1/12 1211号艇 特注限定版 生地完成仕様
1/14艇を永くご愛用のお得意様からのリクエスト。 艇と翼の防水対策、カバーリングをご自身で・・・
ということで生地完成状態でお嫁入り。裸じゃアラが見えて恥ずかしい。。。 |
今年になって1/10 BIGサイズを作り続け、今回1/12も同じコンセプトで全面再設計。
前作同様オーバーパワーの2217搭載ということもあって、マウント・ボックス、エンジン・ポッドも新設計で。 |
2013年 09月 12日 1211号艇 生地完成 |
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艇体は1/10同様に胴枠を変更
翼支柱の間隔を10mm延長、ステップ部分の胴枠を省略。
V号艇や1/10艇同様にベニヤ(ステー固定用)とバルサの井桁
センターフレームを組み込み。
底面も1/10同様に縦通材を追加して補強とアライメントを向上。 |
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艇上面の構造も1/10最新版同様に
支柱差し込み部は厚板の梁と3mm縦通材で強化+軽量化。
ハッチ開口部は10mm後方へ延長、支柱接着固定とメカ搭載をよりやり易く。 |
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ハッチの開閉に新アイデア 逆転発想
従来艇開口部にスポンジを入れてハッチ浮き上がり用にしたが、
つぶれてしまって浮き上がり効果がヘタってしまう。
逆転発想! ハッチの中にたっぷりスポンジを詰めておけば
押しつぶされることなく、機銃口の固定ビスを緩めるだけで 気持ちよく
跳ね上がってくれる。
なにか旨い素材はないか散々悩んだけど、窮すれば通ず d(^o^) Goo! |
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主翼もリブ間隔・枚数を変更して フロートを少し外側に |
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さんざん試行錯誤したけれど 結局最初の型と同寸法に。。。
中央上面のエンジン・ポッド固定ピボットは最大限軽量化に腐心
下面支柱取り付けビス用のベニヤ補強はカンザシも兼用
その上にバルサ積層で固定ベニヤ差込用のスリットを作りつける。
1/10のように左右分割ではないので 中央接合部分は極めてシンプル。
ここが軽量仕上げの最大のメリット。 |
マウント・ボックス エンジン・ポッドは新設計 ・・・結果オーライ 大成功! |
今回もオーバーサイズ2217搭載で、前作まで踏襲してきたマウント・ボックスではどうしても鼻が長くなり、
ペラが前方へ出てしまう。そこで一ひねり、マウント・ベースを10mmずらし前支柱の後方へ下げた。 |
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ボックス底部中心にスリットをいれ、厚紙のゲージ板をはさんで位置を確定。
この状態で4mmカーボンパイプの4本足を位置決め固定する。ここはタップリ エポキシでガッチリ接着。 |
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斜め支柱もカーボン糸縛りつけ瞬間固めでガッチリ。 |
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エンジンカバーも全体が短く卵形になり よりアニメのイメージに忠実なフォルムに・・・ |
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ペラの位置はもう少し後方で翼前縁に近づけた方が理想的なのだが、BOX内にESCを収めるためにはこの辺が限界。 |
1211号艇 ようやく生地完成 ポッド塗装、尾翼・フロートカバーリング済みで370g |
苦心の成果 見事大成功 前作までとほとんど変らない重量で仕上がった!
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翼端フロートは特別リクエストにお答えして
一回り小さく、平べったい近代的なデザインで
瓢箪から駒 やってみないとわからない
停泊時に傾かなければ良いので、飛行時や離着水時には
実質的にほとんど意味がない翼端フロートだから、むしろ
離着水時のヒッカケ転覆の危険性を考慮すれば
浮力最小限の大きさでいいわけだ。また一つ勉強になった。 |