日本海軍

九一式水偵 1/12 スケール  

 機体 バルサ・Lアングル 角胴 フィルム張り 
 全長  490 mm 全巾:680 / 520 mm
 翼面積:13.0 dcu、
 全備重量:〜 417 g 〜
 機体重量(モーター、バッテリー、ラジオ除く)
     :254 g (194 g + フロート 60 g)
 翼面加重:(約 32 g)/dcu

 Bm2408-21 B.L. (+マウント+ペラ=68 g)
 LiPo 2 / 3S 500〜800 mA (45g)
 アンプ レシーバー、6gマイクロサーボX3
  =RCメカ (約50 g)搭載
 4 ch エルロン仕様

グリーンアロー出版社 図解世界の軍用機史5「日本海軍軍用機集」より
海軍横須賀工廠で試作した潜水艦搭載用小型水上機。
 横廠一号はハインケル水偵を基にした回転ロータリーエンジンの小型機。
 続いて英国パナールのペトを範にして試作した横廠二号が九一式水上偵察機として制式採用となり、
 川西で8機生産、試作2機とあわせ10機しか作られなかったが、初の制式潜水艦搭載飛行機として
 巡潜一型イー5(スー5)巡潜二型イー6(スー6)に搭載、カタパルト発進、分解組み立てなどその運用法を確立した。
 後の九六式小型水偵は完全な実戦配備となり、大東亜戦争緒戦で遠くインド洋、マダカスカルまで偵察に活躍。
 そして唯一アメリカ合衆国本土に爆弾を投じた零式小型水上機へと進化。
 世界で唯一潜水艦搭載飛行機を実用化した日本海軍、そのさきがけとなった機体がこの九一式水偵なのです。

17 Oct.. 2007 九一式水上偵察機 改 E6Y2?完成 (WEBオークション落札で静岡へ出撃)
4月の公園お池 初飛行成功から、ひ弱だったフロートステーの改修、ラダー面積増加で<改>型に。
← 水中舵がないので滑水じの舵取りのためにラダー面積を拡大。実機もこんな形に改修した写真を見たことがある。
→ フロートステーは上級機と同様に3mmカーボンパイプをフロート上の穴に貫通させ、ステー先端と
   輪ゴム止めのワンタッチ差込み式に。これでグラ、ガタなしで安定滑水、着水が可能に。

 九一式水上偵察機 製作工程は「工房日誌」「91E6Y」でご覧ください

15 Apr. 2007 「ほとんど・スケール」第82作 九一式水上偵察機  完成
生地完成で208gとまずまずの仕上がり・・・と思いきや、光輝シルバーでカバーリングしたら250gを超えてしまった。
予定していた小型10gアンプは公称10AなのにヤカンBLが回らない! タイ製安物買いの銭失い!
泣く泣く20gの台湾製オマケセットのアンプを搭載。またこれで+10g。結局全備で400gを超えてしまった。。。
主翼は一葉半で上翼翼端エルロン。
下翼はオマケ程度の小さい翼。
ニューポール同様横の操縦性は良さそうだ。
6gサーボなので見た目も割りとスッキリ。

上翼は中央△支柱の2点止め、したがって
翼間支柱は上級機同様の針金式でしっかりと。

上翼取り付けは、
まず後支柱に2mmタッピングでビス止め。
そして前は上から貫通の3mmボルト・ナットで。
バッテリー搭載は、ビス2本でカウルをはずして、防火壁後部に上から搭載。水対策で下面はプランクで塞ぐ。
着脱が容易なように長いモーターシャフトは短く切ってテーパー・コレット式のペラ・アダプターでワンタッチに。
取り扱い、格好はいいけどこれでまた8gの増加。。。
ダミーエンジンはドーナツ状のベニヤが芯になっているのでプラ棒を3ヶ所埋め込み、カウルの穴にパックンチョ。
フロートが付いているので「こんにちは」してもダミーエンジンを壊す心配はない。当然フロートはやられてしまうけど・・・
双フロートは、前がいつもの脚同様のチャリ・スポークで機体に差し込み固定。これで確実に位置決め。
後ろは1.5mmピアノ線で下翼後ろの内部ベニヤ補強したハードポイントへタッピング止め。
斜め支柱はお決まりのダミー、前方へ輪ゴムでテンションかけているので着水のショックアブに役立つ。カナ???

16 Apr. 2007 恒例の庭のお池の進水式 喫水線も設計どおり!
さてさて ちょっと予定オーバーの過過重?だけど、いよいよあとは公園ハザード池の進空式を待つのみ。

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