愛知 九九式艦上爆撃機一一型 D3A1 1/12 |
2020年9月30日 九九式艦上爆撃機一一型 1/12(3536搭載) |
前作から早十年 スケールUPした1/12で新規製作。
○胴体は旧作と変わらず、すでに定石となった上下2分割方式。定盤上で先ずは上半分から |
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カウルはお手の物のPETボトル収縮一体成型。
金星エンジンはほんの少し直径が大きいだけなので
旧作零戦の木型に衣を被せて旨いこと製作。 |
操縦席ハッチは後部まで拡大。バッテリー搭載、サーボ調整 すべてOK。 |
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尾翼リンケージもこの時点で組込み。 |
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主翼(中央翼)の製作。 |
胴体下部を造り付け、主翼取付け部とノーズは厚板バルサで成型。 |
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尾翼組立てはちょっと面倒な手順が必要 |
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最初に水平尾翼を胴体スリットに差込み。上側垂直板スリット内の点検穴で中心線を合わせる。 |
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尾輪はラダー連動にするため、ガイドパイプを尾部スリット後部に接着する。 |
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垂直板を差込み、ラダー穴に合わせて尾輪軸を直角に折り曲げ、ラダーを組み込む。 |
固定脚柱の製作、タイヤは薄型でスパッツの仕上がりをよりリアルに。。。 |
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3mmピアノ線の複雑な折り曲げは、手作業では限界。万力、トンカチ、プライヤーで格闘。 |
キャノピーの製作、段付き3分割=はてさて如何に成型するか??? |
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スンナリした22型のほうが作り易そうだが
一体成型するには少々長すぎる。
そんな都合のいいPETボトルなんてないし。
分割では木型が複雑すぎる。
ハッチに組み付けるには強度が・・・ |
やはり九九艦爆のイメージとしては、
活躍時期的に風防開放が日常だった
初期の11型でいきたいのだが、
そうなると搭乗員も問題になるし・・・
ここが思案のしどころ、
時間はどんどん過ぎてゆく。 |

(「丸メカ」1982.5 #34 から) |
主翼の製作 下手な考え休むに似たり・・・まづは完成を急ごう |
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機体内部にスペースはあるのだが、2段上反角の主翼で分割のフラップは如何にせん困難。
爆弾投下装置もあるし、このクラスの機体ではやむなくフラップは断念。 |
フィレットの工作 低翼単葉機の宿命 |
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固定脚は簡単? どっこいスパッツは難物! |
手作り単品だから木型をつくってバキューム成型なんて手間はかけられない。やむなくバルサ積層削りだし。
スパッツは脚注にエポキシ接着。タイヤ着脱交換のため内側はエンビ板ではめ込みビス止めで蓋をする。 |
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ピアノ線脚柱はランディングで必ず後に反る。したがって翼付け根は固定にはできない。
かつてこの問題解消のため試行錯誤した悩みを再び・・・ |
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結局翼付け根のカバーはエンビ板の「腰巻き」で。反ったアンヨは後開きでご開帳ということに。。。
青春の日々、スレンダーな美女のロング・タイト・スカートの後のスリットから垣間見える美脚は実にセクシーだった
江戸時代の男たちも 紅いけだしからチラ見するお女郎の白い脚に胸ときめかしたのだろうなぁ〜 |
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急降下爆撃機である以上 爆弾投下しなけりゃ様にならない |
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さんざん悩んだ末、特徴的な投下枠はやむなく断念。
ブランコは11型22型では形も構造も全く別物。
所詮このサイズでは如何に凝ったところで
構造上 作動も強度的にも無理がある。
やはり旧作の手法を踏襲。
シンプルに振れ止めに張った輪ゴムで
爆弾を下方へ放り出すことに。 |
2020.10.10 苦節ひと月 ようやく機体生地完成に |
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急降下爆撃機には必須の
「ダイブ・ブレーキ」がまだ付いていない。
翼下面にもう一工作。
残念ながらこれも可動は不可能なお飾りで。。。
「着艦フック」も未装着。
RC飛行では無用の長物だが。。。
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