりがあるので、アンプ、レシーバーも1階↓に楽々搭載できる。 |
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こうすると3S1000mAは縦に2個並ぶくらい余裕の2階↑のスペース。
2000mAの縦長10cmくらいでも2階に水平にスッポリ収まる。
1500mAくらいなら前方に斜めで丸ごと収まる。CGも手付かずで決まりそう。この辺がベストマッチかもしれない。
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2011 05 17 2度目で完熟 モーターは2217にしてパーフェクト |
2度目のテスト飛行で再調整。滑走中にすぐに「オジギ」してしまう。後退翼なのでCG位置はかなり後ろ目なのだが、脚の位置が気持ち後ろ過ぎて簡単に「やじろべえ」してしまうのだ。やはり実機に乗って飛ぶのと模型とではわけが違う。
エルロンは舵角を増しただけで見違えるよう。ハーフ・スティックくらいで綺麗に小回りできるようになった。
やはりこの2215では「引き」が満足できない。小気味よいロールが決められない。
ともあれ快調に飛びまわれるようになって納得。スイ〜っと着陸・おっとどっこい最後にまたオジギしてしまってゴッツン!
なにしろコンクリートの滑走路だから3mmのモーターシャフトは簡単にグニャリ!
これでモーターを2217に交換する決断が・・・
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2011 05 29 訪問3度目でやっと飛行場のSHOPが開店中 |
さっそくモーターやパーツを購入。そこで実にイイモノをゲット!
25C、3S1500mAがなんと600B(1700円ほど) 20C、3S1500mA縦長の・・・どこかで見たことあるような?そうだ!電動エア・ガン用なのだ。これはさらに格安。コネクター交換だけで十分使える! |
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店の女の子が至極あたりまえのようにバランス端子になにか突っ込んで私に見せる。なんとセル単位の電圧計だ。リポ購入時に
全セルの電圧をチェックして新品良品であることを証明!
こんなサービスは通販では絶対考えられない!!
しかもたった200B(600円弱)・・・即これもちょうだい!!!
(ハイペリオン、ウェイポイント、ポリクエスト等の日本ではメジャーな端子(2S=4口 3S=5口)が使えないのがチトつらいが、ここでは全部2=3口、3=4口の端子に統一されているので問題なし)
その他GWSコピーのペラや カーボンパイプ、ピアノ線、サーボ延長線などなど これだけ買って〆て2800B!
これぞバンコク暮らしの旨味。 上機嫌で夜はヤカン出撃に d(^o^)> |
2011 05 30 3度目の正直 モーター交換、脚も修正。いよいよ完熟 |
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モーターはほんの5ミリほど長くなるだけなので、マウントベースの
バルサスラストスペーサーを少し削るだけでドンピシャOK
1250KVなので9X5のペラで回転をあげて。
実機のペラはもっと小さいんだけど・・・
内部改修の効果覿面
1500mA3S(72X34X23mm 115g)が斜めにスッポリ。
縦長1500mA(95X30X16mm 100g)は水平に楽々搭載。
結果 全備重量は760g、モーター換装バッテリー大型で、
40gほどメカ重量が増えたのでバランス・ウェイト不要で CGは完璧に!
テールヘビーの懸念は完全に払拭。まさに一石二鳥の大成果。
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脚は前の斜め支柱を短くして、脚柱の高さもつめて少し前方に曲げ、新規再製作。これで脚もほとんどスケール寸に。
実に安定した飛行特性なので、実機と同じ短足、幅狭でも 離着陸にもまったく苦はない。
いくら飛べばイイってRC機とはいえ、ARF機の粗雑な大股開いたピアノ線足なんかじゃスケール心は満たされないもんねぇ〜。 |