工房日誌 製作ダイアリー
ほとんどスケール #85  ソッピース・パップ 新 B.L. 
工作室移転後、製作再開第1号は お気に入りPUP。通算8機目。
先に ほとんど同サイズの再生「はみんぐBEE」がヤカンBL2410−12で自由自在に良く飛んでくれたので、
パワーレシオ的にも十分納得。そこでNew PUPも続いてヤカンBL2410−12を採用。
さらに徹底して機体重量軽減につとめ 新型製作となった。

2007年 07月 16日 PUP 8号機 製作開始
胴体の基本骨格はまったく従来どおり。ただし胴枠、バルサLアングルも巾をつめ軽量化。
防火壁、バッテリー・マウントも3mmから2mmベニヤに修正。
安さゆえとはいえ、わけがワカンナイ変なリヤケースのおかげで、毎回ベニヤでマウントベースを作らなければならない。
バックプレートのネジ穴もすべて位置がズッコケているから、センター出しには苦労する。
防火壁にバルサのマウントベースを貼りつけ、サイド、ダウン・スラストをつけておく。機体に合わせて自由にベース板の形を変えられるのは不便さと引き換えの利点?
脚柱チャリスポークはマウントを角型に取り巻いて、PETパーツでビス止め。すべてのビスも3mmから2.3mmに変更。
<ISO承認とか言っていてもまだまだこの国の工業規格はバラバラ。タッピングもインチサイズなのです>
最初?のアクシデント
今回から工房には悪戯者が入ってくるのです!
出来上がったばかりの尾翼も格好のおもちゃ、ガシガシ・・・でボロボロ。
「コラッ! タロサ かじっちゃダメ〜」
てことでもう一枚作りなおし。
翼支柱は4mmから3mmカーボンに。すべての部材を贅肉落とし。
やっぱり私の機体は戦闘機並みだった?強度荷過重ン倍? ラジコン機も軽量化が命、今後の課題はダイエット! 

2007年 07月 23日 主翼はWエルロンに新設計
翼内2サーボもスマートな方法ではあるが、ハッチ、延長コード、2サーボのマウント・・・などなど重量増加のもと。
そこで今回は 6gX2 > 9gX1 ってことで、ワンサーボでLクランク、ロッド式を採用。
中央は凸型に曲げた1mmピアノ線、ロッドも1mm、クランクはサーボ・ホーン。
左右のジョイント=アジャスターは電線の結線金具を利用。1.5mmへクス・レンチで自由に位置調整できる。
左右クランクの位置を直角から少しずらして、エルロンは上=大 下=少 の舵角差動になるようセット。
 ***「彗星」じゃないけれど、凝った作りは手間を喰う。フィルム張りのことを考えてあとから部分プランク貼り足し。
  下面はマークがあるのでフィルム貼り重ねでフタができないから、取り出しを上面にしたのが災い・・・

2007年 07月 26日 いよいよ機体生地完成に
努力は報われた! あらゆる部品、細部にまで再検討、減量した結果、Wエルロン採用にもかかわらず
定番PUPもさらに軽量化に成功。
<前作PUP/B.L.> VS <新作 New PUP>
機体生地完成重量= 299g →229g
モーター=RTC2827+9050(68g) →Bm2410−12+9X4.5(72g)
アンプ(20A 20g) 同一
サーボ=9gX3(27g) →9gX1+6gX2(21g)
これに軽量フィルムカバーリングしても、全備重量で約440g〜470gと約40gほど減量できました。

軽量化機体、3S+ヤカンのパワー、W翼端エルロン・・・ ますます運動性が向上した「軽戦」の誕生となるか・・・
従来型 PUP B.L.製作工程も参照してご覧ください・・・工房日誌<PUP ブラシレス>

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