Macchi M5 1/10
ほとんどスケール第215作 マッキ M5 1/10
 胴体/主翼 バルサ箱型艇/フィルム張り 
 全長:810 o   (U=実機縮尺 806)
 全巾:1190/880 o  (U 1190/880))
 翼面積:28.9 dcu
 生地完成:510 g (U 535 g
 機体重量:(メカ除く)660 g (U 665 g
 全備重量:(3S1500mA〜) 1055〜 g(U 1065〜 g
 翼面加重:(約35)g/dcu (U(約37)g/dcu 

 2810〜15 クラスBL、 LiPo 3S 1500mA 〜、 
 4ch エルロン2サーボ仕様(12gX4)

↓2017年9月 マルコ・パゴット大尉の マッキ M5 1/10 #2NEW  ・・・(茨城)M.N.さま 

↓2014年8月 マルコ・パゴット大尉の マッキ M5 1/10 #1 ・・・(北海道) H.M.さま   

製作過程は 工房日誌 マッキ M5で。

2017/09/03 マルコ・パゴット大尉の マッキ M5 1/10  
 翼間支柱下翼のビスを外し、後エンジンステー下のビスを外して、上翼とポッド、支柱を一体で
 前方に倒せば、下翼は前はダボで、後部の固定ビス1本で簡単に取り外しできる。
 尾翼のサーボがこの下に埋まっているから、こうすればサーボメンテ、調整も簡単にできる。
 艇の下翼開口部にはシーラント等を塗って防水が必要。
 操縦席ハッチは、艇の凸とハッチの凹のはめ込みで、前後2本のビスでピッタリ閉まる。
 凸凹合わせ目にラップを敷いてはさめばハッチの防水は完璧。
 コード通し穴は組み立てセッティング完了後シーラントでコーキングすれば防水OK。
 翼端フロートは実機どおりに「波乗り板」がついており、全備重量にあわせて後端を切り詰めて
 喫水位置を変えられる。支柱はカーボンロッド+シリコンチューブ差込み式だから
 多少の上下調整も可能。
翼間支柱は全面改修
 V支柱は1.2mmピアノ線(両端○穴曲げ加工)+ベニヤ・エポキシ張り合わせ+
     シュリンク・カバーに塗装。
     上翼支点は長穴+ネジ止めで上翼迎え角0度に微調整可能。
     下翼支点は3mmトラスビスで翼端斜め支柱と共締め。
 翼端斜め支柱は 針金を規定長さのカーボンパイプ通しで、上翼支点は折り曲げ式で微調整可能。
     これは小型複葉機翼間支柱でさんざん実証済み。
 下翼ピボットはメインスパー位置で1点止だが、この▽支柱で上翼はガッチリ固定。
 かりに下翼が捻れてもエルロンリバーサルの危険は皆無。


 前作の経験と最近作の改良点を目イッパイ取り込んで、熟成のマッキに仕上がった。
 広大な翼面積とスリムで軽い機体と相まって、多少非力なパワーでもゆったり優雅に飛翔することだろう。
 35mm径2810〜15程度のモーターなら、戦闘艇らしいスピードとクルクル飛行もこなすだろう。

 *** 被弾して失神しても この艇なら決して豚になることはありませんよ、現在のマルコ大尉! ***

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2014/08/25 マルコ・パゴット大尉の マッキ M5 1/10  
 
 翼端支柱は上下ビス止め。上側2ヶ所は長穴なので上下翼のアライメント微調整OK。

  翼幅、全長などほぼ実機寸法に近いので、イメージ的にはテールが長く胴長な印象だったが、
  実際一葉半の上主翼はかなり幅広で、機体の縦横比はむしろ横長にすら見える。
  これでは旋回性能はあまり良くなかったであろうことと、主翼の強度不足は明らかで、
  後のM7では上下共ほぼ同じサイズの完全複葉形式に変更されており、翼幅は狭くなっている。
  M5の時代ではまだまだWWTの常識レベルで古典機のムードが色濃く漂う。

 従って、エルロンの効き、主翼端の捩れ防止などを考えると、支柱付け根からさらに翼端へ補強をするのが重要。
 ここに▽支柱を追加するのは少々厄介。 主翼は実機とは比較にならないほど強度十分なので、
 少し太めのテグスで張り線を追加するだけで十分効果があるだろう。
 艇底面はリアルに再現。 ステップ部分の⌒はやや少なめ(滑水時の旋回性能のため)。
電池バラスト(3S/1500mA 115g)を積んで、全備重量1020gで進水式。
喫水線もパーフェクト! 
実機同様のサイド白色塗り分けどおり。
ステップの位置もCGとうまく合って 
浮遊姿勢は完全スケール!!!

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