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2009年 12月08日 中島「二式水戦」 1/12(2217クラス)新規製作開始 |
零観で習熟し、すでに定石となったデッキ工法?、上下2分割鳥かご張りぼてモノコック工法で。
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平板上でまず上半分。ここで尾翼差込み部を組み込む。尾翼もここで作ってしまいセッティング。 |
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プランクも済ませたら台から切り離し、尾翼リンケージを組み込む。 |
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下半分も同様に。主翼取り付け部分は6mm厚板を適当な形にカット、主翼完成後に現物あわせで。 |
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台から切り離し上下を合体させてモノコック○胴体完成。 |
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防火壁から前のモーターマウント部分を組立て。3mmベニヤの強固なBOXでガッチリ。
防火壁前にフロートメインステー(6mm径カーボンパイプ)差し込み用のガイドBOXも作りつけておく。 |
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胴体最前胴枠とエポキシで全面接着。5mmバルサでカウルまでの延長部をハリボテ。 |
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カウル後端からキャノピー後部まで、胴体上部はそっくり箱型のハッチに。
旧作「隼」で使った手法をさらに操縦席後ろまで延長して、サーボまでそっくり全部上から手入れできる。
当然アンテナ線も支柱を通して実機同様に張ることが出来る。 |
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マウントから前に延長したベニヤの袖に
箱型に枠をつけたダミーエンジンをかぶせビス止め。
複列の栄12型だからシリンダー列もW、
幸いなのは
後列のプッシュロッドは裏側だから省略できる。
フルカウルだからタウネンドリングの旧式機のように
吸排気管まで作らなくてすむ。
大きいスケールなのでロッカーカバーまできちんと再現した。
(複雑な点火コードはきりがないから省略) |
2009年 12月 15日 お次は主翼の製作 |
翼型は実機同様の半対象で忠実に。リブの下側は水平基準線まで足をつけたまま台上で組立て、
完成後切り取り、サンディングで整形する。 |
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スパーは実機とは違って30%位置の単桁で、エルロンヒンジラインを後サブ・スパーに。
カンザシは第2リブまで3mmベニヤで強度充分に。 |
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水上機でもあり主翼の防水も考え、エルロンはあえて中央1サーボでトルクロッドのダイレクト方式に。 |
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一本足の翼端フロートのステーは、
2mmカーボンロッドとベニヤ(ビス固定部)と
バルサの合成。
主翼リブに2mmベニヤの差込み部分を接着。
整流カバーも作りつけ。
↓ダウェルは3mmカーボン2本、
固定ビスも4mmに強化。 |
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キャノピーの製作 ここが一番「ゼロセン」の気を使うところ |
厚バルサでモールドを作り何度も図面写真とにらめっこして修正。ためしショットで作ったキャノピーを胴体ハッチにあわせ、モールド型の細部をさらに修正。複雑な機銃カバーのふくらみも上手くクリヤ。 |
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フィレットの製作 ここも一番工作が厄介なところ |
主翼と胴体に挟んだ1mmバルサにラインを書き込み、現物あわせで切り出した上部のカバーを
カーブにあわせ丸め、何度も修正して、上手く線が出たところで瞬間で接着。胴体との接合部、主翼との
密着をペースト状エポキシパテで微調整。強固なエポ・パテだから薄い先端もしっかり丈夫に出来た。 |
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2009年 12月 20日 裸足のニシキ 完成 |
あとは下駄を履かせれば・・・錦水仙 じゃなくて 二式水戦 |
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いよいよ大詰め 本機のメイン? 大きな単フロートと翼端フロートで完成へ
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2009年 12月 23日 下駄を履かせりゃ 二式水戦 |
フロートはいつもの手法発泡コアのバルサプランク、センターは5mmスチレンで形を決める。
上下にはバルサ5mm角を貼りプランク時の瞬間接着用に。 |
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カット、サンディング、整形後底板から接着。深めのV底に幅広のチャイン材(10mmバルサ)を貼り
滑らかなカーブを削りだす。サンディングとエポキシパテでツルスベに表面仕上げ。 |
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前後カーボンパイプのステーは
フロートに差込みエポキシで接着固定。
リヤステーは主翼補強部のスリットに
▽上部のピアノ線をはめ3mm皿タッピングで固定。
(この固定位置でフロートのセンター調整をする。)
↓メイン支柱の軸は防火壁前の箱に差込み、
マウントの前から2mm長タッピングを貫通させて固定 |
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翼端フロートもいつもの通り。平板のステーを差込み接着。上下とも整流板付きに。
完成後進水式で高さをみて、主翼への差込みを加減して調整、ビスで固定する。 |
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いよいよ 二式水戦 基本組立て完了 |
ついついパワーに頼って手を入れすぎ、生地完成重量は517g、大雑把な計画よりは40gちかくオーバー。
強固で滑らかな仕上がりのエポキシパテが目方喰い。でもその成果は40gには替えられない。 |
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母体零戦11型のイメージもしっかりキープ
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ついに手を出してしまった大戦機 しかも零戦の兄弟。 過去の経験と想い入れをすべてつぎ込んで・・・ |