DH82A タイガー・モス  新型1/10(2217)
作りなれたお好みのMothも、ついにモス14号機で DH82A タイガー・モス にチャレンジ
先のDH60モス 1/10が好調なのに魅せられて、ついに永年の敬遠事項だった「タイガー・モス」に着手。
世界中のメーカーから販売され、プラモ他あらゆる模型でも超メジャーなタイガー・モスゆえに、
人と同じ事を嫌う独りよがりにはなかなか手を出しがたい存在だった。
思い起こせば15年前日本を離れるとき、庭先で涙ながらに焼却処分したSAITOー30搭載の
OK模型QBタイガー・モス
は、いつまでも忘れることのできない思い出の傑作機だった。
当地でDH60モスを作ってすでに1ダース、そして1/10の大型へ。思い出深いドンムアンRC飛行場で
快適な飛行を目の当たりにして遂に決断。宿願のタイガー・モスを入魂の愛機に!

2012年 2月 タイガー・モス 1/10(モス16号機)
                 デ・ハヴィランド飛行学校 G−ACDJ仕様 完成 ・・・(熊本)A1M さま 

2011年 7月 タイガー・モス 1/10(モス15号機) 英国空軍練習機仕様 完成 ・・・(埼玉)T.A.さま 

2011年 5月 タイガー・モス 1/10(モス14号機) 試作〜1号機〜3次改修 そして完成 フライト・インプレ 

DH82 Tiger-Moth 新作
 1/10 2217クラス
 (2215→2217
DH60 Gypsy-Moth 拡大新型
 1/10 2217クラス
 (2830=2215 →2217
DH60 Gypsy-Moth 12機実績
 1/12(2208−12)

イメージクリック拡大プラン

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 胴体/主翼:
  バルサ・セミ・モノコック/フィルム張り 
 全長:730、全巾:900o
 翼面積:24.9dcu、

 生地完成:395g 
 機体重量:(M,B,RC除く)495g
 全備重量:730→755→760
 翼面加重:約30.3→30.5g/dcu

 CJR2830(1200KV)(83gペラ付き)
  →Chaina 2217(1250KV)
   (8X6 85gペラ・コレット付き)

 リポ
  3S 1000 mA (85g
  →2/3S 1500 mA (115g
 9gマイクロサーボX4、アンプ、レシーバー
  =RCメカ(約70g)搭載
 4ch エルロン仕様
  (ラダー 尾橇タキシング仕様)

 CGバランス調整+25g追加

 (バッテリー3S 1500mA+2217搭載に改修
  =バランス・ウェイト不要に)
 
 胴体/主翼:
  バルサ・セミ・モノコック/フィルム張り 
 全長:740o、全巾:920o
 翼面積:25.0dcu、

 生地完成:370g
 機体重量:(M,B,RC除く)480g
 全備重量:715→770
 翼面加重:(約28.5→30.8)g/dcu

 CJR2830(1200KV)(83gペラ付き)
  →Chaina 2217(1250KV)
   (8X6 85gペラ・コレット付き)

 リポ
  2/3S 1300 mA (95g
  →3S 1500 mA (115g
 9gマイクロサーボX4、アンプ、レシーバー
  =RCメカ(約70g)搭載
 4ch エルロン仕様
  (ラダー 尾橇タキシング仕様)


 *受信機も小型(10g)に、
  重量増はまったく問題なし。アクロもOK
 
 胴体/主翼:
  バルサ・セミ・モノコック/フィルム張り 
 全長:595o、全巾:780o
 翼面積:17.5dcu、

 機体重量:(M,B,RC除く)303g
 全備重量:480〜520g
 翼面加重:(約27〜32)g/dcu

 Bm2410−12(68gペラ付き)
 リポ
  2/3S 700-1000mA(45〜85g
 9gマイクロサーボX3、アンプ、レシーバー
  =RCメカ(約55g)搭載
 4ch エルロン仕様
  (ラダー 尾橇タキシング仕様)

並べてみればよ〜くわかる DH82タイガー・モスDH60ジプシー・モスの違い
*** DH60ジプシー・モス 1/10 はこちらのページで ***
*** オリジナル DH60ジプシー(シーラス)・モス 1/12シリーズ各機 はこちらのページで ***
*** DH82Aタイガー・モス・モス 1/10 製作工程詳細は「工房日誌タイガー・モス」で ***

モス16号機も 1/10 タイガー・モス 由緒ある現存機 G−ACDJ 仕様
ロベ社の大型エンジン機のタイガー・モスご愛用のお馴染み様から、同機の電動小型スケールダウンを受注。

今回のモデルは、由緒あるデ・ハヴィランド飛行学校の GーACDJ 
1933年 後に英空軍の初級飛行学校となるWWU以前のハートフォードシャー飛行学校で登録された、最初のタイガー・モス量産機10機のうちの、
今も飛行可能状態で現存する2機の1機。

←2000年 航空ショーで飛行するG−ACDJ機
 詳しくはこちらのサイトで勉強しましょう。

2012 02 15 DH82a Tiger Moth 1/10(2217)3号機 完成
今回はリクエストでサーボをメタルギヤの強化型に変更。それだけで15gほど増加。
生地完成はほとんど変わらず5g増えて425g
カバーリング済み完成機体=535g 全メカ搭載で=695g 
バッテリー(1100mA/85g 1500mA/115g)搭載として全備重量=775〜805g
なぜか毎回作るたびに重くなる?。。。 コントロールロッドを2.5mmカーボン+ロッドアジャスターに、
サーボの強化、主翼の修正、その辺の超過で約25g増。
今回は大型既製品に負けじと気を入れた。その分の目方が25gと思えば納得できる範囲か。
実機はペラが右回転(時計回り)で逆なので、実機どおりの空気取り入れ口は逆側になってしまうが、ちゃんと穴になっていて、側板の大穴からサイドのカバーへ吹き抜けるのは実機どおりで、バッテリー冷却効果もあるはず。。。

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モス15号機も 1/10 タイガー・モス 英国空軍練習機仕様

2011 07 07 DH82a Tiger Moth 1/10(2217)2号機 完成
試作から数度の改修とテスト飛行を重ね、ほとんど手の内になったタイガー・モス。そんな時に折り良く
お馴染み様からリピートご注文。ご指定は英空軍カラー、早速腕よりかけて量産1号機の製作に。
初回と同じ造りでも新規製作で余分な改修部分がすんなり作れたので少しは軽く仕上がる・・・と踏んだのだが、
脚やマウントの強化がたたって生地完成が25g増えて420gになってしまった。
その上モノコート全面カバーで重量増加がちょっと心配だったけど、結果オーライ!
カバーリング済み完成機体=510g 全メカ搭載で=665g 
バッテリー(1500mA=115g)搭載として全備重量=780g
 結局生地完成で増加した分だけの約20g増で仕上がった。飛行性能はまったく問題なし。

1号機テストの結果として、この2217(1250KV)では8Xペラで高回転させたほうが効率がよさそうだ。
スケール・サイズ的にも8Xペラだとドンピシャのムード。まずはこれでお試しを。


お気に入りの機体ゆえ、ますます手が込んだディーテール
コクピットもこだわって、ゴッツン・パッド?だけでなしに 計器板もレタッチお絵かきステッカーで。
搭乗ドア、救急箱ハッチも線描きではなしにフィルム重ね貼りで 経時劣化ナシ!
オイルタンクはドレンプラグ(ビス)で着脱式(こうするしか組み立て方が無いからともいえる。。。)
ノーズもこだわって、エア吸入口、カブレター・エア・インテーク、排気管、足掛け、搭乗ステップ・・・
8Xペラだとほぼ実機スケール寸に近く イメージもぐっとイイ!これで飛ばせたら理想的。


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新作 モス14号機は 1/10 タイガー・モス

2011 04 28 DH82A Tiger Moth 新型1/10(2217) 完成
胴体2度作り直しの甲斐あって、細い鼻先、スリムで滑らかな胴体を再現。モノコートの威力大。
実機に忠実なフォルムをスケール感100%(自己満)で再現できた。
特徴的なエンジンカバーも忠実に再現、エア抜き効果まで実現した。
上下主翼の上半角の違いもリアルに再現。
テールの水平フィン(双フロート水上機仕様)も正確に、DH82Aとして再現。
UPに耐えるディーテールを求めて!
胴体側面のふくらみも段つきなしで綺麗に。

カウルや搭乗口、救急箱などのラインは
CDペンで線引き、電動機ならではの簡易さ。

2011 05 09 DH82A Tiger Moth 新作 初飛行 まずは成功。
夕凪を待っても、吹流し真横のあいにくの強風。一瞬の風のおさまりをぬって初飛行にチャレンジ!
やはり1000mA3Sではまだちょっとテールヘビー、やむなく単V乾電池バラストX4=100gも積んで・・・
離陸は思いのほかスンナリ。しかしダウンどころかUPトリム一杯、錘を積み過ぎだ!
すかさず降ろして再度調整。後退角つきなのでCGはかなり後ろの方とふんで、バラストは1本25gに。
2度目でバランスOK。縦安定はかなりイイ。ループはおちゃのこ、しかしエルロンがややアマイ。。。ロールは困難。
強風なので向かい風では機速が出ない。しかし絞り込んでも沈下は少なく低速、浮きは申し分なし。
早々に切り上げて着陸。低速進入も着陸もきわめて安定して容易。

まずは初飛行成功。微調整ほぼ完了。早速問題解決に改修を・・・

2011 05 11 後の祭りで問題発見。そして改修。
じっくりモーターを調べたら、2830って番号でも2217よりかなり短い。ネオジのサイズは15くらい。
つまり2217と思い込んでいたのが間違いで、実際は2215程度だった。それに10”の大径ペラだったから
引きも悪いし反トルクで左傾斜も出たわけだ。これだと9X5あたりなら十分性能を発揮するはずだから、あえてモーター交換はしないで再度試したい。1/10の大きめの機体でも2215程度で十分イイ飛びしてくれる。
2217では余裕綽々戦闘機並みのオーバーパワーだろう。
後退角+上半角なのでスワリが良すぎてエルロンがかったるいのは舵角増加で解決できそうだ。
CG合わせも決まったし余分なバラストも不要とわかったので、まづこれにて一件落着。

しかしどうせ錘を積むくらいなら容量のあるリポを積んだ方が得策なので、胴体前部、ハッチ後部の胴枠をくり抜いて
修正。中間にベニヤの水平補強を入れてあるのでこれも眼一杯削って穴を拡大。
やはりこれくらいの機体サイズになるとスペースにゆとりがあるので、アンプ、レシーバーも1階↓に楽々搭載できる。
こうすると3S1000mAは縦に2個並ぶくらい余裕の2階↑のスペース。
2000mAの縦長10cmくらいでも2階に水平にスッポリ収まる。
1500mAくらいなら前方に斜めで丸ごと収まる。CGも手付かずで決まりそう。この辺がベストマッチかもしれない。

2011 05 17 2度目で完熟 モーターは2217にしてパーフェクト
2度目のテスト飛行で再調整。滑走中にすぐに「オジギ」してしまう。後退翼なのでCG位置はかなり後ろ目なのだが、脚の位置が気持ち後ろ過ぎて簡単に「やじろべえ」してしまうのだ。やはり実機に乗って飛ぶのと模型とではわけが違う。
エルロンは舵角を増しただけで見違えるよう。ハーフ・スティックくらいで綺麗に小回りできるようになった。
やはりこの2215では「引き」が満足できない。小気味よいロールが決められない。
ともあれ快調に飛びまわれるようになって納得。スイ〜っと着陸・おっとどっこい最後にまたオジギしてしまってゴッツン!
なにしろコンクリートの滑走路だから3mmのモーターシャフトは簡単にグニャリ!
これでモーターを2217に交換する決断が・・・

2011 05 29 訪問3度目でやっと飛行場のSHOPが開店中
さっそくモーターやパーツを購入。そこで実にイイモノをゲット! 
25C、3S1500mAがなんと600B(1700円ほど) 20C、3S1500mA縦長の・・・どこかで見たことあるような?そうだ!電動エア・ガン用なのだ。これはさらに格安。コネクター交換だけで十分使える!
店の女の子が至極あたりまえのようにバランス端子になにか突っ込んで私に見せる。なんとセル単位の電圧計だ。リポ購入時に
全セルの電圧をチェックして新品良品であることを証明!
こんなサービスは通販では絶対考えられない!!
しかもたった200B(600円弱)・・・即これもちょうだい!!!
(ハイペリオン、ウェイポイント、ポリクエスト等の日本ではメジャーな端子(2S=4口 3S=5口)が使えないのがチトつらいが、ここでは全部2=3口、3=4口の端子に統一されているので問題なし)
その他GWSコピーのペラや カーボンパイプ、ピアノ線、サーボ延長線などなど これだけ買って〆て2800B!
これぞバンコク暮らしの旨味。 上機嫌で夜はヤカン出撃に d(^o^)>
2011 05 30 3度目の正直 モーター交換、脚も修正。いよいよ完熟
モーターはほんの5ミリほど長くなるだけなので、マウントベースの
バルサスラストスペーサーを少し削るだけでドンピシャOK
1250KVなので9X5のペラで回転をあげて。
実機のペラはもっと小さいんだけど・・・

内部改修の効果覿面
1500mA3S(72X34X23mm 115g)が斜めにスッポリ。
縦長1500mA(95X30X16mm 100g)は水平に楽々搭載。

結果 全備重量は760g、モーター換装バッテリー大型で、
40gほどメカ重量が増えたのでバランス・ウェイト不要で CGは完璧に!
テールヘビーの懸念は完全に払拭。まさに一石二鳥の大成果。
脚は前の斜め支柱を短くして、脚柱の高さもつめて少し前方に曲げ、新規再製作。これで脚もほとんどスケール寸に。
実に安定した飛行特性なので、実機と同じ短足、幅狭でも 離着陸にもまったく苦はない。
いくら飛べばイイってRC機とはいえ、ARF機の粗雑な大股開いたピアノ線足なんかじゃスケール心は満たされないもんねぇ〜。

2011 05 30 DH82A Tiger Moth 新型1/10(2217に三次改修完了)熟成 
モーター換装しても外観は同じ。これにて完結 2217+1500mAの強力パワーで飛行性能向上が期待される。
脚も短く作りかえて地上スタイルもほとんど実機スケールに。これで見た目はパーフェクト!!!
2011年 6月 DH82A Tiger Moth 新型1/10(三次改修完了)試験飛行

試験飛行はまたも強風下。。。2217と1500mAのパワーを持って強行離陸、以外とすんなりほとんど手付かずで
あっけないほど簡単に離陸。ノーズが重くなりバランスがよくなった分きわめて安定している。
しかし如何にパワーUPしたとはいえ所詮小型の電動機、広大な飛行場で大型エンジン機が難なく飛び回る中で、
吹流し真横の向かい風ではまるで形無し。ここでひるんじゃ日本男子の名折れ、根性入れてロールにも挑戦!
しかしあまりにも速度が低くてその場で横に転がるような状態。しかしエルロンの効きも確認できたし、凪のコンディションなら相当自由に飛びまわれそう。
追い風ではパイロン機なみにカッ飛んで行く。追い風でパワー絞るのは禁物、コントロール不能に落ちいるから。
あわてず心を落ち着かせて 即 急旋回でまた向かい風のオッチラ飛行。これじゃ満足できないわなぁ。。。
ともあれ飛行性能は完全に整った。また機会を見て今度こそスケール機本来のムード飛行を満喫するぞ!

試しに使った9X5でも 強風下で連続全開飛行では リポもパンパン、モーターもHOT。
アンプ容量は30Aで十分そうだが、風の無い好天では8Xあたりで負荷を減らして、もっと回転を上げ電流量を減らしたほうがよさそうだ。
セッティングは次回のお楽しみに。。。
試作〜1号機完成まで 工作にこだわった成果が見事結実して納得のゆく愛機タイガー・モスが誕生した。
兄弟機揃って大空散歩ができる喜び、もっともっとモス・シリーズが増えたら楽しいだろうなぁ〜

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