2014年 10月 1/10 アンリオ HD2 水上戦闘機 ・・・2号機 各部再検討 改修新型 |
4年ぶりにまたアンリオ水上戦闘機を製作することに。過去に1/10つづいて1/12と製作したが、現在の感覚からすると
やはりアンダーパワーであったと思える。当時としてはそれなりの軽量化に腐心したのだが、十分な余裕馬力を持たせたほうが
飛ばしやすいのは事実。そこで今回は当初計画より2クラスほど上の28クラスを搭載して、機体は十分な強度を持たせた
余裕設計に。 |
胴体は基本的に前作踏襲。部材もすべて強化 |
側板やLアングルコーナー材、縦通材など大半の部分を1.5から2.0mm厚に格上げして強化。車輪と交換式の
水陸両用方式をやめ、ラダー形状フロート・ステーなど 水上機に特化して各部を改修。 |
特徴的な上翼中央支柱の支持方法を変更 |
従前、上翼を貫通して縦にビスで固定していたが、どうしても△支柱の作りがゴツくなりすぎる。そこで
今回は主翼下面にピボットを設け、支柱頂点にカーボンパイプをセットして、前後からビスで固定する方法に変更。
これなら単に中央支点となるだけなので前後からビスを差し込むだけで強固にネジ固定しなくても良い。 |
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支柱は2mmピアノ線折り曲げ、根元は胴体に差し込み側板と同枠の隅に沿わせて接着する。(カバー完成後)
△頂点に4mmカーボンパイプを抱き合わせて、カーボン糸とエポキシでガッチリ接着固定。
ここで上翼のアライメント(機体水平線と平行=迎え角0°)を入念にチェック、確定。
支柱は定番のバルササンドイッチ+シュリンクカバー
上翼ピッボットは2mmベニヤ+2mm長タッピングねじ込み式。主翼完成後下面中央のスリットに差し込み接着する。 |
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上下主翼の製作 基本工作・寸法は前作踏襲 |
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上翼は前作同様エルロン・トレー式で密封カバー翼に。上面ハーフプランク+リブキャップで十分な剛性を持たせた。 |
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下翼は上反角0のシンプルなストレート。中央のフロートステー取り付け部は3mmベニヤ埋込み。
上面は前縁ハーフプランク。後縁は2mmバルサ1枚モノで剛性向上。 |
双フロートの製作 発泡アンコ+2mmプランクのしっかりモナカで ノーパンク・不沈! |
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← ステー取り付け部は3mmベニヤ底とバルサの凹を
エポキシで接着。完成後ステーは皿ビス止めでワンタッチ。
↓ 支柱は定番2mmピアノ線+バルササンドイッチ+シュリンク
左右連結は4mmカーボンロッドで強度一二分軽量化も一役。
↓↓ 仮組み 位置確定後 中央▽支柱は ダン・プラ+
シュリンク+輪ゴム通しのダミーで。 |
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機体完成後 前後支柱にテグスの張り線でフロート取り付け角、左右アライメントを固定。 |
サーボ搭載位置を変更 胴体前部下面はバルサプランクで密閉 |
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前作ではサーボを胴体前部内にセットし、下面をハッチにしたが、その結果ESCと受信機を
狭いカウルの中に格納するのに苦労した。そこで旧作HD21/12やFokker DrTで使った手を!
ロッドを防火壁前まで突き出し、モーターマウント両側の袖にサーボを組み付ける。
防火壁裏の胴体内部にESCと受信機を自由に搭載できて一石二鳥。 |
2014年10月10日 機体生地完成 400g! |
前作よりかなり強化して重量増加を懸念していたが 前作と同等以下に仕上がった。
フロート、ステーの工作が功を奏したようだ。 |
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上翼中央斜め支柱は 定番のダンプラ+シュリンク+輪ゴム通しのダミーで追加 ***現状写真では未装着*** |
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← 翼間支柱は上下ピボットをビス止めに。U字型針金で上下微調整を可能、上下翼アライメントは完璧に。
→ 操縦席部分はヘッドレストと一体のハッチ式。ヘッドレストのビス一本でワンタッチ着脱。
バッテリー(1000〜1500mA 巾45X厚25mm程度)搭載、メカ・コード類点検口に。 |
いよいよ機体が完成、これからモーター(まだ手元に届いていない。2810を準備中)の組み込み。
あとはダミー機銃とダミーエンジン お飾り作りもこれまた手間仕事 あと一息。。。
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