2018.11.07 新型1/8 NEO 2号機 |
出来たてホヤホヤのNEOだが、今回根本的再検討の結果、従来固執していた飛行艇底の原則を脱却して、
イタリヤ艇のカマボコ底の理想を徹底追及。その結果サヴォイア・シリーズの理想型としてリニューアル再登場。 |
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サイド・シルエット、基本構造はほとんど変わらないが、艇底のデザインを一新。
従来 艇の重心位置でセンター・キール前後の傾きを切り替えていたが、それはV底飛行艇の基本原理で
イタリヤ艇のカマボコ底には当てはまらないと判断し、底面のデザインを再検討、まったく新型に変更。
底中央部キールのラインがほほ水平なので、水上姿勢もより水平に近く滑水時のシリモチもなくなり、
艇自体の重量軽減もあって喫水線が低く、離着水がより容易・スムーズになるだろう。 |
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尾翼の積層、分割式構成は842以来の3サーボ・ロッド式でそのまま踏襲。 |
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前作の工程を見直し、この段階で前後艇体上部のプランクを完成させ、その後操縦席・ハッチ周りを仕上げる。 |
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上面プランク、前後ハッチ終了。操縦席ハッチはこの形状なら翼と艇の隙間からスンナリ取り外せるので、
後支柱の艇内壁まで拡大。艇内の胴枠を1つ減らすことが出来るから軽量化にもなる。
ノーズのチャインも成形して艇本体が完了。 |
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艇底面形状も徹底追及。従来の既成概念を捨ててイアタリヤ艇カマボコ底を再検討して大修正。
艇中央を水平なキール・ラインにして、重心点の前後をほぼ同じ距離になるようにし、ステップ位置を
アニメスタイル(操縦席下まで)同様に後部へ延長。 これにより水上姿勢はかなり水平に近くなった。
* 一般的なフロートのような、ステップを境にした前後への立ち上げが
発進渇滑水時のシーソー挙動、尻餅姿勢の原因だったと判断。やはり凹底は別物のなのだ。 * |
2018.11.25 最後の詰めはエンジン・ポッド |
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エンジンマウント、支柱を製作。今回はエンジン・ポッドを一回り拡大して、アニメ・イメージを強調。
旧来のようにこの中にESCを詰め込み、下の艇への延長コードを電源線2本だけにすることも出来るが、
万一転覆した時はESCが完全に水没してオシャカになってしまうのと、重心点が高くなる点を考えると、
やはりコード・工作の無駄が増えても、ESCは艇内に置いた方が良い。
艇自体の前後バランス調整にも都合がいいし・・・ |
2018.11.30 ようやく生地完成に |
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今回思い切ってエンジン・ポッドの巾を広げ全体を大きくしたが、果たして結果オーライ!
サボイアの特徴といえるエンジン・カバーを強調し、グッとイメージ・アップになった。
やはり」今までが小さすぎたのかもしれない。 既成概念にとらわれると進化は出来ないものだ。
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