2012年 02月16日 2217クラス、BIGサイズで 新規設計製作開始 |
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胴体基本工作は通常どおり、まずは主翼から後ろの
下側部分を組み立て。リヤ・フロート・ステー差込み補強も。
下翼固定部分は5mmバルサでおおよそのラインにカット。
そこで下翼を先に仕上げて、現物あわせでライン決め。 |
まづは逆ガルの下主翼の組み立て |
上下ともオーバーなガル、逆ガル翼なので、主翼はフラットなスパーを貫通して、中央ガル部分に補強ベニヤの△を貼り付けて、一体で左右を組み立て、後から中央部分をカットしてガル翼に整形する。 |
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胴体を平板に固定したまま、削っては合わせ、測っては削りの現物あわせで、アライメントを正確に決定する。
胴体へは中央前後2本のビスで。 |
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尾翼の組み立て、胴体上下の仕上げ |
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下翼ラインが決まったところで下側全面プランク。
フロートステーから前は5mmバルサの桶にして頑丈に。
尾翼差込みスリットを組んで 胴体後部から成形。
この時点でRd、Evリンケージを組み込むのも定番。 |
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ノーズの工作 ここでまた難問が・・・ |
最初の構想ではノーズはPETモールドカバーのつもりで、気楽に胴体を組んでしまったが、
いざ実際にやってみるととても複雑な凹みモールドはPET収縮では不可能。
散々思案して結局前作同様のバルサ成形ノーズキャップと、バルサBOXのハッチに分割することに。 |
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胴体先端モーター室部分を思い切りカット。
側板内側に補強ベニヤの袖をつけて、はめ込み式に。
ノーズ・キャップは前作同様「キツネのお面」
というか「SS製薬のウサギ」みたいに・・・
R3C2ではシリンダーヘッドVの間もコブになってて
前から見ると凸凸凸の三山に見えるのだけど、
やはりアニメイメージ優先で凸凹凸の二山に。
左右と下3本のビスで着脱式、これでモーターの
取り付けやスラストの調整もきわめて楽にできる。
先端は40mm径スピンナーに合わせて面一に。 |
上主翼の製作 ここがこのカーチスの山場 |
上翼はガルだから下翼みたいにはじめから中央V部分を作りつけておくことは出来ない。
まづは左右一体で翼端部分を仕上げ、出来上がったらひっくり返して、前後縁に当て物をして
ねじれや曲がりの出ないよう、中央の△スパー補強ベニヤを慎重に一本ずつエポキシで接着。 |
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完全に狂いなく一体化したところで、中央上側のスパーを切り取り、整形プランクして完成。
AlサーボのコードトンネルはV部分で曲がっても大丈夫なように厚紙で製作。コードの引っかかりもなく
スムーズに中央へ通せる。 |
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上翼Alサーボは1mm航空ベニヤのハッチ式に。リブ間隔が狭く9gマイクロサーボでもギリギリ。
翼上面フィルムに干渉しないよう何度も位置修正して組み上げた。
大型なので、妥協はせずエルロンも上下連動翼端エルロンに。(軽量化には痛手だが・・・) |
2012年 2月23日 予定通り1週間で機体がほぼ完成 |
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このドナルド・カーチスの翼上面〜機関部〜ノーズとつづく曲線ラインは整形に苦労する。
ガル翼のV角度、胴体への取り付け高さ、ほんの少し違っても上面のカバーラインは極端に変わってしまう。
可能な限りアニメのイメージに近いラインにすることが出来た。(実際は3回修正する羽目に・・・) |
いよいよ最後の大詰め 双フロートの製作 |
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今回のフロートはいつもと同じ発泡+プランクだけど
3mmバルサのセンターキールに発泡貼り付けで。
水平ステーは3mmカーボンパイプに1,4mmピアノ線とおしで強化、フロート上部に3mmバルサの差込みブロックを設け差込み接着式に。
フロートの形状は、ドーリットルのR3C−2同様の
クラシック・スタイルで実機っぽく再現。
支柱は前後とも2mmピアノ線+
バルササンドイッチ+フィルム・カバー。
リヤ・ステーはアニメに忠実に△で差し込み式、
機体への取り付けは3点式になる。 |
2012年 2月26日 ようやく生地完成に |
生地完成(リンケージ済み)535g 目標値10%増加で仕上がった。2217を仮組みし、3S1400mA
(115g)を搭載しただけでCGはほぼ完璧。バランスも最高に良さそうだ。 |
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実機の図面を基にしているので、かなり本物の飛行機らしいスタイルで、なおかつアニメのイメージも
十分再現した理想的な機体に仕上がった。
翼面加重的にもサヴォイアよりずっと軽いし、同じパワーソースなら飛行性能はずっと上だろう。
ポルコ危うし! 強敵カーチス手強いぞ・・・
やはり空想上の機体ゆえ、実機では到底ありえない「そんな???」部分が多い。
オートバイやオープンカーを知っている人なら誰だって解かるはず、100哩/h以上で横へ手を出したらたちまち風圧で持っていかれ、
機銃をコッキングするなんて考えられない。よっぽどの剛力でなきゃ・・・
ブローニング7.7mm機銃ということになっているが、アニメみたいなフラッシュハイダーなぞ無いし、コッキングも前後式だから
カバーの外のレバーでガチャンなんてのは??? WW1のヴィッカースやシュパンダウじゃあるまいし・・・
外付けポッドは良いとしても、給弾口は?? 排莢口は???
作りながらあれこれ考えていると、やっぱりこれはアニメの中の宮崎流ロマンでしかないんだと言い聞かせて。。。 |