九三 K5Y1/2
Japanese Imperial Navy Type 93 Trainer "AKATOMBO" =1/12 Full Scale=

1/12 九三水練(中練) 1/12 零式水観
2009年

ほとんどスケール
BIG SCALE

日本海軍 水上機
全 長 725(機体 670)/ mm 790(機体 665) mm 740(機体 615) mm
全 巾 920/780 mm 920 mm 920/860 mm
翼面積 22.0 dcu 21.8 dcu 21.7 dcu
機体乾燥重量 527(陸 425 〜490 ) g 516 g 375 g
機体全備重量 760(陸 〜710〜800 )g 740〜g 650〜g
翼面荷重 34〜 (陸 30〜36 ) g/dcu 33.9〜 g/dcu 32.3〜 g/dcu
モーター 2217 type / 2805 type 2217 type(CTC2836) 2217 type
メ カ 4ch エルロン仕様
(双フロート 水(陸)両用)
4ch エルロン仕様
(単フロート 水上機)
4ch エルロン仕様
(単フロート 水上機)

2018/03/07「ほとんど・スケール」第258作 1/12 9号機 タ-710・・・(神奈川)T.G. さま   リニューアル最新版

2013/03/09「ほとんど・スケール」第183作 1/12 8号機 コ-602・・・(福岡)ASO さま 

2013/02/08「ほとんど・スケール」第182作 1/12 7号機 リ-708・・・(神奈川)TAD さま

2012/08/26「ほとんど・スケール」第173作 1/12 6号機 カ-375・・・(千葉)S.H.提督 

2012/07/15「ほとんど・スケール」第170作 1/12 5号機 カ-507・・・(北海道)S.U.さま

2012/07/13「ほとんど・スケール」第169作 1/12 4号機 ウ-271・・・(北海道)S.U.さま

2012/05/27「ほとんど・スケール」第167作 1/12 3号機 イ-412・・・(神奈川)S.N.さま

2010/12/28「ほとんど・スケール」第146作 1/12 2号機 コ-533・・・(栃木)M.T.さま

2009/06/07「ほとんど・スケール」第120作 1/12 初号機 ヨ-905 (水練 K5Y1/2)・・・(東京)Y.H.さま

*** 1/12 製作開始から完成までの工作詳細は 工房日誌 九三中練でご観察ください。***

*** 初号機(2212=1/14)から11号機(1/13水練)までの詳細は 九三中練1/14で ***

2018/03/07「ほとんど・スケール」第258作 九三中練 1/12 新型9号機 完成
5年の歳月は工作方法も技術もそれなりに進化して、今回全面的に見直しでリニューアル。
 メインの改良点は、前作1/10機のアイデアを盛り込んだ胴体ハッチ方式。
上面が鼻先から操縦席部分まで全開できるので、バッテリーの搭載もずっと楽になり、
多少容量の大きいバッテリーでも使えるようにした。前部胴体も強度のある一体フレームとなった。
 主翼も1/10同様、前縁下側を反り上げた準半対象翼型にして、運動性能も向上。
上半角+後退角の上翼は何度やっても厄介で一番気を使う重要ポイント。
 翼間支柱も発想の転換で、従来どおりの針金折り曲げ式は踏襲しても 一体N型にせず
翼取付角やアライメント調整の自由が利くシンプルな3本別体式にした。
 古き良き物は踏襲しつつ新しいアイデアや工法も取り入れて、よりシンプルで扱いやすいものに。
 かつてこだわり続けたダミーエンジン作りも、飛行と外観上不必要な小細工は廃止して
機能最優先で外観と造りを両立させた。
 ノーズのエンジン架周りのルーバーは相変わらず手間喰い虫。でもこれだけは赤とんぼ胴体の
一番目立つところだから省略するわけには行かない。

***カバーリング完了時点で写真撮り。厄介な日の丸と機番号貼り付けは一番最後の仕上げ仕事。
   やっぱり日の丸がないとなんとも間の抜けた感じだが仕上げにぬかりはありませんゾ!

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2013/03/09「ほとんど・スケール」第183作 九三中練 1/12フル・スケール 8号機 完成
九三水練、九七艦攻 九九艦爆 その他多くの拙作をご愛用のASOさまのリクエストで
前作同様540サイズBLにパワーUPした曲技飛行もこなせる「高等練習機」仕様の陸練を。
前作とほとんど同じ作りだが、ビスやワイヤのサイズまで
留意して軽量化に努めた結果、生地完成で390g、
全面モノコート・カバーリング済み完成機体は470gで 
前作より若干軽く仕上がった。

OSの2805搭載余裕パワーで 従来の2217クラスと
一味違った飛びをお楽しみ下さい。
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2013/02/08「ほとんど・スケール」第181作 九三中練 1/12フル・スケール 7号機 完成
今回は 五式戦ご愛用のお馴染み様から 同様に540サイズBLにパワーUPした「高等練習機」仕様で。
ノーズスペースギリギリで3805を搭載 モーターの長さは2217と同等なので問題し。
前作で成功したエルロンサーボのハッチ式埋め込みを踏襲。
翼間支柱も芯の針金を少し太くし、全周シュリンクカバーで
強度充分に仕上げた・・・ その分重くなった。。。
下翼中央下面
脚固定部ベニヤも強化。

脚後部支柱取りつけも
3mmナベ皿タッピングで

そしてまた重くなった。。。
強力な540クラスモーター搭載ということで、マウントベースはじめ各所を補強したために、カバーリング済み
完成機体重量は490gに増加してしまった。しかし30g程度の増加は 余裕の翼面積、3805のハイパワー
バラストなしでバランスOK全備総重量はさほど増加しない、ということで余裕の飛行が出来ることは間違いなし。
この九三中練で曲技飛行なんかやったら 坂井か・・・菅野か・・・ ぜひ大暴れしてもらいたい。
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2012/08/26「ほとんど・スケール」第173作 九三中練 1/12フル・スケール 6号機 完成
今回の九三中練は 大東亜戦前の全面銀色/赤尾翼(昭和12年頃?)で
 父がたどった足跡 霞ヶ浦航空隊所属機 カー375(機番は架空)で 
ディーテールにもいろいろこだわったが、PETの
銀フィルムのおかげで、カバーリング完成機体は
かなり軽量化できた。
前作に比べ 生地完成は380gで20g増加だが 完成機体は420gとシリーズ最軽量に仕上がった。
3S/1000nAなら全備で690g 1500mA無理やり搭載でも720g フィルムの重量はかなり影響するものだ。

機体番号は、初期の霞ヶ浦航空隊仕様で、上翼中央、下翼下面両側にも描きこんだ。
ただし、下翼下面の番号はハッチ位置の関係で已む無く一回り小さく、内側に寄ってしまう。
今回の改修点は、エルロンサーボを前作同様下翼下面埋め込みの9gサーボX2でも、
逆亦真也で、下翼の翼厚をほんの少し増やせば旧来のハッチ式にできる。工作がしやすい分だけ
重量増加は微々たるもので、メンテ等考えれば陸上機ではやはりハッチ式を選ぶべきだった。
エルロン上下リンクも旧来のピアノ線2分割式でシンプルに。過ぎたるは・・・でたまには温故知新が。。。
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2012/07/12「ほとんど・スケール」第169・170作 九三中練 1/12フル・スケール4・5号機 完成
引き続いての赤とんぼ。 今回の4号機は大東亜戦前の黄橙色/赤尾翼(昭和15年頃?)
 5号機は予科練仕様、霞ヶ浦航空隊搭乗機カー507(昭和17年頃〜)で
前作でもう完熟の域に達した1/12九三中練 今回も基本工作はほとんど前作を踏襲。
いろいろ悩んだマーキング。制式採用以来何度も塗色や機番号表示が変り、コレといった定番は無い。
4号機は戦前期塗色で架空番号、5号機は霞ヶ浦航空隊でカ−507のご指定。戦時中のお父上搭乗機ということで、昭和17年以降の制式に従って、左下翼下面にも機体番号を記入した。
それ以前は胴体機番号も「カ-」付きで、上翼中央上面、下翼左右下面にも番号を描いてやたら賑やかだった。往年の名作プラモデルでも各社各様、年代の異なる様々なマーキングがあって翻弄される。
今回の特別「オマケ」? 操縦席後部胴体の救急箱?にもノーズと同手法でルーバーの凸をつけた。
標識燈にも色気をつけて・・・垂直尾翼付け根の空間は黒の線で代用表現。

やりだしたらきりが無いディーテールUP、外付けの翼端・尾灯、夜間飛行訓練用のフードを取り付ける△台、尾翼の支柱、こだわる人は気にする張り線・・・飾り物の精密プラモ工作の向こうをはるのはやめにして、ここら辺でオマケ工作は打ち止めにしないと。。。なんたって飛んでナンボのラジコン機なのですから

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2012/05/27「ほとんど・スケール」第167作 九三中練 1/12フル・スケール3号機 完成
1年半ぶり久々の赤とんぼ。バンコクヤカン飛行戦友様のご依頼とあって心機一転。
といっても見た目は変らず前作そのまま・・・でもまたまた作る度に改修の手が。。。
今回からの改修点は、2217クラスの重量増加に十分余裕を見て、エルロンサーボを前作の
下翼トルクロッド・ダイレクトの1サーボから、下翼下面埋め込みの9gサーボX2に強化。
翼厚の関係でギリギリなのでハッチ式ではなく最近のサヴォイア等と同様のの手法で埋め込み式に。
上翼ならハッチ式にも出来るのだが、せっかくの外観を重視してあえて下翼に・・・
何機つくっても、いかに作りなれても、ダミーエンジンは手間喰い虫。ここでいつも時間を食って(汗をかいて
体力も消耗して)・・・とはいえ此処が拙作の一番の見せ処と肝いりで・・・ 永らくお待たせしました m(_~_)m 
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2010/12/28「ほとんど・スケール」第146作 九三中練 1/12フル・スケール2号機 完成
翼間支柱は例の通り針金+バルサ+シュリンク
しかし斜め支柱も接合してN字型に一体化。

脚は2mmと1.5mmピアノ線で△に、強度を向上しました。
フルスケールの1/12 フォルムも完全な赤とんぼになりました。
翼面積も十分 機体重量はほんの15g程度の増加、翼面荷重も余裕十分ので、まさに練習機にふさわしい
軽快な飛行が期待できる。九三中練も来る所まで来たという充実感。
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2009/06/24「ほとんど・スケール」第120作 九三中練(水練) 1/12フル・スケール初号機 完成

熟成のフォルム

鑑賞にたえるディーテール お気に入りのワン・ショット
2212クラス1/14〜1/13と拡大してきた「赤とんぼ」も、2217クラス製作にあたり、これを期に
完全1/12スケールサイズで再設計。
まずは 陸上型 九三中練 もう 「まんまスケール」!!!
新設計で胴体も1/12フルサイズ。長い胴体もそのまんま 全体のバランスもパーフェクト
大型化した分、こだわりのオマケも完全に充実。滑油冷却器、ベンチュリー管、ステップ、信号灯・・・
 *** 機体番号はデッチアゲ。ヨは横須賀空なんだけど故郷のコハマ、番号は受注年月で ***
本命 水上型 フロートも新設計 まさに 「まんまスケール」!!!
連続で海軍水上機を製作して作りこんだフロートもフル・スケールで再現。過荷重全備760gで進水式
組み立ては前作1/13を踏襲、張り線補強でシッカリ位置決め。
(コンパチゆえに・・・水練用の大型垂直尾翼でも中練用の尾輪つき!?)
 前作同縮尺の九五水偵、零式観測機を上回る、シリーズ中過去最大のモデル。なぜか翼全巾は皆同じ!
 練習機なのに偵察機よりちょっと重くなってしまった。でもスペックはほとんど似たり寄ったり。
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