2007年11月 続いてDH60 でも新作 最終型のジプシーVエンジン搭載 DH60GVを |
DH60モスも他の傑作機同様、エンジン換装で何度も改修された。
最終型は倒立空冷4気筒の名作ジプシーV(ジプシー・メジャー)エンジンが完成し、
この「ジプシー・メジャー」により前方視界もぐっと向上、シリーズ決定版DH60GV Moth Majorとなった。
そして60モスに着目していた軍の要請から、さらに主翼を改修した傑作機DH82 タイガー・モスが誕生した。
以後このエンジンによりDH社の傑作小型機シリーズが各種製作された。
DH80 プス・モス(高翼単葉キャビン型 エイミー・ジョンソン訪日機)
DH83 フォックス・モス(複葉客室付き オープン・コクピット)、
DH85 レオパード・モス(高翼単葉キャビン型 プスと同型の主翼 細型3人乗り胴体)、
DH87 ホーネット・モス(複葉キャビン型 レオパードと同型の胴体)
DH86 エクスプレス(4発複葉旅客機)
DH84 ドラゴン、DH89 ドラゴン・ラピード、DH90ドラゴンフライ(双発複葉旅客機)
DH94 モス・マイナー(低翼単葉複座練習機
・・・ これにキャノピーがついたら=DHカナダ製名機「チップマンク」そのもの)
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というわけで DH60GVなら長いノーズにリポ搭載がさらに楽に・・・ |
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倒立エンジンゆえアゴの下は広い! 3S1300mAが楽々 出し入れ簡単 |
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ノーズまで伸びた長いバッテリー室。モーターは防火壁にバルサでスラストをつけて直ビス止め。
あとはカウルですっぽりカバー・・・のはずなんだけど。。。
ユング・マンでも散々悩まされた四角に近いカウルの口は、如何にせんお得意のPET整形でも、
収縮しきれなくてなかなか綺麗に口元がつぼまらない。
いっそアルミ薄板で板金すれば・・・そこでピカリ! いつも車輪を作って捨てていた極薄のアルミ板があるじゃないか!
さっそくロング・カンでお試し。うまいこと綺麗にカバーできそうだ。そこで鼻先をバルサ積層にして削り出せば・・・
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プリントされたビヤ・カンの外側はプライマーと同じで
瞬間でバルサとシッカリくっつく。
ノーズの形に削った5mmバルサに接着。
それからモーター穴を削りとる。
そして木目を縦横交互に積層してエポキシで接合。
下面も5mmバルサを張って、全体を丸く整形。
先端の折り込んだアルミがサンドイッチされガッチリ一体化!
今になって役に立った 板金加工?の腕。。。
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これにて一件落着。 なんとも 窮すれば通ず の場当たり的なんだけど・・・みごと「アルミ・カウル」が完成。
・・・ってことはジプシー・メジャー搭載なら皆この方法で解決。
となると・・・ 双発?4発でも? 低翼単葉チップマンクは昔から名作だったなあ。。。
・・・いかんいかんまたまた誇大妄想が。。。
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あとは主翼、最新型の前作10号機↓ J−HSNO号をそのまま踏襲すればOK! |
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生地完成。
下面からのビューはほとんど同じ。
でもバッテリー室は平積みでカウル先端まで長〜いのです。
実は胴体の高さを5mm増してあるので、
エルロンサーボも翼内にきれいに収まるのです。
いよいよこれにてDH60MOTHシリーズは全機種を完成。
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