工房日誌 製作ダイアリー
 ポルコのサヴォイア 1/12 FV(Final Version)

2021 02 12  サヴォイア1/12F.V. 2号艇 NEW・・・・・・・・ 発注御礼(大分)T.F.さま

2019 10 02  サヴォイア1/12F.V. 初号艇 ・・・・・・・・(ヤフオク落札御礼)(熊本)M.K.さま

2021年 1月 1/12サヴォイアF.V. 2号艇 製作開始
 ファイナル・バージョン型で2号艇製作。前作と基本的に一緒、と言いつつも毎度のことで
 作り出すとついつい手を加えてしまう。それで果たして軽量にできるのか???
艇は同じ作りでも、ハッチは上級1/8・10を
そのまま縮小。小さいの拘り過ぎではあるが
バルサの厚みや材質を吟味して軽量化に努める。
操縦席ハッチはダボとビス止めでシッカリ閉鎖。
 尾翼の作りを変更
 水平尾翼は上面のみプランクの積層で、外観と強度を向上。垂直尾翼にスリットをつくり
 横から水平板を差込み中央で接着に。アライメント確認後昇降舵ヒンジを差し込んで取り付け。
 従前の垂直板・水平板共に切り込み+十字差込みでは強度も、左右の狂いも不安があった。
 エレベーターは後退角付きで、左右別引きの2マイクロサーボで上級機種と同仕様に。
 従ってテールのロッドは3本になる。 小型ゆえに支柱は一本のみに省略。

 2022.02.07 主翼と支柱、マウント・BOXの製作、組み付け
 1/12では主翼も小さい(W=92cm)から、梱包のためだけに左右分割にする必要はなく
 一体もので製作。中央接合部のカンザイや補強やらの分軽量に仕上がる。
 エルロンはマイクロ・サーボを使用して上級大型と同様のハッチ式に。
 コードトンネル(紙筒)内は防水対策で吹き付け塗装。 ハッチから浸水しても
 翼中央のケーブル取り出し口から排水できるから、翼内リブ間には浸水しない。
艇主翼支柱は翼下面にタッピングビス止め。
お馴染みPETパーツはビスの位置決めで
平頭のトラスタッピングビスだから
支柱に埋め込んだ前後連結ピアノ線ロッドを
押さえつけるから、強度は充分問題なし。
(もう十年以上拙作小型機の定番)
支柱に干渉するからまず前方ビスをとめてから
支柱を後方までずらして後部ビスをとめる。
左右翼端から艇尾端までの長さを揃えて
センター位置確認してから固定する。
モーター・マウント(エンジンポッド・支柱)は
内装したピアノ線の先端をリングにしてあり
主翼上面のピボット(厚ベニヤ)にビスとめする。
モーターのUP/SIDEスラストは
ベースとの間にワッシャーをいれて調整可能。

進水式のあと水上滑走をし、艇の状態を見て
微調整を要する。
 エンジンポッドも上級機と同様。二回り小さくなっても手間は変わらない。これが目方と時間喰い。
 尾翼もフロートもエルロン・ハッチも同様
 これらが積み重なって結果的に重量増加のもとになってしまうのだが・・・
 2021.02.12 生地完成 453g
 前作12fvT号艇とほとんど同じだが、今回主翼リブ間隔を小変更して、全巾を縮小。
 全体的に理想的アニメ・シルエットに近い仕上がりとなった。

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2019年10月 最新最終(ファイナル・バージョン)型 サヴォイアの帰結
2019年 1/10、1/8 シリーズ各型の縮尺・
諸元の更新に続いて 小型1/12も最新の型に改変。
公認1/48プラモを実機サイズの基準として、各型の
縮尺を見直して全機種再設計した新型に変更。
その結果すべての機体が一回り小ぶりになった。
小型の1/12モデルも、前作各型のノウハウを全て
つぎ込んで中味の濃い最新型に更新した。

といっても二年半前2217でほぼ現在のコンセプトに進化していたのだ。
その後1/10 1/8と改変が先行し、ようやく大元の1/12に到着、
ほとんど同一のコンセプトを小型に凝縮するとかなりの困難が・・・
最新1/12ファイナル・バージョン12FV型   ← 実大比較 →   従来型1/12最終1217型

 
 2019 10 02 艇体も大型と同じ構造で
  実際かなり小さくなって「手のひらサイズ」ほどに感じてしまう。
  内部のフォームも同じだが、側板、胴枠等全ての部材は薄く小型化。
 上部の構造も同一で前後2ハッチ式で
 操縦席の凸はポルコの首、横向けば外れる内部ロック。大型機のビス止め式はスペースが足りない!
 結果 ポルコの頭は必要不可欠となる。。。
 開口部を出来る限り広く取りたいので、小さくなった分工作は余計に手間が掛かるのだ。
 スプリング跳ね上げ、機銃口内ネジロックのバッテリー室前ハッチ。
 操縦席下のサーボ室。Ev.は初期物と同じ直線のみせかけヒンジで1サーボに。
 ロッド先端はシンプルな差込みヒッカケ式、調整は操縦席内のサーボ・ホーン・アジャスターで。
 尾翼は3mm一枚物で積層は廃止、支柱も1本カーボンで簡略化。
 サイド・シルエットは限りなく原画イメージに忠実なスタイルに。
 主翼も上級機同様の豪華2サーボ、分割無しの一体型で軽量化
エルロン・サーボは下面に埋め込み式。
ハッチ+コードトンネルはこの1/12の薄翼では
複雑すぎるし、重くもなる。結局従来型1/12の
埋め込みトレー式を踏襲。
トレーのカバーはフィルム重ね貼りで。

主翼の取り付けは初期型同様トラス・タッピングで。
旧型では1/10クラスもこの方法で強度十分だった。
 翼端フロートも少改良
 従来型では大型同様オール・バルサ・プランクのモノコックにしていたが、この小型機では
 さしたる強度も重要ではなく、重量軽減、工程簡素化もあって、簡略化した。
 芯になるフォームも発泡スチロールではなく細粒のスチレンフォームで強度も向上しており、
 下面はバルサ貼りフィルムカバーで、上部はフォーム外形削りだしの上に木工パテを塗り、
 磨きだして塗装のみの仕上げとした。
 難物のエンジン・ポッド 小さいだけで上級機と同様の豪華仕上げ
 モーターケーブルは束ねて後部支柱に沿わせて外観向上に
 前後ハッチも上級機同様のアイデア仕上げ
 1217号艇で始めた2段式艇底形状も最新型に
 今思えばサヴォイアの苦悩はこの艇底形状の追求に尽きる。
 飛行艇の理論と架空のイメージとの折衷にどれほど苦労しだことか・・・
 次々と大型化したモデルで試行錯誤を繰り返し、飛行・離着水の実証を得て
 ようやく完成形の帰結に辿り着いた。
 究極の1/12 ファイナル・バージョン 完成

 生地完成重量は365g(塗装、リンケージ込み) すべての点で改良を加え
 一体フォームの艇底アンコにもかかわらず、シンプルな初期型とほとんど同等の軽量に仕上がった
 これで遂に全機種 最終型のファイナル・バージョン への更新が完了した。

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