2008年 9月 27日 リベレ 組み立て工程 |
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後部が反り上がった艇体なので平板に貼り付けるいつもの方法は不可。そこで・・・
中央の四角形部分にゲージ(ダンプラ)をテープで貼り付けて狂いなく組み上げる |
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操縦席の上に斜めに支柱が・・・ 前方はペラをよけてペッタンコ・・・
どうすりゃメカ、バッテリーを搭載できるか???
その答えが「スライド式操縦席」の蓋!
1mmバルサ木目クロス貼り重ねで床を作り、支柱から前の部分を一体に造りつける。
それを壁のスリットに前から差し込む。
これで艇内部にそっくり手が入れられる。バッテリーはノーズに押し込めて。
支柱は主翼に取り付けて、艇には接着固定ではなくビス止めに。
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ドルニエのオハコ「スポンソン」は艇を貫通したカンザシ2本で位置決め。
リブは付け根と先端だけを成形して組み立て、中間部分は現物合わせで削りだす。
軽量化とパンク防止もかねて下面のみプランク。上面はカバーフィルムのみで。
位置決めのスパーは艇内でサーボベッドを兼ねる。出来上がってから気がついた!太すぎるワ!
スポンソン内部を半月に削ってダイエット。
これなら最初から5X5で通してサーボベッドだけ貼りたせばよかったのだ。お祭りお祭り後の祭り。。。
実機写真や3面図を見ながら作りつけたスポンソン。 でもはたしてこれで良いのか???
♪(スポンソン)やるアル 皆見るヨロシ
(形)とっても綺麗綺麗アルヨ 旨くいったら手叩いておくれ、
請来請来〜 請来請来チンラ〜イライ ・・・・・この歌知ってるヒト 皆老師アルヨ!
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斜め支柱の制作方法
1mmカーボンロッドを芯に、先端は
針金細工のワッカを付けてバルササンドイッチ。
瞬間固め、シュリンクカバーで補強十分。
付け根のワッカを艇にビス止め、
翼には他の複葉の翼間支柱同様、針金折り曲げ式で。 |
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どうやら姿を現した |
シンプルな直線構成の艇だから簡単に・・・と思いきや
斜めで丸っこくて、オマケにスリット式になんかしたから操縦席にはてこずった! |
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全金属製機体とはいえ、シンプルそのものの尾翼はなんともそっけないが、
ドイツ流合理性なのか。 でもどこかで見たことあるような???
そうそう、ムサシノの小型機の尾翼ってみんな単純なこんな形でしたよね!
主翼が一枚ってのはイイ!ほんとに楽だ。メインスパーはお決まりの頭削りで翼上面は滑らかカーブに。
当然カバーリングの収縮があるから、谷底で旨い翼型になるようにリブ厚は2割増しにしてあるんです。
・・・こんなちょっとしたアイデアでも、旨い効果が引き出せる。
こうして公開するのも、同じ工作趣味の方々に知ってほしいから。パクリ大歓迎どしどし活用してください。
でももし、これは私の独創だ!とサイト公開等されている吾人がいらしたら、ぜひご一報ください。同じ趣味を共有する喜びを分かち合いましょう!生みの苦しみ、創作の喜びを知る者同士。
ゼロ戦・ハヤブサだって引き込み脚はチャンスボートのパクリみたいなモンだし、ジュピターから「寿」のように、ユンカース・ディーゼルから艦本ト型のように、英国ヴィッカース製戦艦のモールス無線電信機をパクッて全艦隊に取り付け日本海海戦の大勝利を、鹵獲B17の無線機からアースの改良だけで使い物になった機上無線電話(でもノルデン照準機には手が届かなかった)、、、歴史は物語る。
良い物はコピーして当然、それを消化してオリジナルに発展させるのが日本人の十八番なのですから。。。
「ビヤ缶タイヤ」をお教えくださった添田先生、貝野さま いまも感謝しております。
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いよいよエンジンマウント組み付けで完成へ |
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ジーメンス・ハルスケ
Sh4 空冷星型5気筒 55HP
2mmベニヤのマウントベースを中央リブを挟んで前縁とスパーにエポキシ接着。
モーターをそっくり呑み込む桶型?ダミーエンジン、
このハルスケは良く見るとブリストル・ジュピターそっくり!
前に縦に並んだプッシュロッド、気筒あたり4バルブから2本左右に突き出す排気管、同じジーメンス製でもちょっと毛色が違ってる。
でもでも、シンプル造りで、排気管、プッシュロッド等々は
イメージだけに簡素化。なんせ2205クラスで軽量優先ですから。 |
エンジン後のガソリンタンクとカバー部分は、PETキャノピーの流用。後の爪をプランクのスリットに差込み、丸く曲げた前方をマウントにパックンチョ。ワンタッチ着脱式。モーターコード、サーボコードをカバーする。 |
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これにて一件落着。大きさがわかるでしょう。
カバーリングはどうするか?
機体は全面シルバーだから、
艇はフロートと同じように生地に塗装して極薄クリヤフィルム貼りとすれば軽く仕上がるはず。 |