工房日誌 製作ダイアリー

ほとんどスケール 第82作 大日本帝国海軍 九一式水上偵察機 組み立て完了
 友あり日本より来る、公園水上機会合?を目指して 下駄履き 新作
 でも何がいいやら・・・ただの箱飛行機じゃつまらないし。。。 どうせやるならクラシック複葉機で。
 でもありふれた普通の下駄履きでもつまらないし。。。マイナーなソッピース・シュナイダーはやっちゃったし・・・
 そこで登場、ご〜くマイナーな潜水艦搭載水上偵察機。それも初期の横須賀工廠試作「横廠一号」か?
 でも、かわいい格好ではあるけど試作で終わったのではマイナーすぎる。そこで続いた「横廠二号」
 実用試験も済んで正式採用になった最初の潜水艦搭載水上偵察機。九一式水上偵察機だ!
 といっても試作二機、川西で八機 しめて十機しか作られず実験機的存在。まさにもってこいじゃアリマセンカ!
 後の「96式小型水上機」「零式小型水上機」そして「晴嵐」とつづく、世界中で唯一日本海軍のみが実用化し得た
 潜水艦搭載水上機のさきがけとなった、意義ある機体なのです。
2007年 4月 6日 水上機会合?を目指して 下駄履き新作 
↑ つくりはいつもどおり、フロート取り付け部強化ていど。

実機の中央支柱は△型で翼中央接合部のみ。
← したがってピアノ線折り曲げで差込み接着に。

防火壁うしろはバッテリー室、カウルをはずして上から搭載。

2007年 4月 7日 速戦即決 一気に完成へ やっぱ干支は 猪 なんかなぁ???  
主翼(一葉半だからやっぱ上翼が主翼でしょう?)取り付けは
中央2点、△支柱の 後ろはPETヒンジでビス止め。
 前は上から貫通で3mmビス・ナットに。
エルロン・ホーンは△を跨いで両側に、6gサーボダイレクト。
(これって Ni11で得たやり方)
 日本とほぼ同時に台湾製格安6gサーボ入荷。待ってました!
 これでやっと小型クラスに、多少でも軽量化に貢献できる。
 ラダー直結尾橇タキシングもないから強度的にもOK。

翼間支柱は上級機同様の針金方式でシッカリと。
フロートは丸蒲鉾型平底のシンプルな型に。でも工作は面倒だった。。。
骨は1.5mm 皮は1.0mmで、ステーは2mmカーボンロッドと脚柱をPETパーツではさんでビス止め。
苦労の甲斐あって双フロートとステー付きで50gで仕上がった!フィルムで総包みだからパンクはしないだろう。。。
前支柱は脚と同じ2mmチャリ・スポークで機体に差込固定、後ろは1.5mmピアノ線
 斜めはいつもの輪ゴムダミー これが着水のショック吸収のダンパーに・・・なるかなぁ。。。
 そしてクライマックス? カウルにはめたダミーエンジン
 瓦斯電 神風一型 空冷星型7気筒 公称130馬力 ・・・ガスデン=なんとも懐かしい響きだ!
■から○へすぼまるカーブ、
簡単そうでなんとも厄介なモールド作り。
作っちゃ合わせ、直しちゃ試しで現物あわせ。
貯めおきコークボトルを大量消費してしまった。
またコーク・ハイの日々を続けなければ・・・

むき出しのシリンダーヘッド、気筒だけ植えつけるのはちと厄介
そこで7枝ドーナツ型に切り抜いたベニヤにバルサを貼って
7気筒作り。指輪のように丸いカウルにスッポリ。
小型軽量を目指す機体になんで・・・そこでまたまた一歩躊躇、
前側のフィン切込みと楊枝プッシュロッドだけで・・・
半日の時間を費やしても、8g重くなっても
このムードはスケール・ファンには格別なのです。
 バッテリー出し入れにカウルをはずすのは面倒。でもせめて下側は密閉防水にしたい。
あえてモーターのシャフトを切り詰めて、7g追加でテーパーコレット式ペラ・アダプターを。
これでペラはワンタッチ、ビス2本はずすだけでカウルが楽に着脱出来る。
 余分なオマケが付いても、生地完成状態で208g。 8g(?やっぱエンジンか・・・)の目算オーバーなら目をつぶろう。

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