工房日誌 製作ダイアリー
ほとんどスケール 紅の豚 マダム・ジーナの飛行艇 (2212クラス)
安定性、素直な飛行特性で好評のジーナのボート。今回はさらに大型化して
完成された本格飛行艇として2212クラスで製作

元祖2205クラス
ミニ飛行艇

拡大2208クラス 
ゆとりのジーナ艇


大型2212クラス

2010年 9月 23日 2212クラス ジーナ艇 生地完成
好調な2208クラスをさらに15%拡大。多少重量増加しても余裕の翼面積なのですこし大きめに。
上級ほとんどスケールとして他のシリーズ機同様の濃い内容に各部を改良。

クラスUPを機会に 各部をグレード・アップ
主翼も大きく厚くなったのでエルロン・サーボは上翼下面に埋め込み式に。 その結果モーターマウントの
ベニヤBOX内部はカラッポ、アンプはここに楽に収納できる。
従来取り外しかぶせ式にしていたダミーエンジンはマウントBOXに作り付けで簡単に工作できた。
08同様下主翼の差し込み取り外しのために、下側のオイルパン部分だけ別体で後部を輪ゴム止め。
大きいサイズになったのでモーター部分もスッポリきれいにカバーできて、よりリアル?なスタイルに。

艇の最大幅も10cmとゆとりの大きさなので、
Rd,Evサーボもハッチ内部に。
テールヘビーを避けるために少しでも前へ。

それでもやはりノーズ先端に収納するバッテリーは
1500mA(100g程度)以上のものでないと
テールヘビーは完全に解消されない。
小さく軽いリポだから、機体が大型化すればするほど
バランス取りには苦労する。
余裕十分のスペースなのでウェイトを積むより、大きいバッテリーを搭載する方が得策。
エルロンは従来の全巾平板をやめ、
トルクロッド、ワンサーボでリアルな
翼端エルロンに。
艇底は従来同様 近代的なV底+ノーズのチャインで。でもアニメ同様に後部の2段ステップは不採用。
水平尾翼にも2mmカーボンパイプの支柱を追加。

翼端フロートもサヴォイアや他の水上機などと同様、発泡アンコ、バルサプランクの涙滴型に。

たとえアニメの空想の機体でも バランスの取れたジーナ艇は 完成されたデザインの本格的飛行艇として成長した。
この大きさでもスマートでシンプルなデザインゆえに 生地完成重量は355gと意外と軽量に仕上がった。
余裕十分の翼面積、パークプレーン並の低翼面荷重(30g/デシ以下)とあいまって、
離着水も楽で、かなり低速でも実機ムード満点のゆったり飛行が期待される。



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