飛行艇
 紅の豚 ジーナの飛行艇(特大型 2217 → 新型 2814

アイコン図面クリック
拡大画像
超大型T (2820) 特大型V 2814 特大型U 2814 特大型T 2217 大型 2212
 主翼 バルサ・フィルム張り
 艇体 バルサBOX フィルム張り
 全長 1010 mm 920 mm 920 mm 900 mm 720 mm
 全巾 1380/1120 mm 1240/940 mm 1260/1010 mm 1260/1000 mm 960 / 790 mm
 翼面積 45.2 dcu 36.8 dcu 38.0 dcu 38.0 dcu 23.3 dcu
 機体重量 975 g 785 g 795 g 800 g 360 g
 全備重量 1380〜 g 〜1150 g 〜1185 g 〜1100 g 650 g
 翼面加重 (約 30.5 g)/dcu (約 31.3 g)/dcu (約 31.5 g)/dcu (約 28.9 g)/dcu (約 28 g)/dcu
 装 備 2820(985kv)=(142 g)
(+ペラ・アダプター)
LiPo 3S
 1500 mA〜(115 g〜)
マイクロサーボX4(50 g)
ESC (60 g)
エルロン・ラダー仕様
2814(1200kv)
(+ペラ=(130 g)
LiPo 3S
 1500 mA〜(115 g)
マイクロサーボX4(50 g)
ESC (60 g)
エルロン・ラダー仕様
2814(1200kv)
(+ペラ=(130 g)
LiPo 3S
 1500 mA〜(115 g)
マイクロサーボX4(50 g)
ESC (60 g)
エルロン・ラダー仕様
2217(→2810 クラス)
(+ペラ=(100 g)
LiPo 3S
 1500 mA〜(115 g)
マイクロサーボX4(40 g)
ESC (60 g)
エルロン・ラダー仕様
2212 クラス
(+ペラ=(70) g)
LiPo 2/3S
 1500 mA〜(100 g)
マイクロサーボX3
 =RCメカ (約60 g)
エルロン・ラダー仕様
→クリック
詳細ページ
工房日誌 工房日誌 工房日誌 工房日誌 完成機体
工房日誌

*** 製作開始から完成までの工作詳細は 工房日誌 ジーナ艇 1/11でご観察ください。***

 2016年 8月 特大 5号機 1/11 2814(前作踏襲 特注マッキ風)    ・・・(福岡)K.M.さま New

 2015年 3月 超大 初号機 1/10 2820(最大・新作)      ・・・(福岡)T.S.さま

 2015年 2月 特大 4号機 1/11 2814(前作踏襲 最新版)    ・・・(神奈川)K.U.さま

 2014年11月 特大 3号機 1/11 2814(DVD再検証 主尾翼全面新型) ・・・。(東京)Jaguar さま

 2014年 8月 特大 2号機 1/11 2814(DVD版 外観大幅修正)    ・・・(愛知)S.D.さま

 2012年 4月 特大 初号機 1/11 2217(後日初飛行後に28クラスに換装)   ・・・(三重)N.N.さま

  ご好評の2205ミニ飛行艇から始まって、2208、2212クラスも製作。
 アニメの架空の艇とはいえ、実機サヴォイア、マッキなどを参考にしたジーナ艇はぐっと洗練されていて
 バランスのよいデザイン。艇やフロートなどずっと後の時代の完成した複葉飛行艇のデザインになっている。
 シンプルなデザインは軽量仕上げにも一役かっているし、この艇ならそのまんま拡大しても何の問題もない。
  今回は2217仕様ということで、新規に作図。モデルは実機サヴォイアS13複座飛行艇
 紅の豚に登場するマダム・ジーナ艇のモデルはどうもこれが一番近い気がする。
 複座の艇となれば当然機体も大型で、この機体をもとにスケールダウンしてみたら・・・

同じ2217クラスのポルコのサヴォイア2217とつりあいの取れるサイズとなると
1/10(1380X990mm)くらいが妥当なのだが、かなり大型になってしまい、
 これではデカすぎて2217ではとても無理。

かといってパワーソースに見合った大きさとすると1/12(1150X820mm)くらいで、
 これでは小さすぎてサヴォイア2217とまるで釣合いが取れない。

以前2217で1/10ビッグサイズのカーチス・ジェニーをゆったり飛ばした実績からすると、
どうやら1/11くらいまではいけそうだ。
何度も作画して大きさを比較してみた結果、1/11(1250X900mm)が妥当なせんとしてこれに決定。

予定は未定で決定にあらず 結果は・・・ウリナラ軍艦じゃないけどやっぱり如何にせん非力すぎた。
初号機進水式で欠陥露呈 オーナーの手により28クラスモーターに換装して無事飛翔成功。
 戦訓はありがたく活かすのが日本人 以後の製作は2814搭載に・・・ 

日本帰国 新居カラコロ工作室(空孤老 可楽孤老?) 製作再開 第一号機
2016年 8月 2814搭載 特大新型 1/11 5号機  特注 イタリア軍機色仕上げ
 艇本体は前作を踏襲。今回はオーナー様のご希望により、「紅の豚」にもチラッと
 登場する マッキM7風のイタリア空軍機のカラーリングで。
 ジーナ艇自体も空想の機体なのでカラーリングも自由に・・・ってことで
 やはり複葉飛行艇は時代考証など関係なしでイタリ艇のカラーリングがよく似合う。
 モノコートのフラット・クリームはまさに羽布張り古典複葉機にうってつけのマテリアル!

機体重量は艇内外の塗装やら各部の強化などで80gも増加してしまったが、絶対的過大翼面積だから荷重の
点では問題なし。本来ゆったりフライトが醍醐味の艇なのだから、戦闘飛行艇の空戦能力は期待しないで。。。

2015年 3月 2820搭載予定で 新作 超大型 1/10 初号機 完成 
 艇本体基本構造は前作1/11をほぼ踏襲。一見して外観もほとんど変わらない。が
 今回一回り拡大した1/10ということで、側板、胴枠、底板、主翼桁、等々大半の部材の寸を増し強度を高めた結果
 機体重量は生地完成でも200g近く増加となった。。
ほんの一回りでも実際にはかなり「デカイ」!
とわいえ 主翼もデカくなったぶん翼面荷重はむしろ低下して
ますますフンワカ飛行機に。

縦横寸法は比例拡大だが、艇の巾はフルに拡大せず
やや細めでスリムな艇体に。
これだけでも前面抵抗はかなり減少されるはず。

2820のスペック(静止推力1500〜2000g)からすれば
ゆったりどころか余裕のあるかなり「イイ飛び」も期待できそう。
 深慮なく作ってしまった拙作過去最大の機体。 といってもGP機なら30クラスといった中型程度なので 「超」大型ではない
 のだが、500g程度の小型電動飛行機から進化拡大してきた拙作電動機故に、基本的な工作方法は超小型機で
 蓄積した軽量化のノウハウが功を奏し、同クラスの既製品GP機などよりはかなりの軽量仕上げになっていると思う。

2015年 2月 2814搭載 特大新型 1/11 4号機 
 艇本体は前作を踏襲。今回も外観を再々検証して 尾翼の形状を小修正。
 生地完成645g 完成機体は765g 完熟の機体は最軽量に(たった20gとはいえ嬉しい帰結!)

 アニメの時点から基本的に実物飛行艇に近いデザインのジーナ艇 もはやこれ以上弄くるところはない。
    ・・・ってところで 遂に超ド級 超大型1/10が現実に・・・

2014年11月 2814搭載 特大新型 1/11 3号機 (DVD検証版)
 艇本体は前作を継承。今回外観を徹底検証して 主・尾翼の形状を再設計新型に。
主翼エルロンはアニメ画像に忠実に
支柱から外側の翼端エルロンに。ただし
下翼の連動エルロンは省略。工程的にも
性能的にも簡素化しても十分と判断。


翼の形状変更で外観はさらにイメージUP
ほぼアニメのスタイルを忠実に再現した

 エルロンは翼端に位置・幅を変更。支柱位置は若干内側に移動して十分なエルロン面積をとった。
 翼間支柱は上下ピアノ線の長穴にビス止めで主翼アライメント微調整可能
 翼端フロートは定番 翼内にシリコンチューブ埋込み 差し込み上下位置調整可能式


 いよいよジーナ・ボートも完熟の域に達した。 この感じなら1/10サイズに拡大しても
 モーターをさらに大型化するだけで十分製作できそう。 サヴォイア1/10との2ショットがよりリアルになるはず。
   夢は膨らむ。 ただし輸送梱包上の制約がなければの話なのだが・・・

2014年 8月 2814搭載 特大新型 1/11 2号機 (DVD版)
 2年ぶりに再度特大1/11受注に際し、その後製作した1/12二機の経験も活かし、さらに
 従来の既成概念を捨て新たに紅の豚DVDで徹底的に再検証。
 (なぜ最初に気がつかなかったのか? ミニ飛行艇を作った時から外形をそのまんま踏襲していた)
 あらためてじっくり観察すると、シーンによってけっこう絵に違いがある。
 支柱や翼端フロートの位置、エルロンの巾、下翼中央部の色(白/茶色)・・・あれこれ思案しても仕方がない。
 そこでRC機と割り切ってセオリー重視でイメージ追求。結局工作方法から外観までほとんど再設計の新型に。。。
 今回の大きな相違点は翼の外形。翼端は全く別型、尾翼も再設計で形状変更。
 エルロン・サーボは 前作サボイアで成功したハッチ式に変更。コードトレーはテープでカバー。
 完成した機体は一見旧作とさほど大きな違いはないが、外観はぐっとアニメのイメージに近づいた。
 モーターも当初から余裕馬力のある大型で、飛行性能も前作の改修後(28サイズに換装)と同等以上に向上。

2012/04/23 ジーナの飛行艇 最大スケール 2217クラス 新設計特大型 完成
生地完成645g+デカイ機体ゆえモノコートカバーリングもぐっと増えて155g=機体完成800g 
1500mA程度のリポ搭載で、全備重量は大台を超えて1100gに・・・ しかし バランスは最高で
追加ウェイトは不要。しかも複葉の大翼面積とあいまって、翼面荷重は30g/デシをきる。
スピードはまったく期待できないが、まさにスケール・ムード満点の ゆったり、軽快飛行が出来るだろう。
3S1500mA(115g)搭載 全装備1100gで進水式。
大型化して主翼の厚みも増えたので、エルロン・サーボは上翼埋め込みに。
主翼はコード・トレー式の完全密封だから万一の転覆でも翼は浮き袋?
操縦席ハッチも風防前まで拡大して大型リポも搭載可能。
操縦席後のヘッドレストを回転式のロックに。

翼間支柱も上下ビス止め+テグスX張線もつけて、リアルにしかもガッチリと。

差し込み式翼端フロートもお馴染みの発泡アンコ、バルサフルプランクで削り出しの流線型に。

ラダー直結で小さな水中舵も追加 
低速水上タキシも楽になるだろう。
エンジンカバーは上下支柱と一体で、上翼も艇にもビス止め式に。斜め支柱も追加したので
従来の下翼を斜めにして横から差し込む方式断念! 下翼は前後ビス止めでシッカリ固定。
バルサ製のモーター・カバーはペラを外せば 後部下のベルクロでワンタッチ取り外し式。
すべてビス止めで強化したので、組み立て方はちょっと複雑に・・・
 @ 左右分割式の上翼は中央リブとガイドロッドをエポキシで結合。(上半角なしのフラット)
 A エンジンポッドのカバーに、エルロンYコネクター・コードを通して下へ出す。
 B 支柱上側を上翼下面にビス止め(仮締めにして上下のアライメント確認後に増し締め固定)
 C 下支柱前側を艇取り付け部にビス止め。上翼ごと斜め前に倒しておいて
 D 下翼を艇にビス止め。
 E 上翼・ポッド・支柱を起こして、支柱後部を艇にビス止め。
 F 左右翼間支柱をビス止め。テグスX張り。
 G 最終的に上下翼の平行、取り付け角確認(上下とも0度)後 全取り付けビスを固定。


大型になると欲が出て細部にも手が加わって複雑になってしまう。
ちょっと厄介な作業だが、組みあがればガッチリ固定され剛性強度完璧。
それでも大型GP機から見ればまだまだ小型機、組んだままで持ち運びが通常だろう。
公園飛行機のようにバラして袋で下げて・・・なんてことは想定外で。。。

Return to EP page  「EP一覧」へお戻りください。