工房日誌 製作ダイアリー
 日本海軍九三式中間練習機 「赤とんぼ」 新1/12

 2020.08. 改良新型 1/12 11号機 3530 (水練専用)

 2020.07. 改良新型 1/12 10号機 3530 (水陸両用)

2020.08. 1/12 11号機 3530 (水練専用) NEW
 前作踏襲 機体構造はほとんど変わりなし。
 フロートを変更
 =旧式のズンドウ型にして後部体積を増加。
 水上静止姿勢での尻下がり防止のため。
 実機でもストレートなカマボコ型だった。前作では
 あんまりにも「ドナルド・カーチス」を作りすぎて
 近代的な紡錘型が癖になっていたのだ。。。
 前作で成功した両側支柱根本のX張り線ピボットのアルミ板も作り付け。
 M型支柱の中央▽は、ご好評の輪ゴムとおし引っ掛けのダミー。
 前作で成功した両側支柱根本のX張り線ピボットのアルミ板も作り付け。
 胴体支柱根本も小変更=旧型と同様胴体内に固定板を追加
2020.08.26 11号機 生地完成 548g 
 生地完成重量 548g 気持ち軽く仕上がった。

2020.07. 改良新型 1/12 10号機 3530 (水陸コンバーチブル)
 通算では20機目にもなる九三中練だが 作るたびに何がしかの改修が加わり、ステップ・アップを
 繰り返し毎回リニューアルのようになってきた。同一機だから完成形はほとんど変わらないのだが・・・
 今回は久々に水練仕様なので、手間と重量増加には目をつぶって水陸両用仕様を奮発。
  といっても機体基本構造は前作と同様。
 胴体下面にもカーブを持たせて丸胴らしく仕上げた
 脚柱(フロート支柱前後)は他の機体同様ベニヤスリット+差込み式で。水練(or陸上)専用ならば
 固定版は差込みエポキシ接着固定でOKなのだが・・・組み立てもちょっと厄介になる・・・
 胴側面縦通材の削りだしで○胴断面が再現できる。
 尾翼の製作
 垂直板は水練仕様の面積拡大型、陸上用にラダー連動尾橇も組込み。
 胴体上部は操縦席まで全開式ハッチで
 おきまりのダミーエンジン こいつがやたら手間を喰う
 タウンエンド・リングだけなので前後とも丸見え。
 カウル内のダミーより倍の手間喰い虫。
 空冷星型エンジンは「の ようなもの」でOKとする。
 天風 寿 瑞星 金星 火星 栄 誉 P&W・・・
 このサイズのスケールなら 気筒数の違いくらいで
 チョット見では何でもそう変わりはない。。。
 スタンド・オフ・スケールとしてはムード十分。
 フロート、支柱の製作
 フロートは最近のスチレン・フォーム一体成型。上下プランク合わせ目にバルサ縦通材埋め込み。
 連結材はカーボンロッド、中央の▽支柱はワゴム通しのダミーで。前支柱は陸用脚支柱と互換。
 後支柱は胴枠前部から固定版をビス止」め。(このため下翼取り付けが後回しになってしまう)
 両用式を生かしての組み立て手順はチト面倒くさい。
(水練専用ならフロートにステーを取付けてから、胴体スリットに差込み・接着だけでOKなのだが)
 @フロント・ステーを組み付け、下面からビス止め。
 Aリヤ・ステーを組み付け、下翼後方胴枠前側から木ネジで固定。
 Bステー間に下翼をいれ、リヤ・ステーを少し後に押さえて、下翼を組み付け。
 C前後ステー根本のピボット上下にステン・ワイヤX字に張り、
 Dフロートの整列、前後の傾き(前下下がり)を調整してワイヤ付け根うをカシメてロック。
 陸用脚と車輪の組立て
 脚の後ろ支柱はワゴム通しのダミー。
 陸練専用の場合は差込みスリット部は
 固定板をエポキシ接着固定でOK。

 欲張ってコンバーチブルにしたいから
 多少のガタには目をつぶって。

2020.08.10 ようやく生地完成 組み上げ状態に (アイコン画像クリック=拡大1280p画像)
 生地完成重量
  陸練型=415g
  水練型=553g
 やはりフロートはお荷物だ。。。

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