ほとんどスケール 1/12 GWS350仕様 ニューポール 17 |
2005年 2月 X日 なんとしても小型軽量350を極めたい ・・・でニューポール17製作開始 |
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「ほとんどスケール」シリーズは、重量的にもやはり
400Cで1/11が理想的。
しかし ユニオン280GDから始まった複葉は
当初の理想はもっと小型軽量の機体だった。
そこでどうしてもGWS350C+1/12サイズで極めたい。
SE5、アルバトロスとトライしてみたがどうしても重量過大で
350では厳しい。
ならばもっと軽量化できるシンプルな機体があるはず。
そこでニューポール28製作の資料集めから
初期型のシンプルな17が浮かび上がった。
WWT初期の傑作機だけに構造も単純で作りやすそう。
短いノーズ(というよりほとんどエンジンだけ)でバランスが懸念されたが、ソッピースの経験からこの17ならさらに単純で軽量化しやすいと判断。
果たしてその結果はおもったっとおり、
小さくなった分だけ軽量化できたし、350と2セルで
400+3セルより70gも稼げる。
デカイあたまに重量物を集中するからバランスもバッチリとれた!
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2005年 2月 13日 プランもスンナリ、速攻で1日仕上げ |
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支柱はアルミパイプ+チャリ・スポで最初から側板内側に位置決めして接着。
後部Lアングルにはカーボン線を瞬間で張り込み補強。 |
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上部の縦通材を張り込めば、これだけで強度充分、後部トラスも省略。 |
2005年 2月 14日 二日目で胴体骨格完成 |
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尾部も固定橇で単純に。
カウルは1/11クラスと同サイズ90mm、
モーター下にリポ室を設け、床(天井)もバルサ積層で。
脚は唯一ベニヤの防火壁へPETパーツでビス止め。
コックピット床もナシ。パイロットの尻の下はサーボスペース。 |
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やりました! 思ったとおり徹底簡素化で贅肉を一切剥ぎ取って、胴体生地完成で90g。
GWS350Cとペラ付でも159g。 400シリーズ機より50g以上軽い! |
2005年 2月 15日 翼も1日仕上げ。一気に機体完成 |
シンプルな翼なので重量もかなり少なく仕上がった。機体ほぼ完成で155g!
あとは支柱やリンケージ、そしてカバー。ほぼ当初目標200gで仕上がりそうだ。 |
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エルロンは上翼のみ。トルクロッドダイレクトの1サーボで。
上半角ナシなので、しかも翼幅も70センチしかないから、左右とうしの一体で組み上げ、
中央をノコ目入れてグキッと曲げれば後退角もOK.カンザシはバルサブロックで充分。
ここでもチャリスポークが活躍。ロッド付け根にネジ部分を使い、脚と同様、フレキシ・ロッドのインナーのポリチューブをねじ込み、先端を熱してペンチでつぶす。焼き針金でプスリ! ハイ!エルロンホーン一丁上り。
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意外な曲者がこの下翼。上半角+後退角なので正確な角度ダシが厄介。
6mmバルサを上半角分削り、側面から後退角を削る。
なかなか揃わないから前縁、スパー、後縁とも重ねてサンディング。
接着してからデッパリを削り取った。
実機も悩んだV支柱による翼の捩れを押えるため、下翼はトラスを入れて剛性を高める。 |
2005年 2月 ??日 機体完成 |
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思いは遂げられる! 成せば成る? 機体生地完成 GWS350C−A/8040搭載で228g!
機体のみは156gで仕上がった。
似たような構造、同じような部品を使って、わずかに小型化しただけにもかかわらず
過去の成果が結集?してか、シンプルな機体ゆえか? いっきに大幅重量軽減。
これなら間違いなくジャジャ馬「はみんぐBeBe」以上の「軽戦闘機」が出来あがるゾ!
そうそう、ニューポール戦闘機の愛称が「ベベ」だったのですよ・・・ |