工房日誌 製作ダイアリー
ほとんどスケール 大判1/10 ソッピース・シュナイダー

 2010 08 06 ソッピース・シュナイダー 8号機 1/10 X ・・・(山口)R.K.さま

 2009 01 30 ソッピース・シュナイダー 7号機 1/10 W ・・・(福岡)ASO さま

 2008 09 20 ソッピース・シュナイダー 6号機 1/10 V ・・・(三重)M.T.さま

 2007 09 20 ソッピース・シュナイダー 5号機 1/12仕様 ・・・(広島)T.S.さま

 2007 08 15 ソッピース・シュナイダー 4号機 1/8仕様 ・・・(東京)T.H.さま

 2007 08 10 ソッピース・シュナイダー 3号機 1/10 U ・・・(埼玉)Y.K.さま

 2007 05 01 ソッピース・シュナイダー 2号機 1/10 T ・・・(京都)AKI さま

 2005 12 25 ソッピース・シュナイダー 1号機 1/12仕様 ・・・(京都)AKI さま

2010年 8月 5日 1/10 ソッピース・シュナイダー#5 機体 生地完成 
DH60ご愛用のKさまからの特注 同じシュナイダーでもちょっと違う。

あったんですねぇ〜!
WWTの臭いに刺激されて、まだ航空後進国だったアメリカ海軍が
あせって買い込んだ水上機。武装なしだから偵察機?

赤青白のトリコロールラダーと蛇の目、ハットインザリング

かつて製作した 迷彩色のNi28
 フライボーイズのNi17大判1/10
 の記憶がよみがえる。
これが航空隊開設当初のアメリカ国籍標識だったんですね〜
エンジンカバーもモールド修正してタブロイド独特の
「オデコ」な形にリファインでムードUP。

白黒写真ではハッキリしないが、機体はどうも
全面ガル・グレーのようだ。
しかし、フロートはオーナーの希望で木目調
(というかホントの木目だけど・・・)クリヤフィルム貼り。
胴体内部はラッカー吹き付けで気持ちだけ防水!?
ラダーはUSネービー仕様?で 垂直板面積を拡大。
テール・フロートはカーボンロッド3本足に簡略化、水中舵はラダー底辺とコの字ワイヤテープ止めで連動に。
タブロイド共用のスキッドをつけない分シンプルで、テールは軽く出来る。
翼間支柱は従来方式=針金折り曲げ + テグスのX張りで位置決め完璧。
操縦席前のカマボコ型デッパリ(メーターカバーか?)も再現。 風防ガラスもついてないんだ!?
そういや同じソッピースのPUPも機銃のお尻にゴツン防止のパッドに囲まれたガラス?がついてるだけで、風防ガラスはない。
当然防弾ガラスなんてまだなかった時代。 しかし風除けとはいえいかにも前が見難いだろうに。。。
エルロンは5gマイクロサーボ ハッチ埋め込み式2サーボの 翼端上下連動Wエルロン。
この手のサーボは衝撃でケースがバラケてしまうことがあるので、バルサのBOXにスッポリはめ込みに。
今回は純水上機として製作 従って陸上型タブロイドの脚装備はナシ。その分フロートのステーは
実機同様に支柱を強化して、少々目方喰いでもシッカリ固定。
斜め支柱は前後針金で輪を作り、前上はステーのピアノ線に、後下はフロート連結ロッドにはめる。
これですべて金属芯の入ったN型支柱になって、位置は完璧に固定、離着水でグラツキなし!

いよいよカバーリングで完成へ という前にもう一仕事 「Hat in the Ring」のステッカーお絵描きしなきゃ。。。

2009年 1月 30日 1/10 ソッピース・シュナイダー#4 機体 生地完成
機体工作はほとんど同じ。今回の変更はテール・フロートステーをカーボン2本に。
翼面荷重の余裕から主翼は前縁ハーフプランクで剛性向上。
エルロン上下連結棒は2mmカーボンパイプにクランク曲げピアノ線差し込み接着方式。
シュナイダー 水上機型 
タブロイド 陸上機型 ダミー・スキッドつき 
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2008年 9月 20日 1/10 ソッピース・シュナイダー#3 機体 生地完成 
シュナイダー 水上機型 
タブロイド 陸上機型 ダミー・スキッドつき 
機体工作は前作とほとんど同じ。側板は一枚板部分を広げ工作しやすく、○穴抜きで。
主翼メインスパーは久留庵便流スパー頭削りで、フィルム表面滑らか仕上げに
前メイン・フロートは前作同様の組み立て方式
テール・フロートはテール・スキッドを下に延長して、フロートの舵に差し込むだけでラダー連動式に。
陸上機仕様でもテールスキッドはラダー連動で、タキシングでの舵取りも簡単にできるようにしました。
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2007年 7月 23日 1/10 ソッピース・シュナイダー#2 受注
2007年 8月 10日 機体 生地完成 
機体工作は初号機とほとんど同じ。防火壁ベニヤ、支柱パイプ、同枠などなど全パートを減量して軽量化を。
主翼も6gサーボX2の 翼端Wエルロン。翼の剛性は十分なので前縁プランクは軽量化のため廃止。
今回使用したサーボはサーボホーンが小さくてアジャスターはエルロン側、マスバランス風?いえいえ仕方なく。。。
フロートもまったく同じ方式で、前作を踏襲。当然車輪に交換して水陸両用型。
今回の<ヒラメキ> おまけ的な車輪・脚でもなんとか陸上機「タブロイド」風に仕立てたい。
 そこで脚柱を後ろに曲げ車輪を取り付け、お飾り橇を前後とも輪ゴム+被子チューブのダミーステーで・・・
 陸上機仕様もなんとかそれっぽく仕上がりました。
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2007年 5月 1日 アンコールにお答えして シュナイダーも 拡大新型に 
 2006年末に作ったシュナイダー 1/12をお納めした京都・
舞鶴のAKI・N氏からのアンコールで、ニューポール同様シュナイダーも
ひとまわり大きい1/10サイズ、2212クラス搭載で新期製作。

極力軽量化に努め、余裕の大翼面積とあいまって、
さらに飛ばしやすい機体つくりを目指して・・・

 基本構成はほとんど前作1/12と同様。大きな改良点は主翼とエルロン。

 胴体は前作のカウル(モールド改修)を利用して、少しスケールはデフォルムになるが細めのスリムな胴体に。 どうもこの方が見た目は実機っぽく見える。

 プラモなどでもそうだが、模型はそっくり実寸縮尺では逆にイメージが変わってしまう。やはり全体のバランスをみて適当にアレンジしたほうが、リアルに見える。
基本骨格は1/12とほぼ同様。改修点はノーズのみ。 水上機を考慮してバッテリーは「Ni11」同様モーター上胴体最前部カウルの中に収納。
防火壁も幅広重ね貼りバルサ同枠だけでベニヤはマウントベースと天井だけに。
いつものように定盤上で下側をすべて組み上げてしまう。
定盤からがして裏返し。上部構造を組み立てる。

後部胴体は「60MOTH」の手法で実機同様に
1.5mmバルサプランクでモノコックに。
サンディングして仕上げるとほぼ1mm厚になり軽くて頑丈。

コクピット周りも小物を追加。
カウルは上側のみを切り取って、ビス止めでハッチとする。
新規設計の主翼 実機同様 上下W翼端エルロン 
上下共同じ型で翼端Wエルロンに。Ni17 1/10のやり方を踏襲して、6gサーボを
1mm航空ベニヤのハッチに固定。ただし上下Wなのでサーボ組み込みは下翼にして外観をスッキリと。
(水上機なので下面の穴は気になるが、そこは操縦者のテクニックに依存して・・・
前後Wスパーで前縁・後縁部分のみ1mmバルサプランクで、シッカリした主翼が完成。
アスペクト比の小さいダンビロな矩形翼なので翼厚は12%ーの薄翼で抵抗軽減。
機体ほぼ生地完成に。あとはフロート製作のみ 
モーター(RTC2827MS 60g)、6gサーボ2個と
3又コード込みで314g 機体生地完成は約230g。
やはり一回りでデカく、主翼も複雑なため、結果的には
シンプルな1/12より80gほど重量増加。 が、しかし
翼面積は22デシ以上もあり翼面荷重は大幅に軽減。
ここら辺が大型化すると楽になる所以。

軽量化のかいあって、デカイ上下翼にもかかわらず
同じ1/10のNi17より50gほど軽いのです。
実機同様ノーズの下半分は吹き抜け。
バッテリー出し入れはノーズのカウルをはずして
外から簡単に出し入れOK。
(ノーズがトンガッているのでPETモールド成型の
カウル(というか蓋というか)先端を引っ掛け後ろでビス二本で固定。)

モーター上のマウントには2S1300mAくらいまで搭載可能。
厚み・重量のある3Sは防火壁後ろのメカ室に縦積みに。
これでテール・ヘビーの不安は解消、CGはバッチリ決まる。

2007年 5月 7日 機体生地完成 

これでノーズにバッテリーを搭載すれば、
むしろノーズヘビー気味でCGは完璧!
450〜1300mAくらいまで各種バッテリーサイズに対応
エルロンは翼端上下連動 効きはバッチリ!

6gサーボを下翼左右に内奏したので、デッパリはナシ
外観はスケールを損ねることなくスッキリ でも・・・
下面のハッチの穴から浸水したら・・・唯一不安

前フロートは3mmカーボンパイプを貫通
輪ゴム止めで着脱ワンタッチ
左右前後のブレはまったくナシ

後フロートは3本足を胴体のガイド穴に差込むだけ
これもまた着脱ワンタッチ
バスコークでも塗ってやれば防水も完璧
ってことは ハイ 足を差し替えるだけで陸上機にも変身可能なのです
 (バンザイ 一粒で二度美味しい・・・アーモンド・グリコ 覚えてますか?知ってるかなぁ〜??? 今タイではグリコはメジャーなのですよ!)

10前脚はフロートステーと交換
防火壁前面のビス2本で固定版が着脱できる
後ろステーはビス2本で取り外し

後フロートを引き抜いて
固定式のスキッドをガイド穴に差し込むだけ
(水上機の時はテープで穴をふさぐ)

実機「タブロイド」のスキッド式脚とはぜんぜん違う
簡易型の脚だけど、これでまずは陸上機として飛行試験、
操縦練習・トリム調整もできるのです。
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