工房日誌 製作ダイアリー
ほとんどスケール・ミニ 紅の豚 ジーナのボート  (1/アニメ)
現在当地のSHOPで入荷中のCHAINAのモーターがうまい具合に利用できそうで、
05クラスで作りこんだジーナ艇も2208クラスにスケール・UP。
2210 1700KVだから2212クラスに近い性能なので、2212クラス機に匹敵するゆとりのサイズで。

元祖2205クラス
ミニ飛行艇

拡大08クラス
ゆとりのジーナ艇

同じ2210モーターで
08クラス艇として製作
サヴォイア 1/14

2009年 10月 28日 2208クラス ジーナ艇 製作開始
05クラスのミニ飛行艇が好調なので 基本艇体の作りはほとんど踏襲。
艇の巾を少し広げて「スワリ」を良くし、ノーズのチャイン部分だけ凹面をより強調。

クラスUPを機会に 輪ゴム止め簡略化支柱をやめ リアルなX型マウントに改良 
モーターマウント部分を3mmベニヤのBOXに。
底、側面から4mmカーボンパイプを差し込んで支柱を。
ゲージにあわせ支柱を位置決めしてエポキシでガッチリ接着、固定。

上翼は他の複葉機同様の手法でステーにビス止めに。
下翼は05同様サイドから差込み反転ひねりではめ込みに

!!!??? ところがそこにうっかり見逃した伏兵が・・・

下翼はビス止めにしたから頭のダウェルが出っ張る! 05はゴム止めだったのだ!!!
マウントBOXはかたむけた翼ぎりぎりの高さだからエンジンカバー下側がクリヤできない。
やむなくカバーは上下2分割にして 翼を取りつけてから下側カバーをはめることに。。。
おまけに 前にあるヘッドレストも引っかかってしまう!
したがってヘッドレストは艇に作り付けではなく、ハッチになる操縦席に取り付けて・・・
おっと今度は支柱に引っかかってハッチが開けられないゾ!!!
やむなくヘッドレストを小さめにしてやや中央よりに、これで何とかハッチも解決。
とんだ泥縄でなんとか支柱が完成。翼を組み立ててから根元をエポキシで艇にしっかり接着固定。

2009年 11月 02日 組立て完了 ・・・  今宵は 晩秋の名月 精霊流しの祭日
♪ ロイ ♪ ロイカトーン ♪

雨季が終わり澄み切った夜空に輝く満月
灼熱4月のソンクラーンと雨季の終わりのロイカトーン
一年中夏のタイでもこのお祭りが季節の変わり目
年の節目のお祭り日なのです。

この日ばかりはとタイ民族衣装を着飾った巷の娘たち
街の喧騒と賑わいをよそに 寂しく庭のお池で精霊流し

ひたすら飛行機作りに埋没する隠居爺さん。。。

翼端フロートはサヴォイアと同様 新兵器エポキシ・パテで発泡アンコも皮がシッカリ
 EPPブロック削りだし、サンディングした表面をエポキシ・パテでコーティング
 支柱は短いので3mm丸竹棒で下翼リブ間に差込み

翼間支柱は05と同様 ダンプラ+シュリンクにテグスのX結び。

かくして生地完成 235g!
 シンプルでスリムな艇ゆえに計画をはるかに下回る軽量仕上げを達成。
 全備約500g以下で 複葉の大翼面積とあいまって 翼面荷重は軽く30gデシを切る。

ほぼ同サイズのサヴォイア08(1/14)が 生地完成275g
 しかも単葉で翼面荷重は40gデシを超える。
もうこれだけで 二つの機体の飛行特性がまるで違うのは一目瞭然
過激な飛びをコントロールする まさに上級者向きの サヴォイア・フォルゴーレ
ふんわり優雅に 楽々操縦でムードを楽しむ ジーナの飛行艇

同じアニメの空想機体でも 発想が違えば 操縦性だってまるっきり違う
しかし どっちも捨てがたい魅力ある機体であることは事実 あとは操縦者のお好み次第ということで・・・




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