2008年 4月 20日 2号機は またも別の手で |
前作「隼」で成功した丸胴モノコックの新方式。 アルバトロスもこの手で・・・
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平板の上に胴体平面の線を描き、中央部分側板(15mm幅)を仮接着。
上部の胴枠は1mmバルサをクロス木目で貼り合わせ、切り抜きして接着。高さ、カーブは一枚づつ現物チェックで。操縦席床、機銃搭載部分を貼ると整列は完全に。縦通材を通し、尾翼差込み部分も組み立て。
この状態で尾翼スリットを作りつけるから、尾翼のアライメントは完璧。
ってところで大間違い。尾端の長さが違うじゃあ〜りませんか! 尾翼スリットをソックリ作り変えに・・・ |
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支柱差込み部分は5mmバルサで内部補強
ゲージに合せて丸棒ヤスリで穴を整形。 |
ノーズ・カバーはPETモールド成型で |
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このまま上部をプランクしてしまう。後部は曲線がゆるいので一枚板で曲げ加工
1.5mmの厚板だから、接着後サンディングでガシガシ、綺麗な曲面ができる。 |
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再度支柱を正確に位置決めしながら慎重に穴あけ。
なにせ縦横斜めで基点も上下差があるから
現物合せするしか手がない。
正確な作図寸法で、支柱を作ってビス止め・・・
・・・なんて高等数学をマスターした設計技師でもなけりゃできない! |
2008年 4月 22日 上半分完成してから台から切り離し 下半分を・・・ |
この状態でもう船みたいにガッチリ、固定せずとも狂いは出ない。 |
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上と同じに胴枠を立てて・・・と思いきや
胴枠一枚接着する毎にセンターの幅決め板を切り取って丸く穴を切り抜く・・・
1mmバルサとはいえ縦横木目をクロスして瞬間で接着した合板は切り出しカッターでも一仕事。 |
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主翼固定部は5mmバルサ、脚差込み部は2mmベニヤ、テールスキッドは1.5mmバルサクロス積層
縦通材を通して、基本骨格完成。 |
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下面はアールがきついから胴枠ごとに部分プランク。これが塗装後実機のムードを出してくれる。
尾翼も作り、おっと!リンケージがまだ通してなかったではないか!!! 丸棒細ヤスリでシコシコ。。。 |
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これにて一件落着。しかしなんでこう丸っこいデザインなんだ。厄介な尾翼つくりで一夜が費えた。 |
2008年 4月 24日 いよいよ問題の主翼つくりに |
初号機 K中尉殿の貴重な戦訓をもとに エルロンを再検討。はたして・・・ |
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上翼組立はARF工場?方式。 前縁、翼端、スパー、後縁を直角を確かめて組み立て接着。
リブをはめ込んで整列を確認したら瞬間で固定。これが一番簡単で正確な方式。
翼端のリブを接着する前に紙筒のコードガイドを通して接着。両端が空いている状態なので丸棒を差し込んで簡単にまっすぐ固定できる。これだけでも充分リブ穴の補強になる。 |
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後縁は1.5mmバルサ一枚板で、エルロンのヒンジラインに3mmの桁を追加。
実機同様に斜めのラインにしても結果オーライ!斜めのラインだと端へ行くほど高さが増すわけだが、
同一幅のままでも翼端のリブ数枚だけ後半の山を数ミリ削るだけでOK。もちろん正確には翼端へ行くにしたがって翼型は中央が高い翼厚比になるわけだけど差は少ないのでほとんど変わらないですむ。 |
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主翼を組んで組み立てほぼ完了。
エルロンサーボは、リブの間にバルサ(1.5mm木目クロス積層)のベース板を接着。箱型にして下面から埋め込み式に。・・・翼が小さく薄いDR1で使った手をそのまま活用。 |