工房日誌 製作ダイアリー | |
ほとんどスケール ミニ #73 ニューポール11 (1/13) | |
![]() |
![]() |
WEB散歩でみつけたレプリカ機の飛行写真。 WWT初期のニューポールといえばこのNi11 シンプルなボディーは軽量製作にはもってこい。 実力を見たヤカン・ブラシレスで最小最軽量のほとんどスケールを・・・ 二年前のニューポール17も拙作としては軽く、上出来の方だったが、一回り小型の1/13に決定。 支柱も実機同様三点式に、リポ搭載も小型サイズに合わせて新案で・・・ このサイズなら「パーク・スケール」サイズなのだが、やはりディーテールにこだわってあえて「ほとんどスケールミニ」に |
2006年 12月 18日 最小最軽量を目指して 新型製作開始 | ||
なんたって短い鼻ペチャなノーズ、CGバランスをとるにはバッテリーを最先端に搭載しなければならない。 | ||
![]() |
![]() |
![]() |
PUPやNi17で使ったリポ平積みの逆転。モーターの上にカウルの先端まで平積みに。 カウルの下が切り開いているNi11では下側ではまるでむき出しになってしまう! 支柱の中だし、ベルクロでスッポリカバーするので胴体最先端もさほど気にならないでスッキリ収まる。 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
訳がわからないリヤマウント(モーター直径より小さく裏側から!ネジ止め?)は、3mmベニヤのマウントベースを取り付けることで解決。マウントベースは三点止めで下のビスは脚止めも兼用できる。 カウルの後の整流板(=じゃなくて排気のダクトなのだ!)も1mmバルサで忠実に再現。 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
フル・フライングのラダーはNi17でもAVRO504Kでも十分以上の効きを確認しているので、ほぼ忠実スケールサイズで。ヒンジ二枚つなげてテールに差し込み直接接着。 尾橇はバルサ台にピアノ線をグラスで包んでエポキシ付け。 |
||
![]() |
![]() |
Ni17では妥協した中央支柱も、 やはりニューポールの特徴三点支持に。 実際は華奢な下翼、V型三点支持の翼間支柱とあいまって、剛性不足で Ni28で改良されるまで ニューポール機の弱点でもあったのだが・・・ まねをした?V支柱のアルバトロスも 後で辛い目に合う羽目に・・・ |
前は3mmカーボンをコの字型1.5ピアノ線で連結。後部は1.5mmピアノ線△曲げ。そしてバルサを接着、 整形してシュリンクチューブでカバー。翼取り付けは、定番のPETパーツで包んでビス止めに。 |
![]() |
![]() |
![]() |
|
胴体組み立て完成。脚、カウル、支柱、尾翼、リンケージもついて胴体のみは70g! KOKAMの2S・720mA(40g)を搭載してバランスはこのとおり。 胴体後部に乗っかってるのは 10gの10バーツコイン。カバーリングしてももうこれ以上後ろは重くならないから、CGはバッチリ決まりそう。 |
2006年 12月 20日 主翼の製作 そして機体生地完成へ | ||
Ni17では3mmバルサ一枚板のスパーの頭を削ってフィルムの横線デッパリを避け滑らかな上面にしたが、 この機体では小さすぎて強度が不安。そこで前縁部を1mmバルサでハーフ・プランクに。 プランクする前の計画だったのでリブ枚数は多すぎた。もう少し間隔をあけて一枚減らして良さそうだ。 |
||
![]() |
||
上半角+後退角の翼は、中央カンザシつくりに苦労する。(やっぱソッピースの方が楽でいいなぁ〜) | ||
![]() |
||
エルロンは上翼のみ。トルクロッドでダイレクト1サーボの翼端エルロン。 三点支柱との交差が問題だったが、取り付け方法でひらめいて一気に解決。 |
||
![]() |
||
サーボを取り付け、ニュートラル合わせをしてから、まず後部一点をビス止めする。 下からは締められないけど、こうして傾ければ前から簡単に締め込みできる! それからひっくり返して、前の2点を止める。(実際にはカウルを外した状態だとまっすぐ楽に締められるのです) |
||
![]() |
||
これでニューポールらしい!?三点支持の支柱が組みあがり 実機と違ってガッチリシッカリ! (どうしてNi17作ってて気がつかなかったのだろうか??? 今後は17もこの方式に変更しよう) ***図体のデカイエンジン機なら、リンクを使ってサーボを胴体内に縦に積んで 実機同様のリンケージも楽勝にできるんだけど・・・ やってみたい魅力はあるけど もうデカイ機体はやる気にはなれない。。。 |
![]() |
工房日誌 インデックスへ戻る |