工房日誌 製作ダイアリー
2007年 2月 20日 エアロンカ C2 ヤカンBL搭載最新型 生地完成
 すでに定番となったエアロンカC3。 さらに軽量小型1/10スケールで 初期のC2を・・・

← 新作 旧型 エアロンカC2
  1/10 スケール
  W=100 L=580 翼面積 12.6デシ
  全備重量 約320g

ご好評 定番 エアロンカ C3 →
  約1/9 スケール
  W=116 L=600 翼面積 15.0デシ
  全備重量 約380〜400g

元祖フライング・バスタブ・・・というか、まるで小舟だなぁ 側板+Tアングルだけのシンプル・ボディーで
ノーズをプランクすると・・・やっぱりバス・タブなのです。

モーターサイズの関係で少々頭デッカチ、
C3と共用のカウルはエンジン部分だけ。
後ろの燃料タンク部分にリポを・・・

主翼取り付け台は竹串△で上半角、迎え角設定。
輪ゴムで3点止めだからこれだけでしっかり固定OK
← 徹底軽量化とはいえ尾橇はラダー直結連動でタキシング滑走離陸ように
→ 車軸は1本ワイヤーで、輪ゴムのサスペンションつき
サイドシルエットはほとんどスケールに忠実に。
主翼取り付けステーだけが実機と違うところ
主翼はラダー機なのでエルロン工作がないので
軽量に出来る。そこで前後Wスパーとしてガッチリと。

機体生地完成で 148g! 
期待どおりの計量仕上がり

というところでまたまた欲が出て・・・
2006年 2月 21日 ここまで来て再度ノーズを作り直し
これだけ軽量ならもう少しリアルにディーテールにこだわりたい。そこで
マウントベースも側板も実機どおりに最大限細くして、△支柱を取り付け。
リポ出し入れ用にと考えていた燃料タンクを、メカ搭載時の点検窓としてハッチに作り変え。
内部は広いバスタブ、ガランドウの操縦席から自由自在に搭載できるからリポ搭載にはこだわる必要なし。
2S800mA(45g)を放り込んで、少しノーズヘビー気味でバランスもバッチリ。
唯一実機とまったく違うのが主翼の取り付け。△ステーで中央だけボルト止め、上下張り線の固定方法は、この小型モデルには複雑過ぎる。そこで実機のエルロン操作ワイヤの位置(=つまり胴体幅いっぱいの両サイド)に支柱を立て、△形にステーをつけ、輪ゴム止めとした。当然上半角、主翼迎え角もここでセットする。
竹串ステーの前方を半分埋め込んで、グラス糸で縛りエポキシ接着。
上半角 片側5度 主翼取り付け角 約1.5度に設定。
車なら追突されてムチ打ち症防止のヘッドレストだけど、追突なんてありえない飛行機じゃ着陸時のオジギ、ゴッツンから頭、顔を守る「フェイス・レスト?」のデカい皮製のパッドが・・・

これにて一件落着
いよいよ生地完成となりました。
あれこれオマケをいじって 最終的機体生地完成重量は 152g

ほんの1割弱小さくなって、しかもシンプルな構造ゆえ、全装備しても従来のC3より約6、70g以上軽くなる。
同じヤカンBLモーター搭載だからパワーは余裕綽々。取り扱いカンタン、飛びは自由自在。
またまたお気軽 軽便飛行機の完成です。 さてさてカラーリングは・・・

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