スリット差込み組立式の尾翼は
1mmバルサ外板を積層で強化。
Rd.はミドル・サーボ艇内からロッド式
Ev.はミドル・サーボ艇背中からワイヤ式
艇内に埋め込んでホーンだけ露出で
ワイヤの張り、調整は外部で楽にできる。
ここで思わぬ伏兵が! ピアノ線ロッドの長さが足りないのだ! かといって
Rd.サーボを後ろにしたら、主翼の下では完成後の点検・調整が極めて厄介なことになる。
やむなくストッパーとハンダ付けで延長することに・・・ |
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昇降舵は胴体背中のサーボホーンから外部ワイヤリンケージ。まづはテグスで差動確認のお試し。 |
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作動テスト完了!
ホーンの長さもジャストで舵角はベスト。
組立式尾翼でも捻れや曲がりも無くスムーズ作動。
機体完成後ワイヤ・リンケージを張れば完璧。
←(写真じゃほとんど見えないから画像に線引きしてます)
サーボの防水対策も秘策あり。問題なし。 |
主翼台の組み付け |
胴体は○で頂点に主翼が乗るから、どうしても幅のあるベースが必要になる。
胴体内部の□型フレームは外形○にあわせて胴体上部ラインより1cm下がっているのだ。
その差を埋めるのが箱の上に作りつけた主翼台になる。外側のフィレットは
フル・プランク終了後に、操縦席ハッチとラインを合わせて後付けとなる。 |
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ここが一番神経を使うところ。主翼中央部の左右水平が完全でないと後々調整がひどく厄介なことになる。
おまけに下主翼は迎え角2度つけるから、側面ラインは水平ではない。 |
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あとは全体をプランクすれば艇本体は完成。バルサ生地なら外付け底部も簡単確実に接着組立できる。
本体○胴体は密閉だから底部分だけ後付けでもまったく浸水の恐れはない。成形も自由にできて好都合。 |
○胴体のプランク |
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中央はほぼ○断面、 後部は上辺が水平だから下側を曲げ加工。
難関は砲弾型のノーズのカーブ。
どんなことしても一枚板では曲げ不可能。
結局タンザク張り合わせの桶造りしかない。
濡らしバルサを高温アイロンでスチーム曲げ。
一枚ごとにライン合わせしながら貼り付ける。
悪戦苦闘 プランクで2日の激戦に。。。 |
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実物の造船所宜しく何枚もの張り合わせでようやく本体○胴完成。継ぎ接ぎなんて言わないで!
中味はフォームのアンコだし全面スプレー糊で接着だから完全ノーパンク!浸水皆無。 |
基本○胴体完成 そして船底の造りつけ |
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今回は大型でもあり船底は実機同様の
リアルな形にしたい。その欲が祟って・・・ |
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「(x~x) 過ぎたるは・・・やっぱりシンプルな△形左右張り出しにしとけばよかった。
実機の資料や写真をさんざん眺め回したが、どうも胴体先端の底は、単純な逆Rだけではない!
先端中央は内部の○胴体の舳先が突き出ているのだ。左右に△底が貼りついている感じ。
それだけならなんとかスンナリやれそうなのだが、問題は「ステップ」。他の飛行艇の経験から、
RC艇ではなんとしてもステップの段つきは欠かせない。○と△と直線Vの折衷!
さんざん下書きを繰り返し、結局ノーズ部分だけ中央○底+左右△という形に仕上げた。
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操縦席ハッチの製作 |
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大型化にともないハッチ開口部も大きくなり、操縦席床のトラスタッピングビス止でしっかり閉鎖。 |
艇本体 完了 |
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艇底も決まり、ハッチも完成しこれで艇本体は終了。
2段のステップで離水性能も向上した。はずた・・・
仮組みするとようやくシーライオンらしい
全体のフォルムが現れてきた。 |
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上下主翼の製作 |
下翼は中央水平で左右上半角3度、迎え角2度。上翼は中央接合 上半角1.5度、迎え角0度一体型
下翼中央が水平の基本となるので胴体上面を入念に調整、それから左右、上下翼組立になる。 |
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エンジン、支柱の製作 |
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旧作1/11、1/10ではモーターベースに合わせて
中央シリンダー列のBOXを幅広にしたので
サイズが大きすぎてちょっと不細工ではあった。
今回は機体に合ったリアルサイズにして、
マウント部分から後ろはカバー無しで
モーターは露出にした。
エンジンの外観はグッとリアルになった。
上部は上翼下面にではめ込みエポキシ接着で固定。 |
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動力源となる中央支柱はアルミ板とロッドで、付け根はボルト・ナット止めでしっかり固定。
斜めロッドはアジャスター付きにして前後へのブレを止め、上下翼のアライメントも調整できる。 |
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3542サイズの強力パワーのモーターで
10X7の4翔ペラだから、推力は余裕綽々。 |
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操縦席はまるごとハッチで、大型化して
開口部も内部も広く十分なスペースがあり
ここにESC、受信機、バッテリーが楽に収納できる。
4S2000mAクラスのバッテリーも余裕。
モーターへの延長線入り口はシーラントで密封する。
ノーズに重量物をまとめるからバランスとりも楽に。 |