AERONCA C-3 1/8

40年以上昔 ラジコン飛行機に入門したての頃まだ簡単なQBキット2、3機しか作ったことが無いのに
(それすらまともな飛びではなかった)腕を過信して憧れのスケール機にチャレンジしたのが
COX049搭載 2CH(Rd. Ev.のみ)のバルサ・キット「エアロンカ」だった。
 以来天気がよければ日暮れまで飛行場へ通いつめた。飛ばしては落とし、墜しては作り、
近所の模型店の棚にあったキットはあらかた手を付けた。若気の至り脱サラ放蕩三昧の日々でも、
なぜかその「エアロンカ」は生き永らえて暫く愛機として温存していた。

そんな遠い昔の記憶は数十年経た後まで消えることなく、中年まで自営業に励みやがてバブル崩壊後
バンコク移住、隠居暮らしの間も飛行場通いは再燃した。そして自作機製作に目覚め埋没する中、
「エアロンカ」は再びお気に入りの機体として再登場した。
エアロンカ 1/8
全 長  760 mm
全 巾 1360 mm
翼面積 21.5 dcu
生地完成重量 410 g
機体乾燥重量 485 g
全メカ装備重量 〜700 g
機体全備重量 825 g(3S1500mA)〜
翼面荷重 38.5〜 g/dcu
モーター 2217 type
メ カ ESC 25A
4サーボ エルロン仕様
そして40年の月日は夢のごとく過ぎ去り
今また再び「エアロンカ」製作の機会が訪れた。

新作となれば思い入れもひとしおで、積み重ねた経験と
ありったけのアイデアをつぎ込んで新しい夢に挑戦した。
 といっても基本的な構想は昔の先人の知恵とさほど
変わったものではないが、あくまでスケール機として
充分見ごたえもあって、尚且つ性能は21世紀の現代に
通用するものに仕上げたい。
最新のメカ類の進化のおかげで、機体の作りは昔と
そう変わらなくても、軽量化は桁違いに楽になった。
大昔の2CH機とさほど変わらない軽量仕上がりで
中味の濃いイッチュマエのRC機に仕上った。

昔日の優雅なリラックス飛行を再現してくれることだろう。

*** 製作開始から完成までの工作詳細は 工房日誌 エアロンカ 1/8でご覧ください。***

2018/12/24 「ほとんど・スケール」第268作 エアロンカ C−3 1/8 完成
テーパーもなし直線翼でフラットボトム、簡単な作りの翼なのにやたら細長い!
自分の愛機なら一体で簡単に作れるのだが、梱包、発送には「クロネコ」様の規格が・・・
やむなく2分割にしたから中央の接合部の工作に泣かされた。組立時にはエポキシ接合で一体化して。
実機のように張り線で持たせるのも不可能ではないが、如何にせん強度的にはあまりに長すぎる
今回の「見せ場」はダミーエンジン。リクエストで安直に考えていたのだが、ところがドッコイ
吸・排気管にはてこずった。ともあれ造りはなんとかクリヤしたものの、カウルに取り付で一苦労。
なんたって接着剤は使えないPETのエンジンカバーのテーパーの曲面にくっつけるんだから
削っちゃ試し何度も繰り返して面出しには一晩掛かった。《取扱注意》 スペアはありません! 
(主翼張線写真は省略「工房日誌」の写真参照)

主翼は檜スパーでガッチリ。張り線で支えなくても十二分の強度を持っている。(《注》接合部のカンザシは
左右分割翼を支える強度は持っていないので接着結合を要します。) 尾翼は△背骨に貼り付けなので張り線はあった方がいいかも。 尾輪連動なのでタキシングもOK。

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